銀座ホワイトクラウン|色々ユニークな白いとんかつコース/the 638h day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」638日目、本日はとんかつ、2022年11月にオープンしたとんかつ店「銀座ホワイトクラウン 」にお伺いしました。

場所は銀座5丁目、木挽町通り沿い、「ゆで太郎 銀座5丁目店」が入っているビルの3階。
銀座ホワイトクラウン重い扉を開けて入るシックな店内、1人用テーブルが同じ方向に並ぶ、学校の教室のような配置が独特。現在はディナーのみの営業で、メニューは・とんかつコース ¥2,000 のみです。

・キャベツ
キャベツ
シャキシャキの食感の良いキャベツ、人参のドレッシングも美味。キャベツ、ドレッシング、ご飯は嬉しいお変わり無料です。

・玉子と豚肉スープ、高菜チャーシュー
玉子と豚肉スープ、高菜チャーシュー
味噌汁や豚汁ではなく、卵スープが付くのがも変わっています。スープも豚肉が沢山はいっており、食べ応えがあります。続いて赤身、白身、メインディッシュの3種類のとんかつが順番に提供されます。

また店名にもなっている「ホワイトクラウン」は、環境に優しい育て方をしたお肉で、その育て方をすると脂質や蛋白質が減少、ミネラルや水分を多く含み、カロリー60%減になるそうです。

・赤身 ランプ
赤身 ランプ
 薬味はチョーコー醤油と無花果の入ったソースを合わせたオリジナル調味料、辛子、トリュフ塩。 見るからにジューシーなとんかつ、衣の存在感はあまりありませんが、柔らかくて美味。

・白身 上カルビ
白身 上カルビ
マイヤーレモンを絞っていただきます。けっこうしっかりした脂感。

・メインディッシュ サーロイン
インディッシュ サーロイン
同じく脂しっかりめのサーロイン、やや重たく感じられましたが、美味しくいただきました。

最後は口直しの・シャインマスカットで。
シャインマスカット
味や提供方法に好みはあるかもしれませんが、サービスも丁寧で、楽しいとんかつ店でした。またお伺いさせていただきます。ごちそうさまでした。

「銀座ホワイトクラウン」について詳しくは食べログをご覧くださいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

銀座 結絆|和食店の個性的とんかつランチ/the 570th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」570日目、本日は日本料理店でとんかつです。「銀座 結絆」にお伺いしました。

銀座7丁目、外堀通り沿いの「HULIC&New GINZA7」の6階。1階にお香専門店「銀座 松栄堂」が入っているビルです。
HULIC&New GINZA7の6階
高級な和食店ですが、ランチタイム限定でとんかつランチを提供されています。店内はオープンキッチンで、カウンター席からは調理の様子が見渡せライブ感有り。テーブル席もありますので、会食など幅広く利用できそうです。

とんかつメニューは1種類、本日は・薪火燻し焼きTOKYO Xロース勝つランチ 200g ¥3,800 お願いしました。
TOKYO X 200g
これで200g。とんかつの量は50g ¥500 で追加することも可能です。とんかつが仕上がる30分の間に前菜2品。

・ミニトマトのコンポート
ミニトマトのコンポート
トマトは甘みがもの凄く強く彩りが綺麗。

・ポテトサラダのかっぱ巻き
ポテトサラダのかっぱ巻き
ご飯の代わりにポテトサラダを使用した巻物も面白い。

とんかつの仕立てが特徴的で、まずは1mほど離した遠火の薪火で軽くごく火入れ、次に桜チップで軽く香り付け。
薪火燻し焼きTOKYO Xロース勝つランチ
その後、TOKYO Xの背脂から作った自家製ラードで低音から揚げていきます。

とんかつが出来上がる直前に銅の羽釜で個別に炊いていただける出来立てご飯を味見。
山形県産つや姫
合鴨農法の山形県産つや姫。和食店仕上げの美味しい白飯はとても嬉しいです。

・薪火燻し焼きTOKYO Xロース勝つ200g
薪火燻し焼きTOKYO Xロース勝つ200g
切り方も変わっていて脂の分量により薄、中、厚の3種類にカット。キャベツには大葉の千切りも混じっており、清涼感あります。

