有楽町産直横丁|とんかつ、カレーにアジフライ、ガード下のテーマパーク/the 466th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」466日目、本日は2019年12月にオープンした飲み屋街「有楽町産直横丁」にお伺いしました。

入り口は「みゆき通り」沿いの線路下(ガード下)、賑やかです。
有楽町産直横丁それまでの「有楽町産直飲食街」は有楽町JR高架下耐震工事で閉店、経営は以前と同じですが店舗も一新、リニューアルされました。

細い道の左右に特色のある11件の居酒屋が並びます。全店24時間営業、昼飲み大歓迎、全席喫煙可能という今のご時勢にして大胆な集合体です。
有楽町産直横丁
ガード下で日が全く当たらないため、昼間でも夜の感じ。店内でも繋がっており、全てのお店の料理を出前でオーダーすることも可能。昭和風の雰囲気を体感できるテーマパークのような印象を受けます。

「魚の浜恵」「貝の真寿」「牛の最上 精肉所」「豚の中西 直売所」「鳥の三芳ファーム」と素材専門酒場が5店舗。
有楽町産直横丁
「九州沖縄食市」「東北食市」「中国四国食市」「関東甲信食市」「近畿東海北陸食市」「北海道食市」など地方酒場6店舗が集まっています。

11時から15時までは各店ランチメニューも色々。価格も1,000円前後が多くリーズナブルです。本日は豚肉専門店「豚の中西」にお伺いしました。

・佐助豚のひれかつ定食 ¥1,000
佐助豚のひれかつ定食
5分ほどで到着。ご飯、豚汁、スパゲティサラダ、お新香付き。ボリュームもしっかり有り満足感有ります。

岩手県二戸市で育てられた佐助豚のヒレカツはやや赤身を残し、柔らかく、しっとりした仕上がりで美味しい。
佐助豚のひれかつ
塩でも十分いただけそうでしたが、卓上に無かったのでソースで。衣はザックリ、この価格にして、とてもお得感のあるとんかつ定食でした。

また別の日にお伺いした「魚の浜恵」では・アジフライ定食 ¥800をいただきました。
アジフライ定食
ほうれん草のお浸し、魚のあら汁、柴漬け付きです。

アジフライは一尾は少し寂しいですが、身も厚くふっくらした仕上がりで美味。
アジフライ定食
味噌汁も各店で少しづつ違いがあり楽しいです。

また別の日にお伺いした「東北食市」ではご当地カレー・神代あいがけカレー定食 ¥1,000をいただきました。
神代あいがけカレー定食
秋田県東の仙北市神代(じんだい)地区のご当地グルメのあいがけカレーで、温玉といぶりがっこ(こちらは普通に福神漬けでしたが)の付け合わせがポイントだそうです。付け合わせは山形県名物の玉こんにゃくの煮物、味噌汁の味付けも甘めです。

左側はシメジなども入った昔風の具沢山カレー、右側はさらっとしたルーの現代風カレー。本格的なものですと2種のカレーの味の違いがもっとあると想像されます。
神代あいがけカレー
ライスは大盛りもできますが、普通サイズで注文。それでもカレーと共にけっこうなボリュームでお腹いっぱいになりました。

他店舗も特徴的なご当地メニューなどが色々ありましたので、順々にお伺いしてみたいと思います。また土日はランチが少し高くなるお店が多い銀座で、平日と変わらないお値段でいただけるのも嬉しいです(一部店舗は土日限定メニューです)。ごちそうさまでした!

「有楽町産直横丁」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

キッコーマン ライブキッチン トーキョー|新たな価値観を創造し得る新感覚レストラン/the 411th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」411日目、本日は有楽町に昨年11月オープンした新感覚レストラン「キッコーマン ライブキッチン トーキョー」にお伺いしました。

場所は晴海通り沿い、東京高速道路側のスタイリッシュなビル「有楽町ヒューリックスクエア」の地下1階。

お店に入ってすぐに物販コーナーとカフェがあり、奥がレストランとなっています。今のところメニューは月替わりで、ある1つの県の食材を使ったコースを2人のシェフが監修しています。

2019年2月の食材は福島県、同県ご出身の「分とく山」の野崎シェフと「ラ ブランシェ」の田代シェフ監修です。

月3日ほど監修シェフが料理のプレゼンをする日がありますので、どうせならと野崎シェフが担当される日を狙って・今月のディナーコース ¥12,000(サ別10%)を予約してお伺いいたしました。カウンターはなくテーブル席のみ、席間も狭目で60席ほどがコンパクトに設置。黒に明るい木色で統一された落ち着いた店内。

