レストラン・ピウさん-実力派イタリアン/the 199th day

2018年3月追記)約2年半ぶりのお伺い。本日はディナーで一番人気の・コース ピウ ¥8,200(サ別10%, w/o tax)をお願いしました。

・有機にんじんのポタージュ ライムリーフの香り、ニョッキのフリット カシスマスタード

まだ夜は冷えますので、温かい前菜は嬉しいです。スパイスがかなり効いており、体の中が温まります。

・ズワイガニとメジマグロ アボカドのタルタル、ハーブとエディブルフラワーのサラダ仕立て

柚子胡椒とラズベリーのヴィネグレットソース、カラスミ、いぶりがっこ!?の組み合わせがユニークです。ポリポリ食感で香りも良いいぶりがっこの主張、強し。

・黒ムツのカダイフ包み焼き、ホタルイカのバーニャカウダソース

照明暗めでロウソクの光に照らされるテーブル席、呪術的な香りのする盛り付けが絶妙。ホタルイカが船を襲撃するクラーケンにも見えてきます。 味はといえば非常に美味!柔らかで甘みのある黒ムツとカリカリのカダイフ、絶品スイーツっぽい印象をアスパラの苦味、ホタルイカとソースが引き締めます。味も見た目も大変面白い一皿でした。

・イチゴと生ハムのバジルソース 冷製フェデリーニ

フルーツパスタは初めていただきます。バジルとイチゴの相性良しです。

・三色のアニョロッティーニ 春野菜のスープ仕立て

緑/仔牛とポルチーニ 白/ウサギと香味野菜 赤/タレッジョとプロシュートコット イタリアカラーの三色パスタはスペシャリテ。前回いただいたラビオリもそうですが、包む系は絶品。小さなお皿に様々な世界が凝縮しています。春香る軽やかなコンソメスープはどの色のアニョロッティとも相性が良い。小さいですがコク深く、ちゃんとウサギ味の白、ポルチーニ香る緑が好みでした。

・仔鴨フィレ肉の山椒ロースト 春トリュフを散らして

小鴨のフィレ肉はクセが全くなく非常に食べやすい。個人的には肉自体にもう少しニュアンスがあったほうが好みですが、その分、トリュフと12年熟成バルサミコと山椒のソースは絶妙。下には和風出汁で煮込んだ輪切りの大根、それはおでんです!

・抹茶風味のマスカルポーネムース

最後は美味しいデザートで。やっぱりイチゴはデザートが良いですね。

本日も雰囲気の良い空間で、リーズナブルで美味しい料理を満喫させていただきました。前回お伺いより随分和風さが増しており、素材の組み合わせが楽しい。日が過ぎるほどに完成度が増しそうで今後に期待もふくらみます。ランチに1名予約可能なことも確認したので、またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

以下2015年8月記載

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」、199日目。本日は今年5月7日にオープンしたイタリアン”レストラン・ピウ”さんにお伺いしました。

お店の場所は銀座4丁目、昭和通り近くの新しいビル「HOLON-GINZA」の8階。
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フレンチの「イシダ」さんの新店が入っているなど、今後面白くなりそうな隠れ家感の強い建物です。 目立つ看板などはありませんので、お気を付けください。

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店内は決して広くはありませんが、シックで落ち着いた雰囲気です。8階ですので、窓からは京橋まで続く通りがずっと見下ろせます。

ランチは今のところ、完全予約制で確か¥2,600のパスタコース、¥3,980のメインディッシュ(3種類から1種選択)の付いたコースの2種類。本日は¥3,980(w/o tax)のコースをお願いしました。最初に言ってしまいますが、かなり素晴らしい内容でした!

