銀座 ブラン亭|コリドー街に帰ってきたブラン亭!/the 435th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」435日目、本日はカレーです。2019年4月ビルの取り壊しのため、またしても閉店してしまったカレー店「ブラン亭」ですが、この度コリドー街の雑居ビルに移転し再オープンいたしました(移転前のブラン亭の記事はコチラ、移転前のブラン亭の移転前の記事はコチラ)。

場所は銀座7丁目、コリドー街沿いの雑居ビル「第26ポールスタービル」の4階です。

「鮨處やまだ」「和の菜彩 さとう」などが入っている建物です。2年ぶりにコリドー街に戻ってきたのですが、夜のコリドー街の変貌振りにとても驚いたそうです。

前店舗の半分ほどの広さでしょうか。引っ越し仕立てでテーブル配置など安定しておりませんが、スナック居抜きでなかなか味わい深い雰囲気です。

テレビも2台設置されカラオケも可能、東京オリンピックに向けて模様替えしていく予定だそうです。7月オープンですが度々お伺いしています。

・チキン、キーマ、謎カレー、バジルポーク 温玉乗せ ¥1,600

今回のお休みは2ヶ月ほどと短かったですが、久々のブラン亭のカレーは最高に美味しい! 謎カレーはサクランボとブルーチーズが入ってなかなかパンチが効いており辛さもグッド。中トロトロの温玉や色々な薬味と一緒に食べると最高です。お摘み的なバジルポークも、上品なお味で美味。 

・チキン、豆カレー ¥900

通常は2種類のカレーを選べてこのお値段。油控えめの優しいお味ですので、毎日食べても飽きません。

・豆、ラムカレー ¥900

ラムカレーはなかなかレア。力強いスパイス感で絶品です。

・キーマ、チキンカレー 目玉焼き乗せ ¥1,000

ビジュアル的にも目玉焼き乗せは素晴らしい。大好物のキーマカレーはピーマン、ズッキーニの夏野菜入り。季節やママさんの気分によるアレンジも楽しいカレーです。カレーの後は気持ちを込めて入れていただく・コーヒー ¥200 をいただきゆっくりするのが至福の時間です。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

銀座 ふじやま|銀座で味わう京料理の絶佳/the 423th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」423日目、本日は和食です。京都の老舗料亭「和久傳 わくでん」で20年以上活躍、総料理長まで勤めた藤山貴朗氏が独立し、2019年3月末、銀座にオープンした和食店「銀座 ふじやま」にお伺いいたしました。

場所は銀座3丁目、当ブログでもご紹介させていただいた「日本ばし やぶ久」「鮨 いしやま」などが入っている銀座モリタビルの7階です。

エレベーターを下りると静謐な店内、暗い廊下を通りドアを開けると今日の舞台へ。茶室を思わせるしっとりとした雰囲気に、木目が鮮やかなカウンターが印象的。銀座においては個性的な気がしますが、日本の伝統をしっかり踏襲した風雅で非常に落ち着く空間です。カウンター8席以外に個室も2部屋。

料理は・おまかせコース ¥30,000(サ別10%, w/o tax)のみ。温かい枇杷の葉茶、そしてまずは一献、伏見の低アルコール日本酒・抱腹絶倒をいただき楽しみな料理がスタート。

・蒸しアワビ、肝の飯蒸し

とても柔らかで気持ち良い弾力。肝ご飯が美味しく無いわけはありません。上には独特の香りがアクセントのロックチャイブ。期待が高まる先付です。

・毛ガニ、オニヒカゲワラビの土佐酢ジュレ掛け

上にはクセの無い特大ワラビ、かなり大きい毛ガニだと思われるのですが、味が濃いことこの上無し。美味。

・ハマグリ、湯葉の椀

続いても強い出汁が印象的な椀物、京都の青大豆を使った湯葉との組み合わせが絶品。湯葉の良さはあのトロッとした食感だと思うのですが、豆乳本来のコク、香り、甘みがあり今まで食べた中で一番。味の濃さは青大豆というより、京都の製造元の特徴なのだとか。

