チーズ&ワイン 村瀬|体にも優しい自然派レストラン/the 526th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」526日目、緊急事態宣言が再発令され20時までしか営業できなくなってしまった飲食店、再びランチ営業を始められるお店も増えました。本日はそんなお店の1つ「チーズ&ワインレストラン 村瀬」にお伺いしました。

場所は銀座6丁目、ギンザシックスの裏側の通り沿い。
チーズ&ワイン 村瀬
ウナギ屋の名店「ひょうたん屋 銀座6丁目店」のお隣です。

広くない店内、入って右側がカウンター席、左側がテーブル席。
チーズ&ワイン 村瀬
店内にニュージーランドやオーストラリアの地図が飾られていますが、ニュージーランド、オーストラリアワインを豊富に取り揃えているから。ランチメニューはパスタ、カレー、グラタン、サラダなどが用意されています。

・ジャガイモのグラタン ドフィノア風(小)
ジャガイモのグラタン ドフィノア風
ランチタイム(12時〜16時まで)はグラタンが無料で付きます。ジャガイモのホクホク感が良いシンプルなグラタン。寒い季節に嬉しいです。

せっかくワインのお店なのでワインもいただきます。ニュージーランドワインの特徴は、自然の中で丁寧に作られたオーガニックなワイン作り。シェフソムリエの村瀬さんの説明からもニュージーランド愛が伝わります。その中からお勧めをいただきました。

・キムラ セラーズ/ソーヴィニヨン・ブラン2020 ¥1,300
キムラ セラーズ/ソーヴィニヨン・ブラン2020
日本からニュージーランドのマールボロ地方に移住した木村滋久さんが2009年に設立したセラーのもの。柑橘っぽいニュアンスで甘みの少なくキレが良い。味も美味しいですが、飲み口の良さ、体への優しさが感じられるのが素敵な白ワインでした。

・シーザーサラダ ¥1,500(w/o tax)
シーザーサラダ
ミモレット、ペコリーノ、グリュイエール、コンテ、パルミジャーノ レッジャーノの5種類のチーズを贅沢に使ったサラダ。グリュイエールとコンテ、卵を使ったソースタイプのドレッシングがとても美味しい。

・スパイシー チキン&野菜カレー ¥1,800
スパイシー チキン&野菜カレー
1時間炒めた玉ねぎ、14種類のスパイスを使い6時間煮込んだスパイスカレー。ご飯は雑穀米、野菜も沢山入って体にも良さそう。辛さはそれほどではありませんが、じわじわ体が温まります。

・自家製マスカルポーネアイス ¥600
自家製マスカルポーネアイス
初めて食べるタイプの滑らかでない、そして甘みがとても控えめなアイスですが、優しくて自然なチーズの美味しさを味わえます。上のココアパウダーの苦味が少しだけ入ったコーヒーリキュールと良く合います。

オーガニックが当たり前というニュージーランドを愛されているだけあり、料理も美味しいのはもちろんのこと、手作り感が有り、体にも優しくとても好みでした。単純にランチと考えるとお値段は高く感じますが、もともとディナー専門のレストランで手間をかけて作られていることを考えると満足感は十分得られます。またチーズを使った「ラクレット」など別のメニューもいただいてみたいと思います。ごちそうさまでした!

「チーズ&ワインレストラン 村瀬」について、詳しくはウェブサイトをご覧下さい。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

宮下電気さん-ほっこりするワインバー誕生/the 130th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、130日目です。お伺いしたのは“宮下電気-みやしたでんき”さんです。もちろん電気屋さんではございません。当店のお隣にオープンしたワインバーでございます。

場所は銀座6丁目、当店の隣、玉泉堂ビルの地下1階でございます。
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立て看板、メニュー表などは出ておらず、小さい電飾看板が出ているだけでございます。

まずはこちらから。

“ラタトゥイユ” ¥800
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冷たい定番のラタトゥイユでした。夏野菜たっぷりの家庭的な優しいお味。

“Bourgogne Hautes Côtes de Nuits 2005-ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ”
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エチケット(ラベル)が剥がれているのはご愛嬌。しっかり貼られていないワインもあるそうです。香りがとても個性的でした。木のような強い香り。ただ喉越しはすっきり、不思議な感じ。人により好き嫌いがありそうですが、私は好きでした。

