あけぼの|皆和やか、空気感も最高な老舗とんかつ店/the 385th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」385日目、本日は実は皆大好きとんかつです。有楽町駅前「交通会館」の地下1階の「あけぼの」にランチ訪問いたしました。

「あけぼの」は1962年(昭和37年)の創業。全体的に昭和な雰囲気漂う交通会館、交通会館は1965年開業ですので、創業後こちらに移転したと想像されます。

平日11時05分にお伺いすると、カウンター10席のみの店内、すでに満席。。。今日こそはと思っていたので外で待つことにいたしました。 お店の前に丸イス、次いで店内の超簡易ベンチに移動し15分ほどで念願のカウンター席へ。事前に聞いてくれるため料理が出てくるのは速いです。

お願いしたのは人気の・上かつ丼 ¥1,300

分厚いカツと溶き卵の組み合わせ、本当美味しそうです。衣はややしっとり、カツも柔らかく、ボリュームもたっぷり。ほの柔らかな卵も美味しく理想的なかつ丼です。煮干し出汁が利いた豆腐の味噌汁も良いですね。

追加で頼んだ・アジフライ ¥200

アジを開いて揚げた定番タイプ。こちらもレモンを絞って美味しくいただきました。

こちらに・サラダ、お新香付き

 味も美味しいのですが、お店の空気感も最高です。

また後日お伺いして・ひれかつ定食 ¥1,700 + ・カニクリームコロッケ単品 ¥200 をお願いしました。

メニュー表の横にも記載がありますが、他のものより時間がかかり十数分で到着。ご飯はけっこう大盛りです。

いわゆる棒ひれかつ、芯はほんのり赤みを残した揚げ具合。

時間がかかるのも納得です。 甘みもちゃんと感じられる柔らかなヒレは期待以上の美味しさ。大きなカニクリームコロッケも滑らかで優しい美味しさで理想的な仕上がり。トンカツもコロッケも噛むとザクッと音がする衣の食感が素敵です。

爽やかな大将、和やかなお店の空気感に心も満たされました。親方さん始めスタッフ4人の連携が素晴らしく、見ていても気持ちが良い。そして親方と女将さんは常連さんと過度に喋り過ぎることはなく、良い距離感で交流されており、聞いているとコチラも心が安らぎます。 お世辞にもお店も綺麗とは言えず、お店も席の間も狭いのですが、皆んな和やか。この空気感の中でいただくとトンカツが一層に美味!

お店を出た11時半頃。いつもの光景ですが、あけぼの、大正軒、ひょっとこの3店の前はお腹を空かせたビジネスマンで溢れています。

銀座、有楽町で働く人たちのオアシス、大事な交通会館です。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

料理とこの張り紙に全てが表現されています。とにもかくにも自家製であふれる有楽町のとんかつ店、素晴らしいです。


銀座 寿こう|心の底からの寿こう最高!/the 384th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」384日目、前回に引き続き和食の新店、銀座5丁目、西五番街沿い「西五番街ビル」の6階に8月オープンした「寿こう」にランチ訪問いたしました。

銀座2丁目にある和食の名店「座屋」から独立された中野大将のお店です。ランチは¥5,000、¥8,000の2種、本日は・ランチおまかせコース ¥8,000(サ別10%, w/o tax)をお願いしました。 元はおでん屋とは思えない綺麗で上質感のある店内。

BGM無し、銀座の喧騒も全く聞こえず静謐です。一直線のカウンター7席に個室2部屋もあるそうです。まずはこちらから。

・ゴマ豆腐の陶板焼き

炭焼きして最終的に熱々の陶板へオン。醤油をかけると陶板で熱され鼻腔にメガヒットで空腹感マックスです。外はカリカリ、中はフワッとゴマの香りもしっかりして絶品!期待が高まります。

・アワビとイチジクの天ぷら

好物のイチジクは実山椒ソース、面白い組み合わせですが甘味と辛味のバランス、とても良く合っていました。アワビは肝ソースで間違いなしの美味。

・真鯛、ウニ

食感のプリプリした淡路の真鯛の刺身。からすみ塩と海苔醤油でいただくのですが、この薬味が優しいお味でとても良く、ウニと海苔醤油の合わせが最高。海苔醤油は酒のアテにも最高です。

続いて以前のお店からの名物登場。

目の前で藁焼きする様子を見られるようになっており、燃え盛る炎が迫力満点。

・カツオの藁焼き

煎り酒醤油をたっぷり付けていただきます。はい美味しいに決まっています。ここがマックスかと思いきや勢いは全く衰えず!

