銀座かつかみ|色んな部位を少しずつ、ニュータイプのとんかつ店/the 381th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」381日目、本日は8月21日に銀座5丁目、みゆき通り沿いにオープンしたとんかつ店「銀座かつかみ」にお伺いいたしました。
当ブログでもご紹介させていただいた和食の名店「喰善あべ」が入っている都ビルの5階、みゆき通りとすずらん通りの交差点です。
エレベーターを降り、ドアを開けるとすぐにカウンター席、奥にはテーブル席もあるようです。ほどよく高級感があり、ほどよくカジュアルな落ち着いた雰囲気です。 ランチは¥2,500からありますが、本日は¥3,500のランチコースをお願いしました。
まずは・キャベツの浅漬け、はりはり漬け
さらに千切りキャベツ。キャベツに使うニンジンのドレッシングはかなり濃厚です。
こちらの面白いのは少しずつ、色々な部位のトンカツがいただけること。ありそうで無かったスタイルです。ご飯、なめこ味噌汁も到着し、まずはこちらの部位から。お肉は山形県産の米澤豚を使用しています。
・ヒレ
上にたまった肉汁を飲んでからカツをいただいてくださいとのこと。とんかつを器にして飲む肉汁、期待した通りの甘み。肉も柔らかで甘〜。岩塩付けるとなお甘〜い。美味!薬味はソース2種、辛子が用意されるのですが、ほとんど塩のみでいただきました。
・ロース
見るからに美しいシルキーな断面。普段ロースは食べませんが、いわゆる脂っこさは全く無く、肉質良く美味。控えめな薄い衣も好みです。
・肩ロース
かなり力強い肉の味。少しずつ出てくるので味の違いがわかりやすくて楽しい!
・しんたま(もも)
希少部位のしんたま。とんかつで食べるのは初めてかも。噛むと上質なジュースがジュワリ。適度な歯ごたえと旨味が素敵。 車海老はいらないなと思ったのですが、とんかつがとても美味しいので追加オーダー。
・車海老 +¥1,000
車海老と名乗っておきながらサイズが小さいものが出てくることがよくあるのですが、こちらのはご立派。味噌の入った頭からかぶりつき。オレンジ色の卵も入った大当たり。プリプリで美味。頼んで正解。
・メンチカツ
こちらも肉汁たっぷり。今まで食べたメンチカツの中でもトップクラス。ご飯と合うのはもちろん、このジューシーな感じはパンに挟んで食べても目茶美味しいそう。
最後は好物の・カレーライス +¥300 もオーダー。
カレーも豚肉ミンチがたっぷり入って、程よいスパイス感で美味。あと数杯は余裕で食べられそうです。 とんかつで¥3,500と聞くと、かなり高価格に感じますが、それに比例した満足感は十分有り。肉自体が美味しいのはもちろん、ギュッと閉じ込めた肉汁が素晴らしく、すぐに人気が出そうな香りです。
大将も最初ちょっと怖い方かな。。。と思いきや、とっても優しい方でした。 夜の予約は2名からでさらに色々な部位が少しずついただけるとのこと。とんかつ好きとしては必ずお伺いしたいと思います。とんかつの新世界、ごちそうさまでした!