銀座 水野|和食の名店で夏の食材を満喫/the 551th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」551日目、本日は日本料理です。銀座3丁目で10年営業された後、銀座1丁目、昭和通り沿いに移転した和食店「銀座 水野」にランチにお伺いしました。
銀座 水野
「広徳ビル」の1階。外に看板はありませんが、木の扉の奥に店名の書かれた木札が見えます。

以前の店は暗めの洋風とも思える感じでしたが、雰囲気はがらりと変わり、純粋な日本料理店の佇まい。
銀座 水野
カウンター4席に個室3部屋、大通り沿いですが、とても静かで落ち着く店内です。本日は一番お手頃な・ランチコース ¥5,500 をいただきました。

・トウモロコシのすり流し、ゴマ豆腐、生ウニ、キャビア
トウモロコシのすり流し、ゴマ豆腐、生ウニ、キャビア
定番の前菜から、初夏らしい涼やかなお味。

・八寸
八寸
クルマエビと自家製カラスミ、毛ガニともずく酢、マスの南蛮漬け、粟麩とブルーチーズの田楽、アナゴの手まり寿司 どれもしっかり作られていますが、特にアナゴが美味、田楽に軽く使用されたブルーチーズが程よいアクセントになっています。

・淡路産ハモ、エビ真薯の椀
淡路産ハモ、エビ真薯の椀
滑らかに仕上げられたハモは素材の味わい強め、カツオ節と昆布のシンプルなお出汁も、明確で美味しいです。

・トウガンとナスの湯葉あんかけ
トウガンとナスの湯葉あんかけ
こちらも旬の冬瓜、シャキシャキした食感からして清涼感があります。

・ジュンサイの素麺
ジュンサイの素麺

・鮎の塩焼き
鮎の塩焼き
長野県産、骨も気にならず頭から美味しくいただけます。実山椒の入った大根おろしの薬味も良い感じ。美味。

・鯛茶漬け
鯛茶漬け
白ゴマと梅のタレがかかった鯛茶漬け、まずはそのままで。続いてお出汁を掛けて。それだけ飲むとあまり美味しくない緑茶入りの出汁は、タレやご飯と混ざると非常に美味しい。下手をするとチープな印象になるアラレもお店、というか親方のムードに合っており好感触、銀座は鯛茶を出すお店が多いですが、オリジナリティも感じられ素敵。

・レンコン餅
レンコン餅
和久傳ものが有名という京都の和菓子。初めて食べるかもですが、わらび餅とは違ったもちもち感、重量感を感じらます。

リーズナブルなコースですが、しっかりと旬の素材を満喫できて満足感有り。6年ぶりのお伺いでしたが、優しい水野親方の作る料理は、しっかり芯も感じられて美味、良い時間を過ごさせていただきました。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

まんてん鮨 日比谷オクロジ店|リーズナブルに寿司ランチ/the 549th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」549日目、本日はお寿司、リーズナブルな価格で美味しい魚介類が食べられるということで人気の「まんてん鮨 日比谷オクロジ店」にお伺いしました。

場所は有楽町駅から新橋駅間の高架下に2020年9月にオープンした商業施設「日比谷オクロジ」内。
まんてん鮨 日比谷オクロジ店
店内はL字型のカウンター席にテーブル席も数卓有り。ランチは¥3,300からありますが、本日は・ランチおまかせコース ¥6,600 をお願いしました。まずは胃の整える・シジミ出汁のスープをいただいた後料理スタート。

・イサキ
イサキ
山口県産、ほどよく脂が乗っています。赤酢を使った酢飯はどんな種とも調和しそうな主張控えめで柔らかいお味。

・メカブ、ホタテ、子持ち昆布、湯葉豆腐
メカブ、ホタテ、子持ち昆布、湯葉豆腐
つまみも沢山出ます。北海道産のホタテが甘みがあって美味。

・ハタ昆布〆
ハタ昆布〆
ほんのり昆布の旨味。シャクシャクした食感が楽しめる白身魚です。

・蝦夷アワビ
蝦夷アワビ
小さいアワビ1個分。力強い食感は残しながらも柔らかく煮込まれています。肝の苦味が心地良し。

・キンメダイ炙り
キンメダイ炙り
バーナーの焦げ目が美味しそうな金目鯛は脂もしっかり。

・アジ
アジ
大きい釣りアジ、味は薄めですが今が旬の魚は美味しい。上にはネギ醤油。

・アオリイカ
アオリイカ
こちらも今が旬、ねっとりとした食感が特徴的。

・梅茶碗蒸し、煮ダコ頭、シラエビ、ボタンエビ
梅茶碗蒸し、煮ダコ頭、シラエビ、ボタンエビ
富山県のシラエビ、北海道のボタンエビと地方の魚介もいただけるのは嬉しいです。煮ダコの頭はゼラチンたっぷりで美容にも良さそう。

