鰻ひつまぶし備長、サラマンジェetc|やっぱり鰻が食べたい土用の丑の日2019/the 436th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」436日目、本日は土用の丑の日ということで、色々問題とはなっていますが、やっぱり食べたいウナギです。本日はウナギの美味しい銀座のレストラン3店をご紹介いたします。

まずは名古屋発のうなぎ店「鰻ひつまぶし備長 三越銀座店」、マロニエゲートに続き2店目が昨年10月、三越銀座11階にオープンしました。銀座のデパートらしいシンプルではありますが、明るく落ち着いた店内、組子の壁面が良い感じです。

備長といえば名古屋飯の代表格の「ひつまぶし」ですが、本日は・うな重 ¥3,880(w/o tax)、お吸い物を ・肝すい +¥150 にグレードアップしていただきました。

東京と違い、名古屋は蒸さずに焼く「地焼き」ですが、出身地もそうであるため違和感なく、むしろ懐かしく感じます。脂が乗りすぎですと厳しい場合がありますが、丁度良い塩梅の三河産ウナギを使用。

パリッとした食感とやや辛めのタレがよく合っており美味しいウナギです。

銀座三越でこのボリューム、この価格なら十分満足、あっと今に完食してしまいました。私以外は全ての方がひつまぶしをオーダーしているようでした。東京では、なんちゃってひつまぶしを出すお店も多い中、正当なものを出すこちらのお店の人気があるのも納得です。 ずいぶん東京風に慣れてしまいましたが、たまには地焼き、とても良いです。ごちそうさまでした!

続いては当ブログでも数回ご紹介させていただいている銀座7丁目、数奇屋通り沿いのビストロ「サラマンジェ ド イザシ ワキサカ」の夏のスペシャリテ、フランス的ウナギ料理がこちら(前回のサラマンジェの記事はコチラ)。

・ウナギのマトロート ¥6,400

日本料理ではあまり見られないぶつ切りウナギ、古典的な料理ですが、こういう料理をいただくとフレンチの凄さを思い知らされます。付け合わせはプチオニオンとマッシュルーム、ベーコン、ジャガイモと菊芋のピュレ。繊細な仕上げで臭みは一切なし。骨はありますが、スプーンで軽く押すとあら不思議、身が左右に綺麗に骨から外れてくれます。

身はトロトロ、サイズは通常ですが、味、香り、正しくウナギ、ウナギらしい旨味もしっかり凝縮されており絶品、そして赤ワインと野菜、ウナギ出汁のソースがこれまた絶品。

ウナギ×ウナギの旨さのシナジーは和食にはあまり見られないものかもしれません。ウナギの価格は高騰していますので、このボリュームでこの価格はむしろリーズナブルに感じます。余韻も素晴らしい料理です。

デザートも美味しいサラマンジェ、季節限定の・ペッシュ(ピーチ)メルバ ¥900

完熟桃とバニラアイスの定番デザートは酸味の強い白ワインのジュレがアクセント。桃の美味しさを生かしたストレートなお味で美味です。ごちそうさまでした!

最後は以前もご紹介した「キュイジーヌ ヤマグチ ワイン&サケ」で不定期で密かに開催されるボニュ河島シェフコラボディナー「鰻の会」から。和食店に多いカウンタースタイルは、目の前で調理を見られるライブ感も素敵です(前回のキュイジーヌ ヤマグチ ワイン&サケの記事はコチラ)。

高知県仁淀川の800g程度の天然鰻を炭火で焼いていきます。

串で刺しながら焼くことで余分な脂を落とすというオリジナルな焼き方。「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」という言葉もありますが。。。

美味しそうに焼かれていくウナギ。美味しければそれで良しです。

短時間で焼き上げ完成。

・天然ウナギの炭火焼き

皮目はパリパリ、身はふっくらという見事な仕上がり。下にはウナギの使用しない部分(頭や内臓など)をミキサーしたソース。ウナギって美味しい魚だなと実感させてくれる美味しさです。

続いて焼き上がったのは、先ほどより小さい養殖ウナギ。

どんな形で提供されるのかと楽しみにしていましたが、こうなりました。

・ウナカツサンド

食パンは銀座ポンパドウル製。河島シェフによると「一回やってみたかった。」だけとのこと。初めていただきましたが最高です。ビーフカツよりよっぱど贅沢なカツサンドかもしれません。ごちそうさまでした!