前菜 “真鯛のカルピオーネ、人参とレモングラスの冷製スープ”
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真鯛のは欧風南蛮漬け?のようなもの。サフランが軽く効いております。 スープも美味。良いスタートです。

パン “ブラックオリーブパン、セサミパン”
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とても美味しいパンでした。カリッとした食感が好み。 イタリアから空輸しているそうです。

前菜 “タコとウイキョウのマリネ”
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この時期のタコもなかなか美味。 宮崎県産のマンゴーが違和感なくマッチしており、柚子胡椒のソースでまとめた夏らしい一皿。

パスタ “ウナギのラヴィオリ 山椒・セージ・バターソース”
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土用の丑の日に食べ損ねたので嬉しい。そして美味しすぎ! イカスミを練りこんだ黒いラヴィオリの中にはウナギ、肝、リコッタチーズ。ソースとともにサッパリとしており、いくらでも食べれそうです。新佛シェフのセンスが光る逸品でした。

パスタ “赤牛とサマーボルチーニのキタッラ”
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キタッラは断面が四角いやや太めのパスタ。ミモレットチーズが散らせてあります。 濃密なソースが良く絡み、しっかりとしたコシでうっとりとする噛みごたえです。サマーボルチーニ、とても美味しかったです。

メイン “マンガリッツァ豚のビステッカ ヴィンコットとイチジクのソース”
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ハンガリーの食べられる国宝、マンガリッツァ豚。こんなところで出会えるとは! 以前オーストリア料理の”ハプスブルク・ファイルヒェン”さんでいただき、大変美味しかった記憶があります。

豚ですが、牛のような霜降り具合で柔らかくジューシー。 脂がけっこう多いのですが、口に入れると瞬時に溶けます。驚くほどさっぱりとしており後味が良い。 お肉を引き立てるナチュラルなソースも良く、やはり絶品でした!

付け合せは十穀米とジロール茸の焼きリゾットとヤングコーンでした。この形のヤングコーンは初めて。表面はこんがり、裏は生っぽい感じで面白美味です。

デザート “ラズベリーのジェラート、抹茶のパンナコッタ”
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こちらも丁寧に作られており、優しいお味でした。

最後は美味しい”エスプレッソ”で。
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たまたまでてきたものも好物ばかり。それを抜きにしても大満足!ごちそうさまでした!

「レストラン・ピウ」さんについて詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ 。

銀座ハプスブルグ ファイルヒェン|優雅なオーストリア料理/the 37th day

2017年12月記載)印象がすごく良かったレストラン、5年ぶりのお伺いです。本日はメインが2品選べる・フルコース ¥7,700(サ別10%)をお願いしました。

・キッチンからのご挨拶 スコティッシュサーモンの燻製、セロリのサラダ

ピリッとしたホースラディッシュのサワークリームが美味しい。

・カイザーゼンメル

オーストリアの伝統パン、凄い好き。外はカリッと中は真っ白でしっとり。 すっきりしたお味で料理ソースとの相性も抜群です。お代わり無料!

・オーストリアの伝統的なオードブル盛合せ スズキのフリット、菜彩鶏の胸肉、佐助豚オーブン焼き、スペック(生ハム)と黒ゴボウのサラダ

最上質な洋食という感じの、親しみやすい前菜たち。生ハムの下の黒パン、スズキのタルタルソースが良い感じ。「オードブル」という響きがグッド!

・ウィーンのコンソメスープ、キノコのショーベルを浮かべて

クラシックな見た目も素敵。コンソメをたっぷり吸ったマッシュルーム味のショーベルが絶品。

・軽く燻製したサバのソテー、レンズ豆のラグーとパプリカソース

メインはこちらの魚料理、鶏、豚の3品から選べました。やはりお肉料理が美味しいので、肉2品のチョイスでも良かったかもしれません。

お口直し・ザクロのシャーベット

・佐助豚頬肉のグーラッシュ、ノッケルンと共に

とても柔らかく煮込まれた頬肉はとろける幸せなお味。もちもちニョッキのノッケルンはソースと絡めて美味!

・ケーゼトルテ、リンツァトルテ

オーストリアの伝統ケーキ。まったり酸味が心地よいチーズケーキ、スパイスとラズベリーの重厚なリンツァトルテも好みでした。

最後は・クッキーと美味しい・コーヒーで。

天井の高い店内はテーブルの配置もゆったり、クリムトの絵が飾られていたりと高級感たっぷりですが、フレンドリーなサービス、ちょっと素朴で親しみやすいクラシックな優しい料理のバランスが素晴らしく、コストパフォーマンスも良好。

最初の好印象は2回目で、さらにアップです。 今度は4年も開けずにお伺いいたします。ごちそうさまでした!