・バフンウニ食べ比べ
バフンウニ食べ比べ
塩と醤油で。ウニが美味しい季節がやってきました。

・ヒョウタンの柴漬け、イクラ海苔佃煮和え、玉ネギトロ、シジミ汁
ヒョウタンの柴漬け、イクラ海苔佃煮和え、玉ネギトロ、シジミ汁
ここで代わり種、玉ねぎを使ったネギトロ、佃煮で和えたイクラはユニーク。シジミ汁もびっくりするくらいシジミが入っています。

・赤身漬け
赤身漬け
軽く醤油に付けた平漬けで。夏の爽やかなマグロです。

・アナゴ塩とツメ、玉子、カンピョウ手巻き
アナゴ塩とツメ、玉子、カンピョウ手巻き

・いなり寿司
いなり寿司
最後はいなり寿司をいただきお腹も満たされます。

・小玉スイカ
小玉スイカ
デザート含め全26品、お寿司は15種類とかなり満足感のあるコースでした。職人の方も仰っていましたが予約不可な3,300円のコースより今回のコースの方がお得だそう。お茶の差し替えのタイミングなどサービスも丁寧、カジュアルで雰囲気も良いお店です。またお伺いさせていただきます。ごちそうさまでした。

「まんてん鮨 日比谷オクロジ店」について詳しくはウェブサイトをご覧下さい。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

鮨竹|米一粒一粒が際立ち美しい清廉な鮨/the 547th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」547日目、本日は皆大好きなお寿司、2014年オープンの鮨の名店「鮨竹」にお伺いしました。

場所は銀座7丁目、中央通りの3本西側の通り沿い「石井紀州屋ビル」の4階。
石井紀州屋ビルの4階
1階も寿司屋で「鮨処いし原」、2階は和食の名店「銀座 安達直人」が入っています。

店内は一直線のカウンター8席のみ。カウンター向かいには昔ながらの寿司種の木札。
鮨竹
静かで清涼感のある雰囲気。竹内史恵親方は「新ばし しみづ」で修行後独立、男性のイメージが強い寿司職人ですが、「鮨竹」の親方は女性です。

・マコガレイ
マコガレイ
酢飯は赤酢を使用し、固めに仕上げられ米粒が際立つ握り。お米の一粒一粒が本当に美しい。噛むほどに甘みが染み出るマコガレイ。寿司職人に女性は向かないなどと言われますが、全くの迷信です。

・アオリイカ、マグロ赤身、トリガイ、カスゴ昆布〆
アオリイカ、マグロ赤身、トリガイ、カスゴ昆布〆
ねっとりと舌に甘みが絡む大好物のアオリイカ、通常は酢〆にするカスゴは昆布〆で、しっかり昆布の味が感じられ美味。今年はトリガイは不漁だそう、サイズは小さめですが、独特の香りが心地良し。

・コハダ
コハダ
銀地に黒の斑点が美しいコハダはしっかり酢を効かせて。最近あまり酢締めせず、ふんわり仕上げる所も多いですが、個人的にはある程度強い酢締めが好きです。

・シャコ、カツオ、タコ、アジ
シャコ、カツオ、タコ、アジ
かなり大振りのシャコは子持ち、サバサバというかホロホロというか独特の食感と味わい。鹿児島県出水のアジも肉厚で脂乗りが素晴らしい。

・赤貝
赤貝
フォルムも美しい赤貝は、宮城県閖上のもの。滑らかな食感に小気味良い歯ごたえ、口の中に海を想像させる旨味が広がります。

・煮イカ、車海老、ウニ、穴子煮イカ、車海老、ウニ、穴子
煮イカは印籠詰めではなく、握りで。ウニは下にバフンウニ、上にムラサキウニを乗せて溢れ落ちる寸前、重層感のある旨みにうっとり。穴子はツメと塩で、口の中でとろけます。