暑い日はやっぱりウナギを食べて精力を付けたくなります。来週から35度を越える暑い日が続くということですので、皆様何卒ご自愛下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプル銀座にも遊びに寄ってくださいませ。

追伸:河島シェフの変な料理

夏に美味しいゴーヤと笑顔の河島シェフ。先ほどまでホイルに包まれ炭火で焼かれていました。あやしい切れ目が入っているのが分かりますが。

中にはまさかの鮎!!

お味は、ご想像にお任せいたします。

銀座 鰻せいろう 高之屋|福岡名物 鰻せいろ初体験/the 431th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」431日目、本日はウナギです。福岡県柳川市の名物であるウナギのせいろ蒸し専門店「銀座 鰻せいろう 高之屋 こうのや」にお伺いしました。

場所は銀座5丁目、中央通り沿いイグジットメルサの7階。

惜しまれつつ閉店してしまった洋食店「銀座古川」後に2019年6月21日にオープンしました。

外からウナギを焼いたり、蒸したりする様子が見られます。

こちらのお店2019年4月に新橋にオープンし気にはなっていたのですが、店名に銀座と着くからには正真正銘「銀座」にお店ができて嬉しいです。

商業施設らしいテーブル席のみの落ち着いた店内。

鰻せいろ以外にも普通のうな丼、蒲焼、白焼き、鰻巻きなど通常のウナギ料理も一通り用意があります。楽しみなせいろ蒸しの前にこちらから。

・鰻串3種盛り ¥1,200(w/o tax)

白焼き、蒲焼き、肝焼き、シンプルに蒸し焼きです。塩で食べる白焼きはワサビが欲しくなりますが、厚みもしっかりあり美味。肝焼きはかなり苦味が強めで目が覚めます。

・鰻せいろう蒸し(上) ¥2,800→¥1,800

肝吸い(こちらも苦い)、漬物付き、6月30日までオープン記念で千円割引の1,800円でいただけます。蓋を開けると鰻タレと新しい蒸篭の木の良い香り、錦糸卵で彩られた中身は非常に熱々です。

焼いてから蒸していますので、ウナギはもっとフワッとした仕上がりを想像していたのですが、やや固め。

ただウナギ、ご飯共にタレがしっかりと浸みています。 もちろんウナギ自体も美味しいですが、タレとウナギの脂によるご飯の美味しさと一体感がポイントでしょうか。きっと福岡の老舗店ですとタレが違うので、余程美味しいのかと想像されます。

鰻せいろは初めていただきましたが、たまにはこういう食べ方も良いですね。お得な期間にもう1回行ってしまうかもしれません。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

銀座 吉兆|満足感に浸る料亭の鰻御膳/the 307th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」、307日目です。暑くなると精を付けるために食べたくなるのが鰻。本日はウナギ専門店ではなく日本料理店「銀座 吉兆」さんにお伺いしました。

「吉兆」といえば大阪発の高級料亭で、帝国ホテルにも店舗がありますが、本日は昨年銀座2丁目、中央通り沿い、カルティエが入っている大倉ハウスの4階のお店にお伺いしました。「吉兆」と聞くだけで敷居が高い感じがしますが、最上階は世界一の朝食で有名な「ビルズ銀座」で、何となく入りやすい雰囲気です。

「銀座 吉兆」さんは、もともとホテル西洋銀座内で営業されていたのですが、2013年にホテルの営業が終了、昨年この場所で復活しています。

エレベーターを降りると悠々と続く廊下があり、その奥に受付がございます。

事前に電話をしていたので、スムーズに入店できました。 個室も沢山あるようですが、テーブルが6卓ほど並ぶ大部屋で。テーブル毎に障子風パーテーションで区切られています。同部屋に他にお客様がいらっしゃらなかったこともあり、銀座の中心ですが、とても静やかで清浄な雰囲気です。

ランチはコースの他鯛茶漬けなどもありますが、お目当ては・鰻御膳 ¥6,480(サ別10%)なのです。

まずは食前酒として・梅酒

そして前菜と続きます。

・前菜 雲丹と湯葉のジュレ、パパイヤサーモン巻、卵焼き、イカ卵サンド、サツマイモ、松風、鴨ロース、ヤマモモ

目にも鮮やかな料理たちは、どれも美味。最近とんとお見かけしないヤマモモが良いですね。

ご飯は釜で炊いていただけるようで、30分ほど待ちます。

まずはご飯が到着。

続いて待ちに待った鰻が登場。

美味しそうです!

