Furuta フルタさん-至高の中華料理/the 232th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”232日目は中華です。世界中の食通がその味を求めて訪れたという岐阜の「開花亭」。そのオーナーの古田シェフが2014年末オープンさせた、最高クラスの中華料理がいただけるお店”Furuta-フルタ”さんにお伺いしました。

お店は東銀座の一軒家、「Furuta」という銀色の小さな表札、おおよそレストランらしからぬ外観です。
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店内はゆったりとしたカウンター8席のみ、清潔で明るく、意外にカジュアルな店内、シェフの古田氏はじめスタッフの方も雰囲気良くリラックスして料理を楽しめる環境です。

まずは、こちらからスタート。

“トリュフ玉子”
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ご飯の上に卵焼きとトリュフが乗った超贅沢卵ご飯。感覚を活性化する一皿。

“山口県産天然トラフグの四川山椒風味”
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“天然トラフグ白子 フカヒレの上湯(シャンタン)スープ”
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上質過ぎるスープは、白子が混じるとコクが加わり絶品!

“ベルーガキャビアの冷製ビーフン 太白胡麻和え”
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シンプルな料理ですが、今日一! ビーフンの食感も素晴らしく、味付けも完璧! 今までビーフンを重要視していなかったことを謝りたい!

“三十一頭 岩手県産 乾燥アワビの煮込み”
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付け合わせは鶏肉、チンゲン菜。 食感最高。アワビの戻し汁のソースも非常に美味しい。

“ロワール産ホワイトアスパラとトリュフと松葉ガニの春巻き”
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これも絶品!皮を開けるとスープ上になったアスパラがとろり。 トリュフ、カニも贅沢に入っております。幸せ〜。

“チョウザメの金ビレの土鍋煮込み”
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熱々で香りも素晴らしい。フカヒレの太い部分だけを選りすぐった超贅沢品。 食感の良さが凄く、フカヒレって美味しい!と初めて感じた逸品。

“三陸産 黒アワビ肝ソース”
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緑色のはチンゲン菜のソース。これもソースが絶品。

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中華饅の皮のようなフワフワでほんのり甘い花巻にソースを付けていただくと美味しすぎ!

“熊鍋”
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furu18もはや珍味であるツキノワグマ。熊のお肉は初めていただきます。 お肉はやや固めですが、まったりとした脂部分が特徴。 出汁が染み出たスープ、シャキシャキのキノコ(柿の木茸?)も美味しい。

〆のご飯ものは8種類程度からいくらでも食べられ、お願いすればアレンジもしてくれます。 しかし、ソースもスープも全部飲んでしまったせいかお腹がパンパン! 3種類を少量お願いしました。

“玉子とザーサイのチャーハン、桑名産ハマグリのつゆそば、陳麻婆豆腐”
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furu14furu15麻婆豆腐はお腹が空いている状態で食べたかった!

“杏仁豆腐 ウミツバメの巣”
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贅沢に乗った燕窩、美味しいに決まっております。

“白イチゴ、オレンジ、茶アイス、茶葉飴”
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この辺りは既に腹十分を越えており意識が遠いのです。

いただいた日本酒、”醸し人九平次(愛知)純米大吟醸 別誂”も絶品でした。シャンパンのようなボトルに入っており驚きでした! ワイングラスでいただきましたが、一片の雑味なくとても高貴なお味。大吟醸が少し苦手な私でもとても美味しくいただきました。

なかなか高額な支払いとなりますが満足度は高く、また来てみたい!と思わせるパワーがあります。 シェフもタイミングよく話しかけてくれますし、お店の雰囲気、料理共に中華の香りが強過ぎないのもよいですね。 中華であって中華でないような不思議な感じ。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にもお立ち寄りくださいませ。

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