まずは「分とく山」の野崎シェフから食材の説明があり、料理スタート。

メディア出演や講演も多いそうで、多勢の前で話すのにも慣れており、サービス精神旺盛で料理の話や雑学はとても面白く為になります。

アミューズ・菊芋のカプチーノ仕立て フォアグラソテー添え

前菜 福島の風・紅芯大根のマリネ、エゴマ豆腐、蛤うに貝焼き、ヤリイカのクールジェット詰め

和とフレンチと福島とキッコーマンの融合、大根マリネの中はイベリコ豚とクルミ、プチプチ食感の楽しい豆腐、隠し味にラー油が聞いた貝焼きも美味しい。

造り・サワラ焼き目付けとヒラメ

野崎シェフに炭火で焼いて切っていただいたサワラをゲット!お椀に入って引き立つ香り、脂感は少なくさっぱりとした印象、昆布〆のヒラメはプリプリです。キッコーマン特性の醤油ソルト、2種の醤油がとても美味しい。

魚料理・アワビとメープルサーモンの和風グラタン

ゴマや豆乳で作った優しいグラタン。上には銀杏、中には大きなナメコ、ホタテなども入って具沢山。

肉料理・川俣シャモの黒米詰め ごぼうトリュフソース

フレンチ田代シェフの料理で子どものころに食べたキノコ飯のアレンジ。ゴボウも入って炊き込みご飯っぽいです。想像通りの美味しく優しさに溢れた一皿でした。

ご飯・清流豚ひれフライ 美味たれ掛け、ご飯、味噌汁

「天のつぶ」というツヤツヤで綺麗なお米、お代わりもあって嬉しいです。

お漬物が大変美味しいです。

福島の郷土料理でスルメが入ったいかにんじんと三五八漬け、ヨーグルト漬けの3種。これで何杯でもいける。

デザートは3種・大根と金柑のグラッセ、ルバーブのグラニテ、とちおとめとあんぽ柿の抹茶クリーム掛け

最近人気のあんぽ柿って福島の名産なんですね。

最後は美味しい・コーヒー、醤油サブレをいただきゆっくりさせていただきました。

 店名の「ライブ」とは間近に料理作成過程が見られるということではなく、音楽ライブのような観客の一体感を目指したもののように感じました。それであれば、このギュッと詰まったテーブル配置も納得。最後に皆で「アンコール」が出るようになれば最高ですね。 単純な味や雰囲気だけではなく、新たな価値観を創造し得るレストランという印象です。 また気になる食材やシェフが担当するコースがあればお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした!

「キッコーマン ライブキッチン トーキョー」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

あけぼの|皆和やか、空気感も最高な老舗とんかつ店/the 385th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」385日目、本日は実は皆大好きとんかつです。有楽町駅前「交通会館」の地下1階の「あけぼの」にランチ訪問いたしました。

「あけぼの」は1962年(昭和37年)の創業。全体的に昭和な雰囲気漂う交通会館、交通会館は1965年開業ですので、創業後こちらに移転したと想像されます。

平日11時05分にお伺いすると、カウンター10席のみの店内、すでに満席。。。今日こそはと思っていたので外で待つことにいたしました。 お店の前に丸イス、次いで店内の超簡易ベンチに移動し15分ほどで念願のカウンター席へ。事前に聞いてくれるため料理が出てくるのは速いです。

お願いしたのは人気の・上かつ丼 ¥1,300

分厚いカツと溶き卵の組み合わせ、本当美味しそうです。衣はややしっとり、カツも柔らかく、ボリュームもたっぷり。ほの柔らかな卵も美味しく理想的なかつ丼です。煮干し出汁が利いた豆腐の味噌汁も良いですね。

追加で頼んだ・アジフライ ¥200

アジを開いて揚げた定番タイプ。こちらもレモンを絞って美味しくいただきました。

こちらに・サラダ、お新香付き

 味も美味しいのですが、お店の空気感も最高です。

また後日お伺いして・ひれかつ定食 ¥1,700 + ・カニクリームコロッケ単品 ¥200 をお願いしました。

メニュー表の横にも記載がありますが、他のものより時間がかかり十数分で到着。ご飯はけっこう大盛りです。

いわゆる棒ひれかつ、芯はほんのり赤みを残した揚げ具合。

時間がかかるのも納得です。 甘みもちゃんと感じられる柔らかなヒレは期待以上の美味しさ。大きなカニクリームコロッケも滑らかで優しい美味しさで理想的な仕上がり。トンカツもコロッケも噛むとザクッと音がする衣の食感が素敵です。