早速鰻(愛知県産)をいただきます。

美味しいです!厚みはありませんが、外はカリッと、中はしっとりとした素敵な仕上がり。

次にご飯に乗せて。

こちらも絶品。ご飯が美味しいのが最高です。お米は新潟北部の岩船産コシヒカリ、それ自体が美味しいのはもちろん炊き具合も完璧!ご飯だけでも美味しくいただけます。

・山椒、タレ、お新香も大変美味しいです。

通常鰻をいただく時、山椒(特に瓢箪型容器のもの)は香りがきつ過ぎるためほとんど使いませんが、こちらの白い山椒は慎ましい香りが素晴らしく、沢山かけてしまいました。山椒だけで食べてみましたが、それだけでも美味。

・肝吸い

肝もたっぷりと入っており、料亭ならではの上質なお出汁です。

最後に肝心の最後は手の込んだ可愛い・カプチーノゼリーまで付いてお腹も心もいっぱい。

食後は熱いお茶を飲みながら満足感に浸らせていただきました。 サービスも上品で落ち着いており、それでいて堅苦しくなく大変過ごしやすかったです。 お値段だけ見ると割高に感じますが、鰻以外も美味しく、それ以上の満足度はございました。 やっぱり良い和食店の鰻は、格別美味しいです。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にも遊びに寄ってくださいませ。

鰻 ひら井、竹葉亭 本店|次の土曜は土用の丑の日/the 257th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”257日目です。7月30日の土曜日は土用の丑の日。最近話題の鰻味の鯰もいいですが、やっぱり鰻味の鰻が一番。ということで銀座の美味しい鰻店2店をご紹介いたします。

まずは銀座の隠れ家的な鰻店”割烹 鰻 ひら井”さん。場所はかなり分かり難いです。中央通り沿いのシャネル、アップルストアがある裏側の通り。老舗キャバレー”白いバラ”の正面。
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“鮨一”さんの看板が出ているところから奥に入れます。

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カウンター5席とテーブル3卓の小さいお店。鰻とトロロを絡めた「うなとろ丼」発祥のお店ということでも有名ですよ。

本日は数量限定の”うな丼” ¥2,160をお願いしました。 注文を受けてから蒸し焼きにするので、30分ほど待ちます。時間はかかりますが、こういうお店は美味しい鰻が期待できそうです。

やってきたうな丼は、見た目がもう美味しい!
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乗っているのは2切れですが、肉厚でボリュームたっぷり。火の通りと照りも素敵です。 濃厚なタレは甘いがしつこくなく、塩気を強く感じましたが、後引くお味。 脂の乗った鰻とよく調和しており、非常に美味!固めに炊かれたご飯は量が多いのですが、タレが良い具合に染み込んでおり食べ飽きませんでした。

でもちょっと多かったので、次回は少なめでお願いしてみようと思います。 お吸い物と厚めに切られたお新香も、とても良かったです!

店名の最初に「割烹」と付いているだけあり、夜は鰻以外のメニューも豊富。黒板に書かれていましたが、美味しそうでした。特に”自家製ビーフシチュー”、気になりますね。 見るからに職人風の大将は一見とっつき難いのですが、お見送りの挨拶は丁寧で気持ち良かったです。ごちそうさまでした!

続いて2店目は”竹葉亭”さん。言わずと知れた銀座の超有名鰻店ですが、晴海通り沿い三越前の銀座店ではなく、築地近くの料亭街にある本店がお勧めです。ビルの中でほっと安心する風流な一軒家。
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今回は夜お伺いしています。入り口が2つありコース料理のお座敷席(左)と、鰻丼だけを食べられるテーブル席(右)に分かれています。いつかは左の入り口を使ってみたいものです。店内は落ち着いており、着物姿でのサービスが本当にしっくりと来ます。鰻丼の前にまずはコチラ。

“うまき” ¥1,620
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芸術的に均整のとれた見た目。サイズも大きく、とろけるような甘みで、とっても美味しいです。 はじかみも付いており、メインの前にお口直し。期待が高まります!

“鰻丼(A)” ¥2,592
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待ちに待った鰻丼!お新香、肝吸い付き。

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ほどよく身の締まった柔らかさに、くせのない甘辛いタレ。美味! タレの沁みたご飯も美味しくあっという間に完食。

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澄んだお色とお味の肝吸いも絶品でした。駅からは少し距離がありますが、本店は銀座店ほど混雑しておらず、落ち着いた空気の中でいただけるのも良いですね。 ごちそうさまでした!

30日の土用の丑の日は銀座で鰻はいかがでしょうか。お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にもお立ち寄りくださいませ。
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