・ハモとマツタケの小鍋

まだ出始めのせいか、そこまで強烈な香りはありませんが松茸とハモは仲良しです。 ハモは技術の差が出やすいと思いますが、流石の仕上げ。ボリュームもたっぷり滋味な出汁もとても美味しいです。

・サンマの炭焼き

ここで念願のサンマの塩焼き!サンマは何度かいただきましたが、塩焼きは初! 大根おろし醤油をたっぷり付けてサンマが爆裂。日本人の魂をゆさぶる秋最高クラスの口福感です。カリカリの骨も美味しい。途中でスダチ皮を振りかけさっぱり味変。素晴らしい!

・毛ガニの茶碗蒸し

上にはカニ味噌餡、中はぎっしりの毛ガニの身、凄っ。シャキシャキとした長芋が食感のアクセント。

・白アマダイとマツタケの椀

この値段でこの内容、大丈夫!?っと心配になっていまいました。アマダイの火入れも完璧、最っ高!!

最後は貴重な奥戸さんで炊き上げる土鍋ご飯。

これが「寿こう」のスペシャリテということで最後までワクワクです。やや固めの炊き具合で蓋を開けた時に広がる香りが素晴らしい。お米は「にこまる」と「ヒノヒカリ」の掛け合わせだそうです。

まずはそのまま・白飯

個人的にはもうちょっと水分多めの方が好きかもと思いましたが、今後の展開で理由が判明。

続いて宮崎の卵を使った・卵ご飯

このビジュアル!今まで食べた中で一番美味しい卵ご飯かも。絶品!

さらに鹿児島の鰹節を使った・おかかご飯

香りがもう、ズバリ「銀座のねこまんま」。毎日食べられるなら猫となって生きるのもよいかもしれません。

最後は大きなお焦げを沢山いただき大満足!

デザートはシナモンたっぷり濃厚・カボチャのプリンで締め。

オープン仕立て、しかもご紹介でお伺いしたのでサービスもあったと思いますが、昼から凄かった。好物連発で完全にはまってしまいました。料理だけ見るとパワースタイルのようですが、繊細さも十分。座屋は高知県の食材をメインに扱うお店でしたので、その縛りからも解放された大将、恐るべし。技術の高さはもちろん、料理や動作から探究心、研究心の強さがひしひしと伝わってきました。

一見クールな大将の意外なユーモアも炸裂、沢山笑わせてもらいました。サービスの方は以前も一緒に仕事されていた方、若い料理人の方も初々しくお店の雰囲気、サービスも素晴らしく、とても楽しい2時間でした。 奥戸さんや炭の使い方に馴染んでくると、絶対もっと美味しくなるはず。寿こう最高!!またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

「寿こう」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。


馳創 吼龍|素敵な空気感の中、優しい吼龍/the 383th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」383日目、本日は9月3日に銀座5丁目、歌舞伎座近くにオープンした和食店「馳創 吼龍」にランチ訪問いたしました。

1階に和食の名店「井雪」が入っているビルの5階。ビルも新築ですから全体的に綺麗です。そして和食店らしい清涼感、モダンな茶室のような雰囲気を感じる店内。

カウンター5席に個室もいくつかあるようです。 ランチは基本的に¥4,800(w/o tax)のコースのみですので、そちらをお願いしました。まずはこちらから。

・丸ナス、毛ガニ、ツルムラサキ

上にはさっぱりとしたジュレがかかり、ナスも一手間加えて美味しく仕上げられています。 9月9日は重陽(菊)の節句ですので、季節感が素敵な前菜。

・焼きゴマ豆腐

以前お勤めの和食店の時からの名物で、お客様からのリクエストも非常に多いそうです。 外はさっくり、中はとろりとまるで白子のような食感。豆腐自体のゴマ味は弱いので、ゴマだれで補完。好物の銀杏がほくほくで嬉しいです。

・ハモ、冬瓜、オクラのお椀

出汁は定番の昆布とカツオ節ですが、メジマグロ節を加えて甘みを出しています。大将はすっきり仕上げとおっしゃっていましたが、奥行きのあり、飲みごたえのあるお出汁との印象でした。美味。

・カツオのタタキ

量感も良い宮城産の戻り鰹。程よく脂も乗っており日本酒が欲しくなります。

・タチウオ炭焼き

口直しのリンゴのガリがユニーク。

・ホタテ、イチジクの炊き合わせ

上には甘長唐辛子、白い粉は片栗粉、ではなく生姜オイルと塩を合わせたものだそうで、濃い味を想像したのですが、さり気ない風味。甘みのある素材との相性抜群です。

今までの内容と価格から白ご飯かと思ったのですが、炊き込み御飯!

しかも好物のサンマ!!