爽やかな大将、和やかなお店の空気感に心も満たされました。親方さん始めスタッフ4人の連携が素晴らしく、見ていても気持ちが良い。そして親方と女将さんは常連さんと過度に喋り過ぎることはなく、良い距離感で交流されており、聞いているとコチラも心が安らぎます。 お世辞にもお店も綺麗とは言えず、お店も席の間も狭いのですが、皆んな和やか。この空気感の中でいただくとトンカツが一層に美味!

お店を出た11時半頃。いつもの光景ですが、あけぼの、大正軒、ひょっとこの3店の前はお腹を空かせたビジネスマンで溢れています。

銀座、有楽町で働く人たちのオアシス、大事な交通会館です。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

料理とこの張り紙に全てが表現されています。とにもかくにも自家製であふれる有楽町のとんかつ店、素晴らしいです。

銀座かつかみ|色んな部位を少しずつ、ニュータイプのとんかつ店/the 381th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」381日目、本日は8月21日に銀座5丁目、みゆき通り沿いにオープンしたとんかつ店「銀座かつかみ」にお伺いいたしました。

当ブログでもご紹介させていただいた和食の名店「喰善あべ」が入っている都ビルの5階、みゆき通りとすずらん通りの交差点です。

エレベーターを降り、ドアを開けるとすぐにカウンター席、奥にはテーブル席もあるようです。ほどよく高級感があり、ほどよくカジュアルな落ち着いた雰囲気です。 ランチは¥2,500からありますが、本日は¥3,500のランチコースをお願いしました。

まずは・キャベツの浅漬け、はりはり漬け

さらに千切りキャベツ。キャベツに使うニンジンのドレッシングはかなり濃厚です。

こちらの面白いのは少しずつ、色々な部位のトンカツがいただけること。ありそうで無かったスタイルです。ご飯、なめこ味噌汁も到着し、まずはこちらの部位から。お肉は山形県産の米澤豚を使用しています。

・ヒレ

上にたまった肉汁を飲んでからカツをいただいてくださいとのこと。とんかつを器にして飲む肉汁、期待した通りの甘み。肉も柔らかで甘〜。岩塩付けるとなお甘〜い。美味!薬味はソース2種、辛子が用意されるのですが、ほとんど塩のみでいただきました。

・ロース

見るからに美しいシルキーな断面。普段ロースは食べませんが、いわゆる脂っこさは全く無く、肉質良く美味。控えめな薄い衣も好みです。

・肩ロース

かなり力強い肉の味。少しずつ出てくるので味の違いがわかりやすくて楽しい!

・しんたま(もも)

希少部位のしんたま。とんかつで食べるのは初めてかも。噛むと上質なジュースがジュワリ。適度な歯ごたえと旨味が素敵。 車海老はいらないなと思ったのですが、とんかつがとても美味しいので追加オーダー。

・車海老 +¥1,000

車海老と名乗っておきながらサイズが小さいものが出てくることがよくあるのですが、こちらのはご立派。味噌の入った頭からかぶりつき。オレンジ色の卵も入った大当たり。プリプリで美味。頼んで正解。

・メンチカツ

こちらも肉汁たっぷり。今まで食べたメンチカツの中でもトップクラス。ご飯と合うのはもちろん、このジューシーな感じはパンに挟んで食べても目茶美味しいそう。

最後は好物の・カレーライス +¥300 もオーダー。

カレーも豚肉ミンチがたっぷり入って、程よいスパイス感で美味。あと数杯は余裕で食べられそうです。 とんかつで¥3,500と聞くと、かなり高価格に感じますが、それに比例した満足感は十分有り。肉自体が美味しいのはもちろん、ギュッと閉じ込めた肉汁が素晴らしく、すぐに人気が出そうな香りです。

大将も最初ちょっと怖い方かな。。。と思いきや、とっても優しい方でした。 夜の予約は2名からでさらに色々な部位が少しずついただけるとのこと。とんかつ好きとしては必ずお伺いしたいと思います。とんかつの新世界、ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。