“チーズ盛り合わせ”
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ワインが進むチーズたち。ミモレット、パルミジャーノ、カマンベール、マンシュテール(ウォッシュチーズ)。付け合わせの干しぶどうと塩みかんも美味。

“パン”
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茨城県の“パネッツァ”というパン屋さんのもの。ベースは小麦、塩、水だけでできた薪窯パンです。風味、香り、小麦の存在を強く感じます。赤茶色のはワインのために作られたパンだそうです。ワインに最高に合いますよ。

“タマネギと2種のチーズのキッシュ” ¥700
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フワフワです。こちらもホッと心が温まります。いくらでも食べられそうです。

“生ハムのパスタ”
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具は生ハムのみ。このシンプルさは気持ちがよいです。素材がよければ余計なものは何もいりません。

“Domaine de FLORIAN MERLOT 2011-ドメーヌ・ド・フロリアン メルロ”
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こちらは果実感のあるワインでございました。しっかりめですが、飲みやすいです。

“テリーヌ 田舎パン” ¥1,400
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何だかほのぼのとした見た目です。テリーヌは豚肉にレバー?臭みはほとんどありません。どのお料理も何気に手が込んでいるのが分かります。コルニション(ミニキュウリのピクルス)付き。

“ポテトサラダ” ¥600
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コーンがたっぷりと入っております。最後はあっさり優しいのでした。ごちそうさまでした。

メニューも厳選されており、二軒目、三軒目に最適。店内も温かみがあり、アットホームでくつろげます。テーブル2卓にカウンターもございます。
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当店地下にはシノワさんもございます。ワインバーストリート誕生でしょうか。

場所はコチラです。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ 。

喫茶 YOU|オムライスが震える/the 92th day

こんにちは、トリプルです。

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、92日目です。本日はオムライスです。”コーヒ&オムライスのお店 喫茶YOU”さんにお伺いしました。

場所は東銀座、歌舞伎座の裏、高野ビル1階です。
レンガ作りのビル
こちらのビルだけ、レンガ風なので解りやすいです。ちなみに3階は以前お伺いした”シチュー専門店 銀之塔”さん別館です。その時の記事はコチラをご覧下さい。

こちらはやはりオムライスが有名といいうことで、オムライスのランチセット¥1,100をオーダーしました。

オムライス(チーズトッピング+¥100)
ケチャップがのったフワフワのオムライス
写真で見ても伝わる豊満でプルプルな感じ。ずっと震えております。美味しそうです。

ホイップクリームの絶妙な配分でこうなるということ。綺麗です。
オムライスのアップ
ケチャップライスはタマネギとベーコンのシンプル系。卵が主役のオムライスには最適です。

中はフワフワ。口の中でとろけます。そして広がる甘みとチーズで加わる奥深さ。
オムライスの卵部分、開くと中はトロトロ
美味しいです!ファンが多いのも納得。一思いに完食いたしました。ごちそうさまです。

コーヒーは無糖の生付きで、ウィンナー風。
コーヒーと生クリーム
いつもはブラックなのですが、珍しいので投入しました。このクリームが先ほどのオムライスにも使用していると思うと感慨深いです。クリームが溶けてゆく味の変化を楽して、なかなかに美味しいものでした。

オムライス好きには是非お勧めです。一度は行ってみて下さい。混雑していたため写真はございませんが、店内もレトロで良い雰囲気です。ちなみに、店内全席喫煙可能。お気をつけ下さい。“喫茶YOU”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧下さい。

場所はコチラです。

大きな地図で見る

お立ちよりの際は是非トリプルにも遊びに寄って下さいませ。
喫茶ユーの外看板

シノワ銀座|ワインの深淵/the 15th day

こんにちは、トリプルです。

銀座6丁目の美味しいものをご紹介する”銀座6丁目美食日記”、15日目です。

本日は、ワインバー&フレンチレストラン “Chinois-シノワ”さんに行ってきました。

トリプルの下、地下1階にあります。

街灯のところに、小さくChinoisさんの看板。

注意しないと通り過ぎてしまいますので、当店を目印にどうぞ。

ランチ営業はしていませんので、今回はディナーです。

まず1品目。

“赤ピーマンとコンソメのジュレ”

パプリカ本来の味が美味しいジュレ。

ジメッとした季節に、爽やかな清涼感のあるお味が心地良いです。

ワイン1杯目。

VOSNE ROMANEE “La Colombiere 2009”

ブルゴーニュを代表する畑が多いというヴォーヌ・ロマネ。

ロマネ・コンティの畑もここにあるんですね。

とてもフルーティーで、上品なワインです。スタートに相応しいお味です。

2品目。

“賀茂茄子のロースト”

表面に塗ってあるのはタプナード(黒オリーブ、アンチョビ、オリーブオイルなどで作るペースト)です。

トロリとした食感と、凝縮された味わいがたまらなく美味しい賀茂茄子。

ローストすることで、それが顕著に。タプナードのシャキッとした香りも良い。これ美味しい!