・味噌汁、漬物
味噌汁、漬物
味噌汁は大きくカットされた豆腐が中央に浮かび、豚肉との存在感のバランスが良い。漬物も流石の仕上がり。

まずは真ん中から、何も付けずにいただくと、燻製っぽい香り、衣の食感は控えめで、お肉、特に脂の甘みも十分感じられて美味。
薪火燻し焼きTOKYO Xロース勝つ200g
その後、塩とワサビでいただきましたが、部位、厚みにより味の違いを楽しめます。とても美味しく個性的なとんかつです。

和食店ですので、とんかつ以外の料理も上質、お店の雰囲気も素敵です。ロース好きの方なら非常に満足できる内容です。また以前から提供されている・日本一の朝ごはん、もいただきにお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

「銀座 結絆」について詳しくはウェブサイトをご覧くださいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

有楽町産直横丁|とんかつ、カレーにアジフライ、ガード下のテーマパーク/the 466th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」466日目、本日は2019年12月にオープンした飲み屋街「有楽町産直横丁」にお伺いしました。

入り口は「みゆき通り」沿いの線路下(ガード下)、賑やかです。
有楽町産直横丁それまでの「有楽町産直飲食街」は有楽町JR高架下耐震工事で閉店、経営は以前と同じですが店舗も一新、リニューアルされました。

細い道の左右に特色のある11件の居酒屋が並びます。全店24時間営業、昼飲み大歓迎、全席喫煙可能という今のご時勢にして大胆な集合体です。
有楽町産直横丁
ガード下で日が全く当たらないため、昼間でも夜の感じ。店内でも繋がっており、全てのお店の料理を出前でオーダーすることも可能。昭和風の雰囲気を体感できるテーマパークのような印象を受けます。

「魚の浜恵」「貝の真寿」「牛の最上 精肉所」「豚の中西 直売所」「鳥の三芳ファーム」と素材専門酒場が5店舗。
有楽町産直横丁
「九州沖縄食市」「東北食市」「中国四国食市」「関東甲信食市」「近畿東海北陸食市」「北海道食市」など地方酒場6店舗が集まっています。

11時から15時までは各店ランチメニューも色々。価格も1,000円前後が多くリーズナブルです。本日は豚肉専門店「豚の中西」にお伺いしました。

・佐助豚のひれかつ定食 ¥1,000
佐助豚のひれかつ定食
5分ほどで到着。ご飯、豚汁、スパゲティサラダ、お新香付き。ボリュームもしっかり有り満足感有ります。

岩手県二戸市で育てられた佐助豚のヒレカツはやや赤身を残し、柔らかく、しっとりした仕上がりで美味しい。
佐助豚のひれかつ
塩でも十分いただけそうでしたが、卓上に無かったのでソースで。衣はザックリ、この価格にして、とてもお得感のあるとんかつ定食でした。

また別の日にお伺いした「魚の浜恵」では・アジフライ定食 ¥800をいただきました。
アジフライ定食
ほうれん草のお浸し、魚のあら汁、柴漬け付きです。

アジフライは一尾は少し寂しいですが、身も厚くふっくらした仕上がりで美味。
アジフライ定食
味噌汁も各店で少しづつ違いがあり楽しいです。

また別の日にお伺いした「東北食市」ではご当地カレー・神代あいがけカレー定食 ¥1,000をいただきました。
神代あいがけカレー定食
秋田県東の仙北市神代(じんだい)地区のご当地グルメのあいがけカレーで、温玉といぶりがっこ(こちらは普通に福神漬けでしたが)の付け合わせがポイントだそうです。付け合わせは山形県名物の玉こんにゃくの煮物、味噌汁の味付けも甘めです。

左側はシメジなども入った昔風の具沢山カレー、右側はさらっとしたルーの現代風カレー。本格的なものですと2種のカレーの味の違いがもっとあると想像されます。
神代あいがけカレー
ライスは大盛りもできますが、普通サイズで注文。それでもカレーと共にけっこうなボリュームでお腹いっぱいになりました。

他店舗も特徴的なご当地メニューなどが色々ありましたので、順々にお伺いしてみたいと思います。また土日はランチが少し高くなるお店が多い銀座で、平日と変わらないお値段でいただけるのも嬉しいです(一部店舗は土日限定メニューです)。ごちそうさまでした!