・アマテ(マコ)ガレイ、トリガイ、メジマグロ 黄身酢

明石のものだそうですが、カレイが最高。この旨さは凄い。ここからさらに盛り上がったらとんでもないことになっていたのですが、次の料理からやや落ち着きを取り戻します。

八寸・トラエビ、アオリイカ、ホタルイカ、ウドと生カラスミ、コゴミと利休麩のエゴマ和え

大きい桜エビのような虎エビは初めていただきましたが、サクサクで海老独特の香り良い超天然かっぱえびせん。もし食べ放題ならやめられない、とまらないお味。

・タケノコ、たらの芽てんぷら、木の芽味噌

・アマダイ、春キャベツのソース

身は焼き、ウロコは揚げるという一手間が嬉しい関西名物のグジ(アマダイ)。

・ヤーコンうどん、キャビア

ラトビア モトラ社の世界一小さいチョウザメ「スターレット」のキャビア。透明感のある色合いで塩味もごく薄めで違和感なく調和。うどんも美味しい。

続いての食材はこちら。

春の短い季節しかいただけない花山椒。

美術館に何気なく置いてあっても違和感無さそうなオブジェ。

とても美しいお肉は希少な山口県産高森和牛のサーロイン、しかもミートスペシャリスト沼本氏の必旨「沼本カット」。

京都のクレソンと合わせて。薄くカットした断面もサシの入り方が素晴らしく綺麗です。

藤山大将にお鍋で調理していただけます。

・花山椒、高森和牛サーロイン、クレソン

こちらのお肉は初めていただいたのですが、面白い!サーロイン2枚なのですが全く別物。1枚は肉の旨味を、もう1枚は脂身の甘み十分、滑らかで官能的ともいえる絶品さ。花山椒の香りとあと引く爽やかな刺激も素敵。スープは肉とカツオのごく明確な旨み出汁、京都産クレソン、花山椒と全て主張の強い素材を使った一品ですが、上品に、そして洗練さえ感じさる逸品でした。

・土鍋ご飯、蓬麩の味噌汁、サバのへしこ、お新香

お米は丹後の、コシヒカリか。炊き込みご飯はやらないそうですが、納得のお味。甘みと香り良く、それだけでもとても美味しい。

そしてこのご飯のお供が凄い。

自然薯とアワビを使ったとろろでございます。

山芋は刺激が強い素材だと思うのですが、アワビのすり身を加えることで、とても優しい仕上がりに。

粘り気は少なくクリーミー、うっとりする美味の最強とろろご飯でした。そして少し残ったご飯は塩むすびにしていただいたのですが、翌日の朝ご飯に食べてびっくり。冷えても素晴らしい美味しさに朝から気分が良くなりました。

甘味は美味しい・わらび餅

さらに・抹茶、せとかと清見オレンジジュース、丹波黒豆、べにほうじ茶と続き、最後まで飽きさせません。

器もとても美しい。目の奥に鋭い光がありながらも、耳に心地よい柔らかいお声が印象的な大将の藤山さんはベテランの風格か、作業の流れは静かで無駄がなく眺めていても気持ちのよいもの。料理の説明は最低限ですが、こちらが聞けば何でも丁寧に教えていただけます。想像力を刺激する料理、人、空間が一体となったとても素晴らしいお店でした。

また季節を変えて、お伺いしてみたいものです。はるばる銀座に来ていただいてありがとうございます!ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

緑に輝く美しい茶碗でした。器も見所十分です。

東家|銀座に在り銀座に非ず、極上の癒し空間/the 359th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」359日目、本日は和食です。昼夜共に一組限定という和食店「東家 あずまや」さんにお伺いいたしました。ミシュランガイド2018、一つ星のお店です。

場所は銀座3丁目、松屋通り沿いの雑居ビル7階。

地下1階は名前を聞くと二度と忘れられないパスタ屋さん「スケベニンゲン」です!

お店に入ると心地よいお香の香に包まれます。BMは仄かにクラシック、松田正平さんの伸び伸びとした書、猫?面などが飾られており、凛とした中にもたおやかさを感じる心地よい店内です。

テーブルは2卓ありますが、少人数だと使用されるのは1卓のみ。銀座ということもビルの7階ということも忘れさせてくれる独特の雰囲気にまたたく間に引き込まれてしまいました。

夜のコースは¥20,000、¥25,000(サ別10%, w/o tax)の2コース、2人での予約の場合は自動的に後者となります。最初に大将の挨拶があり料理がスタート、一組だけですのでリズム良く料理は提供されます。

・イイダコの桜煮、菜の花お浸し

桜の香の本当の桜煮、頭に詰まった卵(いい=飯)、その名の通りほっくりとご飯みたいで美味しいです。

・ワラビとそら豆の白和え

築地のお豆腐屋「安達屋」のものを使った白和え。豆乳、ごまペーストで非常にコク深い仕上がり。心に染み渡る季節の滋味は和食の醍醐味。こういうシンプルで再上質な料理は時に絶品。 脱緊張、力が抜けていくのがわかります。

・ホタルイカ、ワケギ、赤カブの酢味噌和え

・アイナメ、若竹、よもぎ麩の椀

気をてらわない優しいお出汁はデトックス効果有り。

・キンメダイの炙り

・黒ムツの味噌幽庵焼き、行者ニンニク、赤カブ酢漬け、サツマイモ

キンメダイ、黒ムツどちらも旨みたっぷり。香高い行者ニンニクが良いアクセントに。美味し〜。

・十勝牛サーロイン、タラの芽、フキノトウの天ぷら

あか牛のサーロインは脂が少なくさっぱりといただけます。この時期の山菜は牛肉にも負けない力強さが最高です。

・鯛子、がんもどきの炊き合わせ

・うすい豆、小柱の炊き込み飯

グリンピースよりほくほくのうすい豆、柱と共に食感甘味良く2人で完食です。

・イチゴのあんみつ

とちおとめ系という小さいイチゴが甘くてすごく美味しい。黒蜜にはイチゴジャムが入っており、どこを食べても幸せイチゴ味。

最後は絵になる大将、自らお抹茶を点てていただけます。

茶筅の音色が心底心地よく。癒し完了です。

食後は大将ご夫婦と色々お話をさせていただき、気づけば4時間ほど経っておりました。。。 料理だけを見ると割高に思えるかもしれませんが、空間やホスピタリティ全てを含めて東家。環境で味の感覚は変わりますので、滋味深い料理をこの素晴らしい空間でいただけることを考えると大満足、銀座最高レベルのお食事系癒し空間でした。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