以下2012年10月記載

こんにちは、トリプルです。銀座の美味しい飲食店を巡るグルメグログ「銀座6丁目美食日記」、37日目です。

本日は初のオーストリア料理です!オーストリアの伝統的な宮廷料理を提供する「銀座ハプスブルグ・ファイルヒェン」さんにお伺いいたしました。

場所は銀座7丁目、「H&M」の正面、その名の通り緑色のビル「銀座グリーン」の7階です。

ランチは¥5,250のコースのみ。まずはこちらから。

Amuse ・カキフライ タマゴのソース、キャベツのサラダを添えて

カキフライというかカキフリット。小麦粉で揚げてあります。 プリプリの兵庫県産のカキ。美味しい。期待が持てます。

コース料理以外にお勧めされたコチラもオーダーしました。

・梅山豚の骨付き熟成ハム ウィーナーバインシンケン ¥945

幻の豚と呼ばれる茨城県産の梅山豚-メイシャントン。 その場で切り分けて頂きます。

メープルの甘味を仄かに感じるマスタードソースで頂きます。

驚くべきほどの香り。そして自然な甘味、深い味わい。 歯ごたえも十二分。こんなパワフルなハムは初めてです!

・オーストリア伝統的なオードブル盛合せ

真ん中から時計回りに「イワナのムース、鶏胸肉にパセリとパプリカソースを添えて、 目玉焼きを乗せたハンバーグ、サーモンのマスタードソース添え、サツマイモのスープ」 どれも洗練されており、美味。奥のサツマイモのスープがツボでした。 小さい目玉焼きが可愛いです。

・南瓜のクリームスープ シュタイヤーマルク風 パンプキンシードオイルの香り

表面に薄く乗っているのがオーストリア名産のカボチャの種子のオイル。 焙煎したナッツのような香りとでもいいましょうか、最高に食欲をそそる香ばしさ。 そして濃厚ながらも舌触りの良いスープ。 カボチャの歯ごたえさえも感じさせる「食べるスープ」です。

・カイザーゼンメル

オーストリアの伝統的なパン。 外はカリカリ、中はフワフワ。奥のクリームチーズがまた美味しいんです。

続いてメイン。+¥945でマンガリッツァ豚を使ったお料理に変更。 マンガリッツァ豚はハンガリーの固有種で、一時は絶滅を危惧され、2004年には国宝に指定されています。 毛むくじゃらなこんな豚です。
マンガリッツァ豚
しかし、このファンキーな外見に似合わぬ、素晴しいお味です。

Main ・ハンガリー国宝マンガリッツァ豚のグーラッシュ(=シチュー)、アイヤーノッケルンを添えて

豚肉とは思えないほどの繊細でまろやか、そして上品なお味。 フォークで優しく触れる崩れるほど柔らかく、ホントとろけます。 先ほどの梅山豚とは真逆のテイスト。非常に「雅」です。 ソースと絡めて食すアイヤーノッケルンというツルツルしたショートパスタも美味。

Dessert ・リンゴとケシの実のクーヘン シナモンの香り

マンガリッツァに伸されて、写真を取り忘れるという失態をおかしたため2回食べました! ケシの実のプチッとした食感と、リンゴの甘酸っぱさが絶妙。シナモンたっぷりのアイスも美味しかったです。

エスプレッソで幸せの一息。

そして最後に嬉しい Petit four ・レールケン

鹿の背中を模したケーキで、本来は丸いのだそうです。 中はスパイスケーキ。気が利いてます。 どれも素晴しく手が込んでおり瀟洒なお料理でした。ごちそうさまでした!

美しいクラシックが流れる荘厳な店内です。

テーブルもゆったりと配置された耽美な空間。 非常に丁寧で序品でありながら、親しみのあるサービスも完璧です。

「銀座ハプスブルグ・ファイルヒェン」さんについて詳しくはウェブサイトをご覧下さい。

お立ちよりの際は是非トリプルにも遊びに寄って下さいませ。