パリへ行ってきました!
ベルリンからパリへ移動。飛行機トラブルがあり3時間遅れでの到着。19時頃の到着となってしまいましたが、丁度夕暮れ時でした。日が暮れるのが遅いパリ(ベルリンも)です。
目的はシャルルドゴール空港近くのParc des Expositions パルク デ ゼクスポジションで開催されたアイウェアの大展示会Silmo シルモです。
日本で開催される展示会の数倍の規模があり、全体を歩くだけも一苦労。今年は日本のブランド ートリプルでも取扱いのあるファクトリー900、イエローズプラス、ワイコンセプトなどー も数多く出展していました。
一通りオーダーなどを終えた後はパリの街を散歩です。
セーヌ川。
最も訪れたかった美術館、国立近代美術館ポンピドゥーセンター。レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースが設計した未来的な外観が特徴的です。丁度ベルギーの画家マグリットの特別展が開催されており、激混み。パリでも人気があるんですね。ただ常設展だけでも相当な見応え。6階は企画展、5階は1960年までの作品、4階はそれ以降の作品が展示してあります。
モビールで有名なアメリカ人作家「アレクサンダー・カルダー」の作品。アンバレンタインの「CONCEPT MOBILIO」のイメージソースとなっているアーティストです。
日本でも人気のニキ・ド・サンファル。昨年、国立新美術館で特別展が開催されていたのも記憶に新しい。カラフルでキャッチーな作品もよいですが、禍々しささえ感じる「花嫁」、素晴らしいです。
4階ではロシアのアーティストの作品を集めた企画展、さらに建築家のJunya Ishigami ジュンヤ イシガミの企画展が開催されていました。海外での日本人の活躍は嬉しいです。
メガネの作品があったので無意識に写真を。ロシア人アーティストのLeonid Sokov レオニード・ソコフの作品です。丁番は5枚コマで開閉も可能。しっかり作られていました。
ポンピドゥーセンターの近くにある、2014年にリニューアルオープンしたピカソ美術館。
ピカソの作品も素晴らしかったですが、企画展がさらに印象的でした。
スペインの現代アーティスト、Miquel Barcelo ミケル・バルセロの作品を集めた企画展。ウナギが好物なので、つい撮影してしまいましたが、もちろんウナギの作品ばかりではありません。
オブジェが中心でしたが、迫真です。物事の裏側、見えない部分を感じさせる作品の数々に興奮してしまいました!
美術館も素晴らしかったですが、ベルリン同様、日常の風景も興味深いです。
パリで大人気のファラフェル店「L’As du Fallafel」。ファラフェルは中東発のヘルシーフード。ひよこ豆をすりつぶして作ったコロッケと生野菜をピタパンに挟んだラップサラダのような食べ物。日本でもそのうち人気がでるでしょうから要チェックです。
パリの外れ、泊まったホテル近くの駅Issy Val de Seine イシーヴァルドセーヌ。駅の中に普通にピアノが置いてあるのに驚きです。もちろん問題無く弾けます。
その駅の近く、セーヌ川に浮かぶ小島にあるイル・サン・ジェルマン公園。Jean Dubuffet ジャン・デュビュッフェの巨大オブジェが。凄いぞパリ。中に入れる設計のようですが、残念ながら入れませんでした。
数日の滞在でしたが、日本では見ることのできないもの、知らないものばかり。情報量が多すぎて頭が熱々になってしまいました。何度でも訪れたいパリなのでした。