フルヌス銀座|魅惑のレンガ窯、新鮮なコンセプトのフランス料理店!/the 387th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」387日目、本日はフレンチです。銀座6丁目、外堀通り沿いに6月オープンしたフランス料理店「フルヌス銀座 FURNUS GINZA」にお伺いしました。

新広東菜 嘉禅、JOTAKIなどが入っている美術館ビルの6階。

店内は8席のみのL字型カウンター、やや照明暗めのシックでスタイリッシュな雰囲気です。

入って目に入るのは中央に据えられた特注のレンガ窯、熱源は炭です。目の前に火があると何だか気持ちが落ち着きます。

まずは今日使用する食材を見せていただきます。秋らしい食材色々、美味しそうです。

基本は全5皿の・おまかせコース ¥12,000(w/o tax)で、そこからカルト的にお願いすることも可能です。

まずは見た目も楽しい・アミューズ盛り合わせから。

だだちゃ豆のババロア、イクラの手まり寿司、ブーダンノワール、〆鯖、ピザ、パテ ド カンパーニュ、ジャンボン ペルシエ、鴨の燻製、自家製ハム、フォアグラなどなど。 どれも一口サイズですが、これだけ賑やかで、加えて美味しいと楽しいです。

前菜・人参のムースとコンソメジュレ ウニ添え

銀座フレンチの名店マノアールダスティンででも定番の間違いのない前菜。ボリュームが非常に多くて食べ応え十分。フルヌス銀座の加藤シェフはマノアールダスティンの五十嵐シェフのお弟子さん、すぐ近くにお店を出されたのは偶然だそうです。

前菜2・野菜と魚介のサラダ +¥2,000

シロイカ、ムール貝、アワビ、〆サバと野菜たっぷり。 この野菜たちがなかなか衝撃的。窯の余熱でじっくり火入れされており、外側の食感は生に近く食感が良いのですが、中は極めてジューシー。野菜の甘みを存分に感じられます。

静かに火をたたえるレンガ窯、凄いです。

・ハモ、栗、マツタケ

下には青梅酢漬けのソース。程よい酸味がアクセントとなっています。

・キノコ色々、リードヴォー

長野県のキノコ、なんと5-6種類も使われています(名前全失念)。ほぼキノコという滋味溢れたソースは、生の落花生を加えて香り良く、奥深く仕上げてあります。美味!

・仔羊背肉の窯焼き

フランス ロゼール産の羊、非常に柔らかで軽くシルキーな肉質で絶品。羊的な存在感はごく控えめ、むしろ仔羊の繊細な旨味や甘みを楽しめます。レンガ窯、恐るべし。 デザートは別料金ですが、面白そうなので追加オーダー。

・イチジクの窯焼き、バニラアイス +¥1,800

好物のイチジク、見るからに水々しく香り立つ断面、今年は色んな形でイチジクをいただきましたが、これは強烈!ただ焼いただけだそうですが物凄い濃厚。レンガ窯、欲しくなります。バナナも面白い仕上がりになるそうで、とても興味深いです。

前橋の煉化石窯製造会社と共同開発したというフレンチ用レンガ窯が非常に強力。レンガ窯(炉窯)のステーキ店も増えていますが、フレンチへの応用はとても面白く感じます。同じ調理器具でも人の使い方により、出来上がるものは全く違ってきますが、経験豊富なシェフだけに今後の展開にも期待、ジビエも色々扱われるそうなので、非常に楽しみです。 シェフとサービスの方お2人で切り盛りされていますが、お話も弾み、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。またお伺いたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

自家製タリオリーニ、香茸の粉末をたっぷりと振りかけて。フレンチですがパスタのご用意があることもございます。

カーヴ・デ・ヴィーニュさん-限定4食、ほろほろ鳥ランチ/the 193th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、193日目。本日はフレンチ、“カーヴ・デ・ヴィーニュ-Cave des Vignes”さんにお伺いしました。

銀座6丁目、外堀通り沿いの名フレンチ、”ル・マノアール・ダスティン”さんの姉妹店と聞いて期待が膨らみます!

場所は銀座4丁目、昭和通りの1本東側の歌舞伎座に面した通り沿い”成和銀座ビル”の地下1階。
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1階は喫茶店”茜屋珈琲店”さんが入っている建物でございます。

階段を降りてすぐのドアが押しても引いても、横に引いてもビクともせず、軽い渋滞を引き起こしてしまい焦りました。ハンドルの上をカチッと親指で押して、さらに押すタイプなのですね。。。

店に入ってすぐ右側にカウンター、左側がテーブル席。落ち着いた雰囲気と、カジュアルな雰囲気が上手く混じり合っております。女性のお客様が多く、12時過ぎにはほぼ満席に。賑わっております。

ランチは6種類。全てワンプレートで、価格は¥1,080 です。

本日はコチラをオーダーしました。

“ほろほろ鶏もも肉のロースト”
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こちら何と限定4食!開店15分後には完売しておりました。

ちなみにこちらがほろほろ鳥。「ホロホロ〜」と鳴きま、
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せん。原産はアフリカのギニア地方のキジ科の鳥。オーストラリアのアボリジニ画家、エミリー・ウングワレーの作品を思い起こさせる見事な斑点でございますね。

大振りの骨つき肉が2つ。食べなくても美味しい感じです。
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ほろほろ鶏は滑らかな肉質、とても柔らかく、さっぱりとした上品なお味。美味しいお肉を引き立てる、控えめに掛けられたソースがまたよいのです。最後は手で持って、骨の周りの美味しいお肉もいただきました。フィンガーボールも置いていっていただけますので安心です。大当たりのほろほろ鶏でした!

付け合せはサラダと、ジャガイモ、タマネギ、ベーコンを炒めたジャーマンポテト風。こちらも美味でございました。

“バゲット”はカリッとしたもの2種類の提供。
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続いてデザートもオーダー。

“チョコレートとカスタードのムース” ¥340
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綺麗でリッチな5層構造。上部はしっかりとしたチョコレート、中はしっとりカスタードとチョコムースのサンドイッチ、下部はシロップを含ませたチョコスポンジでございます。しつこくない甘さで、こちらも美味。

最後は美味しい”コーヒー” ¥210 で。
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食べ応えも十分で、大満足な贅沢ランチでございました。ごちそうさまでした。

ワインバーでもあるため、ワインの種類も豊富。ランチワインを飲んでいる方も多く、まったりとした雰囲気でした。東銀座ドリア、エビとカニのクリームコロッケなど気になるメニューもございましたので、またお伺いいたします。

すぐに品切れになってしまうメニューもあるため、開店と同時を攻めるのがお勧めです。

“カーヴ・デ・ヴィーニュ”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

場所はコチラです。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ 。
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