閉店)カフェ・ド・ロペ|ソニービルの地下に、原宿を見つけた/the 243th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”243日目です。本日ソニービルの地下3階に新しくオープンした”カフェ・ド・ロペ”さんにお伺いしました。

藤原ヒロシ氏がディレクターを勤めるコンセプトストア「ザ・パーキング銀座」内にあるのですが、その名の通りもともとは地下駐車場があった場所。西銀座駐車場の地下2階から直接行けるのが面白いですね。
rope8rope3

なんでも70年代、原宿・表参道あったオープンカフェを銀座で復活させたそうで、シルバーのキラキラシールのような丸テーブルに、グリーンがいっぱいの店内。
rope2
やっぱり銀座より、原宿的雰囲気ですね。

まずは、噂のバルミューダの高級トースターで作るトースト。 種類も色々で迷いましたが、本日は”チーズカレートースト” ¥480をお願いしました。
rope4
なんとカレーは”レストランよねむら”さんのものを使用しており、福神漬けも乗った本格派! このお値段を考えると、ハイレベル。美味しいです。 食パンは”ヤマザキのロイヤルブレッド ゴールド”を使用しているそうですが、カリッと仕上がっておりました。

続いてデザートもお願いしてみました。

“フルーツサンド ドリンクセット” ¥1,480
rope6
赤坂の人気フルーツパーラー”フルフル”さんのフルーツサンド。イチゴ、パパイヤ、キウイ、バナナが入っており、でっぷり感がよいですね。 フルーツも大きめにカットされており、贅沢感もたっぷり。こちらも美味しいです!

最後は美味しい”コーヒー”で。
rope1

オープンしたばかりで、地上には看板もないので、場所がわかりにくい。銀座の中心にありながら、なかなかの穴場スポットです。色々なお店の美味しいものを集めており、なかなか魅力的。 “のりトースト”や”しらすブロッコリートースト”など気になるメニューも多数。 またお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした!

rope9
お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にもお立ち寄りくださいませ。

数寄屋橋交差点にミニ水族館が出現!

毎年夏恒例となっておりますソニービル水族館「48th Sony Aquarium」開催しております。数寄屋橋交差点のソニービルの外に約800匹の魚たちが泳ぎ回る水槽が設置され涼しげな光景を作っています。

1 2 4 3
今年の注目は、沖縄の美ら海水族館産まれの「オオテンジクザメ」の仔ザメだそうです。

4K撮影映像とハイレゾで泳ぎ回るジンベエザメ(等身大!)など沖縄美ら海の臨場感を体感できる展示などもあり、大人も楽しめそうです。が9月6日(日)まで。避暑にも最適ですので、是非行ってみてください。

閉店)マキシム・ド・パリ|歴史感じるフランス料理店/the 147th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、147日目です。本日はフレンチです。1983年にパリで創業、そして1966年に日本で最初の本格的なフランス料理店として誕生した“マキシム・ド・パリ-MAXiM’S DE PARiS”さんにおうかがいしました。

場所は銀座5丁目、数寄屋橋交差点ソニービルの地下3階でございます。

格調の高いエントランスです。壁面にはパリのマキシムを愛用していた著名人からのメッセージ。レオナール・フジタさん、フランソワーズ・サガンさん、マリア・カラスさんなど錚々たる顔ぶれでございます。
max13
右側にはラウンジがあり、昼はティータイムでアフタヌーンティーなどをいただいたりでき、夜はバーとして営業しています。アール・ヌーボ—様式の手すりが美しい階段を下りダイニングフロアに向かいます。

銀座らしい気品、そして歴史を感じさせるメインダイニング。数々の装飾も一見の価値有りです。特に天井、建築家の小林保治さんによる絵を焼き付けたガラス装飾は圧巻です。
max12
重厚感はありますが、広々としているため圧迫感はございません。

ランチコースは¥4,536から色々ありますが、本日は¥8,640(サ別10%)のロワイヤルをオーダーいたしました。

アミューズ “ひとくちのよろこび”
max1
カリフラワーのムースの上にコンソメのジュレ、さらにオマール海老とイクラ。見た目も美しく美味。けっこうな力を入れなければプチッとできないほどイクラの鮮度は抜群。ムースとジュレのバランスも最高です。

オードブル “若鶏のバロティーヌ 秋の装い”
max3
中には秋の味覚、栗やエシャロットが入っております。ストレートに鶏的な旨さを感じられるお料理。上品な甘みのマデイラワインのソースを付けていただくと、これまた絶品です。

スープ “田舎風 野菜のスープ”
max4
野菜とベーコンなど具沢山で、トマトベースの素朴なお味。フニフニになったバゲットが美味しいです。

魚料理 “真鯛のポワレ レモンの香りのする赤ワインソース 茄子のブレゼ”
max5
こちらもシンプルなお味でございます。茄子はニンジンの下におります。

肉は羊、鴨、牛から選べましたが、鴨をセレクト。

肉料理 “フランス産鴨胸肉のポワレ フワンボワーズソース”
max6
火の入れ加減が素晴らしく、とても奇麗な薄紅色です。ジューシーで野性を感じる濃く深い味わい。鴨ならではの歯ごたえも良いです。ソース無しでも十分美味しいのですが、甘酸っぱいフランボワーズソースを付けると少し優しくなるようです。

アヴァン・デセール “ぶどうのムース”
max8
何気なく金箔が。さっぱりとした品の良いお味のお口直し。

デザート “ポワールのロティ ローストしたナッツとキャラメルソース カシスのシャーベットと共に”
max10
洋梨のローストとシャーベットの間にはシュー生地。こんなにカシスの味がしっかりしたシャーベットは初めてでございました。濃厚。

最後は濃いデミタスコーヒーで一息。お代わり可能です。
max11

濃厚なソースを使い、“フランス料理を食べた!”というような満足感の高いコースでございました。ごちそうさまでした。

モダンなフランス料理店が増える中、伝統的なものを一貫して提供する“マキシム・ド・パリ”さんは銀座になくてはならない象徴的なお店の1つと実感しました。刻まれた歴史、店内に漂う古きフランスの香りは模倣はできません。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ 。
max9