1杯目よりもややしっかりしたお味のワインをリクエスト。

Chateauneuf-du-pape “Raymond Usseglio 2008” 

ローヌ地方南部のワインのなかでは最も歴史があり、かつ最も優れたワインと

いわれているらしいシャトーヌフ・デュ・パプ。

ワインらしいワイン。タンニン(渋さ)はあるのですが、とてもマイルド。

ボトルのデザインが、素敵です。

3品目。

“フランス産チーズの盛り合わせ-エポワス、フルム・ダンベール、ブリドモー、コンテ”

全て嫌な香りがせず、美味しいのですが、手前左のエポワスが特に好きでした。

エポワスは、熟成中に塩水と酒で洗うことで独特の香りと旨みを凝縮させたもの。

匂いは強いのですが、非常にまろやかです。

エポワスの香りは、フランスでは「神様の御御足」の香り、イギリスでは「豚の足の指の間」と言われるらしいです。

どっちも嫌ですね。でも美味しいんです!

3杯目。

“Chateau Sociando Mallet 2006”


近年、注目を集めているシャトーらしいです。

色が黒っぽく、濃密で力強いシャープな味。なのに、非常に飲みやすいワインでした。

これ、好みです。

出てくるワインによって、グラスの形もまちまち。そのワインが一番美味しく飲める

グラスで提供してくれるんですね。こだわりを感じます。

4品目。

“イサキ(八丈島産)の香草焼き”

今が旬のイサキ。

カリッと焼いた皮と、しっとりとして豊潤な白身のバランスが素敵。

香草が食欲をそそります。美味しいです。

4杯目。

「変化球でお願いします。」とかなり曖昧なオーダーで用意して頂いた白ワイン。

“Domaine Antoine Arena 2010”

イタリアのコルシカ島で作られている白ワイン。

土質のためかミネラル感があるようです。

フレッシュで、ストレートにブドウの味わいを感じる白ワインでした。

5品目。

“カラスミと満願唐辛子のパスタ”

フレンチですが、パスタもあるのが嬉しい。

さっぱりとしたクセの無いお味。全然辛くない満願唐辛子の青い味と、

カラスミの仄かな塩味が効いていて美味。

白ワインもこのパスタに合わせて用意した頂いたのでしょう。良く合います。

5杯目。

Gevrey Chambertin “Aux Echezeaux 2000”
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古き良きブルゴーニュスタイルという”オー・エシェゾー”。ルビー色が綺麗です。

2000年というだけあり(?)、丸みのある滑らかな味わいで、非常に飲み良い。

ワインって、それぞれに個性豊かで楽しいですね!

6品目。

“シャラン鴨胸肉の春巻き 山椒風味”
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一口サイズにカットされた、ミニ春巻き。

ちょっとクセの鴨肉ある味が、病み付きになりそうで美味。

さらにデザートもいってしまいました。

“杏のジャムをはさんだチョコレートケーキ”
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しっとりした上品な甘さで、スイーツもレベル高しです。

美味しいワインは、美味しい料理。最高ですね。

大満足です。ごちそうさまでした!

バーカウンターもあります。お一人でいらっしゃっている方も多かったですよ。
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日本画が随所に飾られており、魅惑的な雰囲気を醸し出します。このセンス、オシャレです。
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ソムリエの方がいらっしゃいますので、私のようなワイン初心者でも、安心して美味しく楽しめます。

色々と質問しても的確に答えてくれるのも嬉しいですね。

ワインが苦手な人はワインが好きに、ワインが好きな人はもっとワインが好きになりますよ。

“Chinois-シノワ”さんに付いて詳しくはウェブサイトをご覧下さい。

色々とイベントもやられていて楽しそうです。

行かれる際には是非、トリプルにもお立ちより下さいませ。