小松庵総本家 銀座店|はじまりの蕎麦からはじめよう/the 441th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」441日目、本日は蕎麦です。東京駒込発のそば店「小松庵総本家 銀座店」にランチ訪問いたしました。

場所は銀座5丁目、中央通り沿いの新築ビル「i liv(アイリブ)」の14階。

「ロンシャン ラ メゾン銀座」が1階に入っているビルです。ちなみにこちらのビル、小松庵以外は全て肉料理のレストランです。

したビルの形状が細長いため、店内も細長。白ベースで洞窟のようなアーチがオシャレな落ち着いた雰囲気でそば屋とは思えません。

奥にはピアノ設置の個室もあるそうです。開店と同時の11時にお伺いして、12時頃まで貸切状態でしたので、とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。

単品メニューもありますが、ムードに合わせて少し贅沢な・はじまりの蕎麦 ランチコース ¥3,500(w/o tax)をお願いいたしました。

・前菜三種 キュウリと水ナスの粕漬け、タイ昆布〆、蕎麦豆腐

日本酒の誘惑を催す前菜、お刺身も甘く、蕎麦豆腐も美味しいです。

・はじまりの蕎麦 二産地の蕎麦のテイスティング

最初に食べてもらいたいのが、こちらの2種食べ比べだそうです。薬味はそばつゆ、水、塩、オリーブオイル。最初はお水に付けて、水に付けていただく蕎麦、噂には聞いていましたが、まさかその日が来るとは。続いて塩、オリーブオイル、そばつゆでいただきます。

左側が中国大陸から伝わった原種に近い品種の・長崎県対馬市産の対州そば、右側のやや緑っぽいのが花が残った状態で早刈りした・栃木県都賀町産の花そば。

やや個性的な青い香りの花そばはオリーブ、しっかりとした対州そばは塩が美味しいが、やはりそばつゆが一番でしょうか。 十割そばなので、コシはあまりありませんが、柔らかな食感で香りが楽しめます。

・はまぐりの蕎麦椀

ややハマグリの風味が強すぎる気もいたしましたが、蕎麦の実たっぷりで良い感じ。

・温野菜 ムラサキカリフラワー、トマト、獅子唐、ナス、ズッキーニ、カボチャ、サツマイモ

紫色のカリフラワーは初めてでしたが、味は白い普通のものと同じで、栄養価が高そうです。薬味の味噌がとても美味しく、やはりナスと味噌の組み合わせは最高です。

・蕎麦コロッケ

蕎麦コースだと通常天ぷらが出る場合が多いのですが、それが無いので変わりにコロッケ。中はとろとろ蕎麦の実が美味しいです。

・花そば せいろ +¥700

最後にまた好みの蕎麦を少しいただけますが、追加料金で普通のせいろサイズに変更。せめてこれくらいの量がないと、食べた気がいたしません。フレッシュな香りがたまりません。

最後は少しだけトロみのある蕎麦湯をたっぷりいただき、ゆっくりさせていただきました。

従来のそば屋のイメージをくつがえすお洒落な内装、料理の説明などサービスも丁寧で、とても快適なランチタイムでした。つまみメニューはチーズを使った洋風なものからベーシックなものまで豊富そうでしたので、またお伺いしてみたいと思います。ごちそうさまでした!

「小松庵総本家」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

蕎麦 流石|東銀座で蕎麦づくし/the 114th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、115日目です。本日は、たまに無性に食べたくなるお蕎麦です。“蕎麦 流石”さんにお伺いしました。

場所は銀座2丁目、東二ビルの2階。東銀座駅から徒歩5分程度の落ち着いた(わかりにくい)場所にございます。1階は“ピッツェリア イルビアンコ”さんです。

イタリアンを目印にした方がわかりやすいでしょうか。メニュー表が外に出ておりますよ。

1,050円から蕎麦は頼みますが、本日の蕎麦を堪能したいということで“そばづくし”¥4,200を注文いたしました。

 “タコ、菜の花、卯の花、そば味噌”