・玉子
玉子
玉子も握り(くらかけ)でいただけるのが嬉しいです。間には芝海老のおぼろを挟んで。

・おぼろかんぴょう
おぼろかんぴょう
「鮨竹」のスペシャリテと言ってもよいと思う巻物。かんぴょうとおぼろの甘み、わさびの辛みと酢飯が絶妙にマッチ。美味。

今の時代の流れか、つまみと握りが強制的にセットになっている寿司店が多いので「鮨竹」のように、好きなものだけいただけるのはとても嬉しいです。ちなみに本日の内容で価格は¥15,000ほど。このクオリティーの鮨店としてはリーズナブルです。銀座に寿司店は数多ありますが、ここまできっちり仕事しているお店はそう多くないと感じます。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

わ道行|素材が美味しいフレッシュな和食店/the 544th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」544日目、本日は和食、2021年3月31日にオープンした「わ道行」にお伺いしました。

銀座6丁目、泰明通りと数奇屋通りの間の小道沿い。
わ道行
数寄屋通りからですと花屋(銀座ガーデン梶)の隣のこちらの小道です。

素敵な老舗雑居ビル「悠玄ビル」の1階。
わ道行
小さいですが、ちゃんと看板も出ています。

L字型カウンター7席のみの清々しい店内。親方お一人で切り盛りされているので丁度良い大きさ。
わ道行
和食の名店「銀座 座屋(いざりや)」で修行されていたという駒井親方はなんと28歳!驚くほどお若いですが、最近の和食、寿司店は20代で独立される方が増えている印象です。

メニューはおまかせコース1本のみ。本日は・ランチコース ¥10,000(夜のコースは¥13,000) を事前に予約してお伺いしました。

・噴火湾産毛ガニ、セリ、ワラビ
噴火湾産毛ガニ、セリ、ワラビ
毛ガニが美味しい季節がやってきました。野趣味のある山菜、セリ、爽やかなジュレと合わせて。

・蒸しアワビ、生バチコの炙り、鯖棒寿司、能登もずく酢
蒸しアワビ、生バチコの炙り、鯖棒寿司、能登もずく酢
千葉県大原産のアワビは肝ソースと合わせて。お酒に合う料理ばかりですが、緊急事態宣言発令のため日本酒が飲めないのが残念過ぎます。。。

・桑名産ハマグリの吸い物
桑名産ハマグリの吸い物
柚子の花を浮かべて。とても肉厚でブリッとした旨味のあるハマグリ、滋味深いお出汁も美味しいです。

・青森産ヒラメ、余市産あん肝ぽん酢
青森産ヒラメ、余市産あん肝ぽん酢
ヒラメは10日間熟成して、ごくごく落ち着いた味わい。コクのあるあん肝ポン酢と良く合います。

・ホタルイカの沖漬け
ホタルイカの沖漬け
こちらも日本酒が飲みたくなる料理。肝の苦味がツルッとした喉越しが堪りません。

・銚子産キンメダイの酒塩焼き
銚子産キンメダイの酒塩焼き
身もふっくら、程よく脂が乗ったキンメダイ。皮まで美味しい。

・静岡産アメーラトマト
静岡産アメーラトマト
親方の出身地である静岡県西伊豆で昔ながらの製法で作られている塩がかかっているのですが、甘いトマトと良く合い、とても美味しい。甘みのある塩だそう。

・土鍋ご飯
土鍋ご飯
高知県の香り米、信楽、雲井窯の中川一辺陶氏の土鍋で。その名の通り香りの良いお米です。

・白飯、ちりめん山椒、マグロの大和煮
白飯、ちりめん山椒、マグロの大和煮
ご飯だけでも美味しいですが、もちろんご飯のお供と一緒にでも。

・中トロ漬け
中とろ漬け
マグロの仲卸で超有名な「やま幸」のもの、能登で揚がった156キロのマグロだそう。ご飯乗せてマグロ丼、美味しいに決まっています。お茶碗3杯分いただき完食、お腹も満たされました。

・静岡茶のプリン
静岡茶のプリン
最後は優しい甘みのすっきりしたデザートと静岡茶をいただきました。

「わ道行」という変わった店名ですが、「わ」には「和」「輪」「我」の3つの漢字がかかっているそうです。「良い素材を仕入れ、シンプルな調理を心がけている」とおっしゃていましたが、その通りのお味。この時期の旬、走り、名残の食材、大変美味しくいただきました。現在和食店の価格は高騰しておりますので、特に夜の価格はリーズナブルに感じるくらい。まだお若いので、今後の変化も楽しみです。またお伺いさせていただきます。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。