パリの朝市|明るいリラックス感が魅力/the 224th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”224日目、本日は久しぶりにフレンチです。松屋通り沿い、昭和通り付近にある”パリの朝市”さんにお伺いしました。
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オレンジの可愛いカタツムリの看板が目印です。

店内はカジュアルながらも明るく上品で、フランスの上流家庭のリビングという雰囲気。存在感のある大きな丸テーブルがそれを醸し出すのに一役買っているのだと思います。客層は銀座らしいおっとりしたご婦人が多いようでしたが、このお店にとてもよく合っていますね。

本日はお正月期間なので¥3,800、¥5,500(w/o tax)のコースのみ(普段は¥2,600のコースも有り)。本日は”Bコース” ¥3,800 をお願いしました。

“小海老・百合根・アボカドのミルフィーユ仕立て”
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いきなり素敵な一皿!大好物の百合根です! 3つの素材がよりそうように仲良くまとまっております。アボカドは少し苦手ですが、クセがなく美味しくいただけました。

“コショウダイのポワレ 焦がしバターソース”
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身は淡白ですが、皮がパリパリで好み。 華やかな香りのソースが美味しい。

“イベリコ豚のグリエ 緑胡椒添え”pari4
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こちら絶品。ポーションは小さいですが旨味が凝縮している感じ。幸せなお味です。

デザート “洋ナシのコンポート、プリン、ショコラケーキ”
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最後は美味しい”コーヒー”で。
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安定感のある丁寧なお料理とサービス、お店の温かみとリラックス感がよいですね。フレンチの多い銀座ですが以外とない、感じのお店かとの印象です。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

“パリの朝市”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

スリオラさん-モダンスパニュッシュの名店/the 200th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、200日目は、初のスペイン料理。ミシュラン2つ星、麻布十番の人気スペイン料理店が銀座に移転したとのことで、早速お伺いしてみました。

場所は銀座6丁目、1階にバーニーズ ニューヨークさんが入っている“交詢ビル”の4階でございます。
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7丁目に移転した”レストラン よねむら”さんがあった場所で、店内もほぼそのまま使用されているようです。 赤い椅子が黒い椅子に変更されており、よりシックな雰囲気。オープンキッチンの前の、奥行きの広いL字型カウンターもそのまま。このカウンターすごく好きです。席間はゆとりを持ってとられております。

ランチメニューは¥4,800、¥6,800の2コース。3つのメイン料理から何品選ぶかで値段が変わります。本日はメイン料理2品の”¥6,800(w/o tax, サ別10%)のコース”をお願いしました。

“米粉チップ、クラッカー”
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料理の前の一口。オリーブオイルがたっぷり入ったクラッカーが美味。

パンはフォカッチャのようなタイプでお代わり自由。
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オリーブオイルを練りこんでいるため、そのままでも美味しいです。

“パン コン トマテとシマエビ”
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トマトを染み込ませたパン コン トマテ。 外側にカリッとしたパンを巻いており食感が楽しめます。

“アホ ブランコとレアに焼きあげたホタテ”
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目の前でアーモンドベースの冷製スープを掛けて仕上げていただきます。 にんにく(=アホ ブランコ)が仄かに香り、甘酸っぱく暑い時期にぴったりの一品。マスカットとも合うんですね。

“白イカのブランチャとココナッツのボンボン”
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食感がもの足りないため中には歯ごたえの良いサラダが仕込んであります。ボンボンを割ると中から溢れ出るココナッツミルクを、イカと絡めていただきます。少々エスニックな雰囲気もいたしますね。イカスミを浮かべた、イカの身とワタを使ったソースは豊潤な香りで美味。

“イトヨリのブランチャ サフランライスのソース”
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付け合せは小タマネギとアーティチョーク。見た目も美しいお料理です。透明感のある白に、赤い部分がうっすら残る美しい火の入れ方。イトヨリは身が薄く火が通りやすいため、重ねて焼いているそうです。 スペインらしいソースも面白い。

“イベリコ豚ロースのアサード 揚げナスのトマトジュレ寄せ”
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付け合せはジロール茸(アンズタケ)のオイル煮。 豚は歯ごたえはしっかりあるが、不思議と柔らかく美味!そして思ったよりさっぱりとしておりました。キルシュとシェリー酒を使った甘味のあるソースとお肉の相性は抜群でした。

ここでメニューには乗っていないが余裕があるなら是非お米料理をとのアナウンス。 もちろん通常ポーションでいただきます。

“豚足と椎茸のアロス メロッソ”
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米から出るデンプン質を利用して作るお粥風な料理です。 スペインの三大米料理の1つだそうです(他パエリア、アロス カルドソ)。食材から出る出汁が効いていおり美味! おそらくスペイン産だと思われる大きい松の実も良いアクセントに。

“オレンジ・チョコレート・コーヒー”
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上には食感の良いカカオニブ、中には冷凍オレンジ、チョコレートアイス。 こちらも意外とさっぱり食べられます。

“小菓子”
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ライムエキスの入ったボンボンショコラ、チュロス、ホワイトチョコ、ラードを使ったスペインのお菓子4種。小さいですが1つ1つ手が込んでおります。

最後は美味しい”コーヒー”で。ごちそうさまでした!
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料理の提供はゆっくりめで丁度2時間でした。ボリュームがかなり多いため、これくらいのゆとりは必要でしょう。しかしこの内容で¥6,800とは・・・相当お得感がありますね。

味はスペイン料理らしく味付けはしっかりしていましたが、後味は非常に良かったです。 感度も高く、メリハリもあり飽きさせないコース料理。 モダンフレンチとも確かに違う初体験のモダンスパニッシュ、新鮮でした!

銀座にまた魅力的なお店ができて嬉しく思います。 本多シェフに話を聞けて、仕事も垣間見れるカウンター席がお勧めですね。 スペイン料理、ちょっとはまりそうです。またお伺いいたします。

“スリオラ”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

場所はコチラです。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ 。