「有楽町産直横丁」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

閉店)キッコーマン ライブキッチン トーキョー|新たな価値観を創造し得る新感覚レストラン/the 411th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」411日目、本日は有楽町に昨年11月オープンした新感覚レストラン「キッコーマン ライブキッチン トーキョー」にお伺いしました。

場所は晴海通り沿い、東京高速道路側のスタイリッシュなビル「有楽町ヒューリックスクエア」の地下1階。

お店に入ってすぐに物販コーナーとカフェがあり、奥がレストランとなっています。今のところメニューは月替わりで、ある1つの県の食材を使ったコースを2人のシェフが監修しています。

2019年2月の食材は福島県、同県ご出身の「分とく山」の野崎シェフと「ラ ブランシェ」の田代シェフ監修です。

月3日ほど監修シェフが料理のプレゼンをする日がありますので、どうせならと野崎シェフが担当される日を狙って・今月のディナーコース ¥12,000(サ別10%)を予約してお伺いいたしました。カウンターはなくテーブル席のみ、席間も狭目で60席ほどがコンパクトに設置。黒に明るい木色で統一された落ち着いた店内。

まずは「分とく山」の野崎シェフから食材の説明があり、料理スタート。

メディア出演や講演も多いそうで、多勢の前で話すのにも慣れており、サービス精神旺盛で料理の話や雑学はとても面白く為になります。

アミューズ・菊芋のカプチーノ仕立て フォアグラソテー添え

前菜 福島の風・紅芯大根のマリネ、エゴマ豆腐、蛤うに貝焼き、ヤリイカのクールジェット詰め

和とフレンチと福島とキッコーマンの融合、大根マリネの中はイベリコ豚とクルミ、プチプチ食感の楽しい豆腐、隠し味にラー油が聞いた貝焼きも美味しい。

造り・サワラ焼き目付けとヒラメ

野崎シェフに炭火で焼いて切っていただいたサワラをゲット!お椀に入って引き立つ香り、脂感は少なくさっぱりとした印象、昆布〆のヒラメはプリプリです。キッコーマン特性の醤油ソルト、2種の醤油がとても美味しい。

魚料理・アワビとメープルサーモンの和風グラタン

ゴマや豆乳で作った優しいグラタン。上には銀杏、中には大きなナメコ、ホタテなども入って具沢山。

肉料理・川俣シャモの黒米詰め ごぼうトリュフソース

フレンチ田代シェフの料理で子どものころに食べたキノコ飯のアレンジ。ゴボウも入って炊き込みご飯っぽいです。想像通りの美味しく優しさに溢れた一皿でした。

ご飯・清流豚ひれフライ 美味たれ掛け、ご飯、味噌汁

「天のつぶ」というツヤツヤで綺麗なお米、お代わりもあって嬉しいです。

お漬物が大変美味しいです。

福島の郷土料理でスルメが入ったいかにんじんと三五八漬け、ヨーグルト漬けの3種。これで何杯でもいける。

デザートは3種・大根と金柑のグラッセ、ルバーブのグラニテ、とちおとめとあんぽ柿の抹茶クリーム掛け

最近人気のあんぽ柿って福島の名産なんですね。

最後は美味しい・コーヒー、醤油サブレをいただきゆっくりさせていただきました。

 店名の「ライブ」とは間近に料理作成過程が見られるということではなく、音楽ライブのような観客の一体感を目指したもののように感じました。それであれば、このギュッと詰まったテーブル配置も納得。最後に皆で「アンコール」が出るようになれば最高ですね。 単純な味や雰囲気だけではなく、新たな価値観を創造し得るレストランという印象です。 また気になる食材やシェフが担当するコースがあればお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした!

「キッコーマン ライブキッチン トーキョー」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。