銀座 八五, 餃子歩兵 銀座店|餃子とラーメン話題の2店がオープン/the 399th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」399日目、本日はラーメンと餃子、といっても同じ店ではなく最近銀座にオープンした話題の2店にお伺いしました。まずはラーメンから。

銀座3丁目の東銀座の新富町寄りにオープンした「銀座 八五(はちごう)」。水道橋の人気ラーメン店「中華そば 勝本」の銀座店だそうです。

12月8日オープンですが、最近では開店前には十数人の行列ができているほどの人気です。ラーメン店っぽくない高級感のある店内はカウンター6席のみ、サービスの方もフレンドリーで非常に丁寧、サービスで水ではなく温かいお茶もあるのも嬉しいです。

本日は・味玉中華そば ¥950 をお願いしました。

透明度の高い見るからに上品な山吹色のスープは鴨、名古屋コーチン、生ハム、ドライトマト、干し椎茸などから作られています。とても上品で雑味のない綺麗なスープです。もちろん塩味ではありますが、他の素材の旨味が勝るコンソメ風なお味で美味。お箸の木の香りが強めですが、これも計算上でしょうか。

歯ごたえの良い細麺は「浅草開花楼」の特注。分厚いトロトロのチャーシューには野生キャビアが振り掛けられます。

とろける味玉、食感の良いメンマも美味。銀座らしい上質感のある美味しいラーメンでした。そしてお店の空間作りやサービスも素晴らしく銀座のラーメン店の中では一番かとの印象です。食券機の中に・季節のそば(準備中)¥3,000 というのものがあり、非常に気になるのでまたお伺いしてみようと思います。ごちそうさまでした!

続いては餃子。銀座8丁目、金春通り沿いに12月10日にオープンした「餃子 歩兵 銀座店」、京都祇園の本店はミシュランガイド2019でビブグルマンに選ばれています。

平日は17時からの営業ですが、土曜日のみ11時から営業しています。高級感のある外観、手前がカウンター席で、奥に4人掛けのテーブル席2卓。カウンター席はとても狭いです!

餃子の前に・鬼しじみのエスプレッソ ¥350

ちなみに鬼しじみは鳥取県東郷湖で取れる大きいしじみ。エスプレッソカップに鬼しじみは2つ入っていました。量は少ないですが、滋養のあるお味で体が温まります。お酒を飲む前にも良さそうなスープです。

続いての餃子は2種類あるので、どちらもお願いしました。

・ぎょうざ(8ケ) ¥480 ・生姜ぎょうざ(8ケ) ¥480

手前が生姜ぎょうざで奥が普通のぎょうざ。見た目は同じ、1つ1つのサイズは親指ほどの可愛い餃子です。まずは生姜ぎょうざから。お勧めの特製味噌ダレでいただきます。パリパリの皮がとても美味しく、中はふんわり。かなり生姜が効いてスパイシーなので、それを緩和する味噌ダレが良く合いますね。女性に受けそうなお味、ニンニクが入っていないので仕事中でも安心です。

続いてニラとニンニクが入った普通の餃子、具材は豚肉、キャベツ、白菜、ごま油と具材はシンプル。ただ小粒でもとても力のあるお味。もう少し餃子が大きくても良いとは思うのですが、計算された大きさなのでしょう。味がしっかり付いているので何も付けなくても十二分に美味しいです。

行列さえできてなければ小腹が空いた時にちょくちょく立ち寄りたくなる美味しい餃子でした。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

「餃子 歩兵」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

閉店)祇をん 八咫|京料理の粋と美 /the 30th day

こんにちは、トリプルです。

銀座6丁目の美味しい飲食店を巡るグルメブログ”銀座6丁目美食日記”、30日目です。

本日は、胃に優しいものが食べたいと思い京料理。

“祇をん 八咫-やた”さんにお伺いしました。

1階が”BARNEYS NEWYORK”、交詢ビルの4階です。

このビルの飲食店は相変わらず高級感のあるエントランスです。赤提灯が親しみ有り。

“菊花開-きっかひらく”¥5,000 をオーダーしました。

お通し”ホタテとズイキ(芋茎)の刺身”

ズイキ初めて食べます。ホタテと共に、シャキシャキした歯ごたえと清涼感が美味しいです。

先附、左から”菊花と菊奈の浸し、酒盗の大和芋掛け、秋刀魚胡瓜酢、京唐辛子山椒煮、だだ茶豆塩茹で”

どれも食べやすく美味。酒盗、美味しいです。山芋とも合うんですね。酒飲みには堪りません。

椀”ぐじ(甘鯛)真薯”

しん薯の程よい甘味、素材が生きていて美味しいです。

いくらでも御代りできそう。

造り”真鯛”

造り”本マグロとつぶ貝”

お刺身にそれほど前向きではないですが、こちらは鮮度抜群で非常に美味。

美味しいお刺身は違いますね。お刺身への高感度が上がりました。

また、料理長こだわりの器、川尻一寛氏の白磁も素敵でした。より美味しく見えます。

煮物”冬瓜の肉味噌掛け”

あっさりとした冬瓜、ホタテ、ミニアスパラに、しっかりしたお味の香ばしい肉味噌が良い。

京料理は薄味だけと思われがちですが、京都の冬は厳しく、そのため割と塩分濃いめのお料理も多いそうです。

揚物”丸茄子の宝楽揚”

丸茄子の皮を宝楽=焙烙=器に見立てた見た目にも楽しいお料理。

揚げてありますが、驚くほどサッパリ。巻湯葉がかなり美味しかったです。

しかし丸茄子の肉感、甘み、何故こんなに美味しいでしょう。やはり揚げると最高です。形も好きです。

酢の物”穴子の鬼おろし和え”

こちらは打って変わったサッパリ感。なめ茸、久々に食べました。

食事”昌司郎の新蕎麦”

新蕎麦の季節になりました。

やや細めですが、かなりコシ有り。新蕎麦だけあり香りも楽しめました。

甘味”黒糖焼酎と豆腐のジェラート”

こちらのオリジナル。和風ラムレーズン。

黒糖焼酎もラム酒もサトウキビの糖蜜を原料とした蒸留酒ですが、違いはあります。

黒糖焼酎→発酵に米から作った麹を使用。

ラム酒→糖蜜を酵母で発酵させ、蒸留。

食べた瞬間、焼酎が香り、その後ラムレーズンのような甘味を感じます。美味しいです。

全体的にサッパリとしており、後味爽快です。

美味しく粋で美しい京料理、ごちそうさまでした!

店内はカウンターがメイン。4人がけのテーブル席も1つあります。

料理する様子を目の前で見られるのも楽しいです。

料理長も、和やかな雰囲気でお話しやすいのも良いですね。

場所はコチラ。

“祇をん 八咫”さんに付いて詳しくはウェブサイトをご覧下さい。

お立ちよりの際は是非トリプルにも遊びに寄って下さいませ。