・サンマとゴボウの炊き込み御飯、お新香、トマトとミョウガの味噌汁

アサツキもたっぷり、何も言うことのない美味しさです。2合全部食べられたのですが、残ったらお握りにしていただけると聞いて、そうしていただきました。また別の美味しさを期待できそうです。 そしてちょっと変わったトマトの味噌汁、キューちゃん始めお新香も美味しく。

デザートは・酒粕プリン

苦味のないカラメルで上品な甘さに仕上げてあります。酒粕アイスも美味しいですが、プリンも良いですね。これで終了かと思ったらデザートもう1品。

さっきから炭で焼いていた小さく丸いものは・月見団子でした。

もちもち感はありませんが、絹ごし豆腐をブレンドしてさっぱりと、小豆もごく甘さ控えめで、最後に食べても重くならないように優しい仕上げです。

どの料理も気の利いた一手間が加えられており、確かな技術を感じます。店名は「馳創吼龍」と厳しいですが、色々優しい和食店。この品数品質でこの値段ですからランチのコストパフォーマンスは非常に良いですね。和やかで笑顔の素敵な高木大将始めスタッフの方々皆様非常に雰囲気が良く、サービスも完璧、チームワークの良さを感じました。味はもちろんですが、料理をいただく環境もとても大事です。

夕飯代わりにお握りをいただきましたが、サンマの香りと脂が良くご飯に沁みており、冷えていても大変美味しくいただけました!

コンビニで発売されたら大評判になること間違いなしです。またお伺いいたします。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

「馳創 吼龍」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。


銀座かつかみ|色んな部位を少しずつ、ニュータイプのとんかつ店/the 381th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」381日目、本日は8月21日に銀座5丁目、みゆき通り沿いにオープンしたとんかつ店「銀座かつかみ」にお伺いいたしました。

当ブログでもご紹介させていただいた和食の名店「喰善あべ」が入っている都ビルの5階、みゆき通りとすずらん通りの交差点です。

エレベーターを降り、ドアを開けるとすぐにカウンター席、奥にはテーブル席もあるようです。ほどよく高級感があり、ほどよくカジュアルな落ち着いた雰囲気です。 ランチは¥2,500からありますが、本日は¥3,500のランチコースをお願いしました。

まずは・キャベツの浅漬け、はりはり漬け

さらに千切りキャベツ。キャベツに使うニンジンのドレッシングはかなり濃厚です。

こちらの面白いのは少しずつ、色々な部位のトンカツがいただけること。ありそうで無かったスタイルです。ご飯、なめこ味噌汁も到着し、まずはこちらの部位から。お肉は山形県産の米澤豚を使用しています。

・ヒレ

上にたまった肉汁を飲んでからカツをいただいてくださいとのこと。とんかつを器にして飲む肉汁、期待した通りの甘み。肉も柔らかで甘〜。岩塩付けるとなお甘〜い。美味!薬味はソース2種、辛子が用意されるのですが、ほとんど塩のみでいただきました。

・ロース

見るからに美しいシルキーな断面。普段ロースは食べませんが、いわゆる脂っこさは全く無く、肉質良く美味。控えめな薄い衣も好みです。

・肩ロース

かなり力強い肉の味。少しずつ出てくるので味の違いがわかりやすくて楽しい!

・しんたま(もも)

希少部位のしんたま。とんかつで食べるのは初めてかも。噛むと上質なジュースがジュワリ。適度な歯ごたえと旨味が素敵。 車海老はいらないなと思ったのですが、とんかつがとても美味しいので追加オーダー。

・車海老 +¥1,000

車海老と名乗っておきながらサイズが小さいものが出てくることがよくあるのですが、こちらのはご立派。味噌の入った頭からかぶりつき。オレンジ色の卵も入った大当たり。プリプリで美味。頼んで正解。

・メンチカツ

こちらも肉汁たっぷり。今まで食べたメンチカツの中でもトップクラス。ご飯と合うのはもちろん、このジューシーな感じはパンに挟んで食べても目茶美味しいそう。

最後は好物の・カレーライス +¥300 もオーダー。

カレーも豚肉ミンチがたっぷり入って、程よいスパイス感で美味。あと数杯は余裕で食べられそうです。 とんかつで¥3,500と聞くと、かなり高価格に感じますが、それに比例した満足感は十分有り。肉自体が美味しいのはもちろん、ギュッと閉じ込めた肉汁が素晴らしく、すぐに人気が出そうな香りです。

大将も最初ちょっと怖い方かな。。。と思いきや、とっても優しい方でした。 夜の予約は2名からでさらに色々な部位が少しずついただけるとのこと。とんかつ好きとしては必ずお伺いしたいと思います。とんかつの新世界、ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。