素材を生かした自然なお味の前菜が期待をもたせます。そして日本酒の誘うそばの実たっぷりのそば味噌が美味しいです。料理の合間にチビチビいけるのが良いです。

“温かいおそば”

こちらのお蕎麦は、全て十割(じゅうわり)そば、そして細いです。のどごしがよく、蕎麦同様にあっさりとしたお汁がとても美味しいです。温かいおそばは特に伸びやすいので、素早くいただきましょう。

“そばがき”

そば粉の味のみですので、濃厚な溜まり醤油とワサビでいただきます。お餅のように粘りがありフワフワです。素朴ですが、風味がとても豊かです。やはり日本酒ですね。飲める体でお伺いした方が楽しめそうです。

“蕎麦サラダ”

茹でたての十割そばと新鮮な野菜に、ごまドレッシングがからみます。清涼感のある引き締まったお味です。お蕎麦とシャキシャキした食感の掛け合いもよいようです。温かいそばとサラダは埼玉県産のそば粉を使用しているそうです。次が最後のそば料理です。

“ひやかけそば”

こちらの名物だそうです。最初はそのまま、途中から梅おろしを入れていただきます。こちらは群馬県産のそば粉使用。細いですが十分なコシ。さらに、おそらく冷たいお汁の効果で喉越しは一際滑らかです。小気味良い薄味で、十分楽しめるお料理でした。

そば湯が無かったのが残念。美味しい蕎麦づくし、ごちそうさまでした。

テーブル席、カウンター、半個室がございます。上品で清潔感があり、女性一人でも立ち寄りやすい雰囲気です。

“蕎麦 流石”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧ください。

場所はコチラです。

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お立ちよりの際はトリプルにも遊びに寄って下さいませ。

山形田|異彩を放つ無骨な田舎そば/the 105th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、105日目です。本日は蕎麦です。山形の田舎そばをいただけるお店“山形田”さんにお伺いしました。何でも山形商工会議所青年部の方々が、郷土の味を広めようと開店した店のようです。

場所は銀座3丁目、APA銀座中央ビル地下1階、中央通りの2本東側の通り沿いです。
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14時頃お伺いしました。十割(じゅうわり)そば、外一(といち)そば、舞茸天は品切れとのことで、こちらを注文いたしました。

“ゲソ天付き板そば(田舎そば)” ¥880
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山形伝統という大きな杉の箱に盛り付けられております。美味しそうです。二八蕎麦で、かなり太めの。品の良い更科蕎麦の多い東京では珍しい無骨さで、素朴な雰囲気が漂います。豊かな弾力で噛み応えが良く香ばしい。

ツユはやや濃いめですので、ほんの少しだけ付けていただきます。美味しいです。

“ゲソ天”
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さっぱりとした蕎麦と良く合う重さ。ゲソ天付き板そば、アゴが強くなりそうなメニューです。

“そば湯”
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そば湯はシンプル。ホッとします。

十割そばもいただいてみたかったため、後日お伺いしました。開店と同時の11時着。何と十割そばは未だ仕上がっていないとのこと。早過ぎても駄目なようです。5分ほど待ちます。

“十割そば” ¥880
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こちらは細く白っぽいです。キラキラしていて美しいですね。柔らかいお味で、爽やかな喉ごしです。いくらでも食べられそうです。

“舞茸天” ¥200
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こちらも美味しい天ぷら。なかなかです。

東京っぽくない良い意味で雑多な店内。落ち着きますね。著名人の写真やサインなんかも沢山飾ってあります。
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野趣味溢れるお蕎麦が好きな方にはお勧め。山形の名物一品料理が食べられる夜もお伺いしてみたいですね。

“山形田”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧下さい。

場所はコチラです

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お立ちよりの際はトリプルにも遊びに寄って下さいませ。