「東家」さんについて詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

寛幸|今宵も素敵な寛幸時間/the 347th day

以下2018年6月追記)4ヶ月ぶりのお伺い。本日も・おまかせコース ¥15,000(税+サ別10%)をお願いしました。

まずは・初ガツオのたたきから

カツオは酢味噌で、たっぷりとした厚みが素敵。

・炙りクチコ

クチコはなんと自家製。先っぽの部分なので形は悪いが、味は凝縮されているとのこと。肩肘張らないゆるい雰囲気の中、佳肴とぬる燗が沁み渡ります。無償に美味しい。

・ジュンサイの素麺 アサリスープ

こういう類の料理は抜群。一気飲み。

続いて解禁されたばかりの長良川 郡上八幡の・鮎

テンション上がります。田楽仕立ても良いですね〜。

続いては飛騨牛の・ネギたん

芽ネギたっぷり、食感良く噛むほどに滲み出る旨味。付け合せの青ナスは真逆のトロトロ食感で旨し。

定番の・モズク酢

を挟んでメインは

・メヌケの餡掛け

乗っているのは野球グローブではなくたっぷりのウニ。淡白で上品な味わい、プリプリです。

楽しみのご飯は・ノドグロと新生姜の炊き込みご飯

最後の沢山の穂紫蘇をふり掛けて出来上がり。程よい脂感と生姜のシャキシャキが良いですね。美味。


本日2.5合完食です!

最後は別腹の濃厚・抹茶ブリュレで〆

今日も楽しく美味しい時間をありがとうございます。今後のご活躍も楽しみな寛幸さんです。またお伺いします。ごちそうさまでした!

以下2018年2月記載

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」347日目、本日は和食です。三田の有名和食店「晴山」出身の佐藤寛幸さん自身の名前を冠したお店「寛幸」さんにお伺いしました。

場所は東銀座4丁目、松屋通り沿いのビルの6階。

1階はシュークリーム店、上階にはフレンチ「ラ ターブル プリベ イシダ」、イタリアン「ピウ」、鮨「あらた」など良いお店が入っている美食ビルです。

いきなり驚くのは内装。店名とロゴの感じからシンプルな和食店を想像していたら、非常にモダンでスタイリッシュ。

バーのような雰囲気にしたかったと聞いて納得、写真に写っていませんが右側の小さい2人掛けテーブルがバー感を一層高めているようです。

本日は・おまかせコース ¥15,000(税+サ別10%)をお願いしました。

・レバニラ

こちらのお店のスペシャリテともなっているレバニラの概念を覆すレバニラ。そもそも冷製です。シャキシャキのニラとモヤシに、滑らかしっとり上質な鶏レバの組み合わせが最高。出汁まで美味しい。

続くお椀も良い。大量の浅葱(?)の下は・スッポンのワンタンスープ

中にはエンペラも入っていました。鶏とスッポンのワンタンって素敵、大寒の折、ピリッとしたスープが体に優しい。

・フグ白子、カラスミ

白子が本当に美味しい季節、カラスミが良い味出しており、お酒が進みます。

・ブリ照り

良く絡む甘いタレが上品過ぎるブリ照りのマキシマム。絶品!

・能登産岩もずく

シャキシャキ食感が楽しい、さっぱり箸休め。

・飛騨牛ヒウチ、椎茸、里芋の小鍋

地獄のような熱さの餡掛け仕様ですが、お味は天国。ヒウチはモモ肉の一部で、霜降りのサシの入る希少部位。柔らかで旨味もたっぷり。

・越前ガニ、セリ、ゴボウの炊き込みご飯、お新香、味噌汁

ちゃんと味噌入り、カニの旨味、ゴボウの食感、香りの良いセリは根っこもたっぷり、実はこの部分が一番美味しいのです。


素材の出汁がたっぷり沁みた優しいお味の絶品ご飯。1.5合完食です!

・イチゴのクリームブリュレ

最後はイチゴが爽やか、美味しいデザートで。

ワンタン、レバニラ、ブリ照りと家庭でもお馴染み料理のアップデートが新たな世界を開きます。1年ぶりのお伺いでしたが、前回よりもオリジナリティがしっかり出ており、今後がますます楽しみなお店です。サービス精神溢れる美味しい料理の数々、次に何が出てくるんだろうというワクワク感も素敵で、大満足!

打ち解けやすく話術でも楽しませてくれる寛幸さんの性質も素晴らしく、名は体を表すとはよく言ったものです。「寛と幸」の二文字に全てが表現された素敵なお店、また戻ってきたくなる素敵な空間です。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。