寛幸|今宵も素敵な寛幸時間/the 347th day
以下2018年6月追記)4ヶ月ぶりのお伺い。本日も・おまかせコース ¥15,000(税+サ別10%)をお願いしました。
まずは・初ガツオのたたきから
カツオは酢味噌で、たっぷりとした厚みが素敵。
・炙りクチコ
クチコはなんと自家製。先っぽの部分なので形は悪いが、味は凝縮されているとのこと。肩肘張らないゆるい雰囲気の中、佳肴とぬる燗が沁み渡ります。無償に美味しい。
・ジュンサイの素麺 アサリスープ
こういう類の料理は抜群。一気飲み。
続いて解禁されたばかりの長良川 郡上八幡の・鮎
テンション上がります。田楽仕立ても良いですね〜。
続いては飛騨牛の・ネギたん
芽ネギたっぷり、食感良く噛むほどに滲み出る旨味。付け合せの青ナスは真逆のトロトロ食感で旨し。
・メヌケの餡掛け
乗っているのは野球グローブではなくたっぷりのウニ。淡白で上品な味わい、プリプリです。
楽しみのご飯は・ノドグロと新生姜の炊き込みご飯
最後の沢山の穂紫蘇をふり掛けて出来上がり。程よい脂感と生姜のシャキシャキが良いですね。美味。
最後は別腹の濃厚・抹茶ブリュレで〆
今日も楽しく美味しい時間をありがとうございます。今後のご活躍も楽しみな寛幸さんです。またお伺いします。ごちそうさまでした!
以下2018年2月記載
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」347日目、本日は和食です。三田の有名和食店「晴山」出身の佐藤寛幸さん自身の名前を冠したお店「寛幸」さんにお伺いしました。
場所は東銀座4丁目、松屋通り沿いのビルの6階。
1階はシュークリーム店、上階にはフレンチ「ラ ターブル プリベ イシダ」、イタリアン「ピウ」、鮨「あらた」など良いお店が入っている美食ビルです。
いきなり驚くのは内装。店名とロゴの感じからシンプルな和食店を想像していたら、非常にモダンでスタイリッシュ。
バーのような雰囲気にしたかったと聞いて納得、写真に写っていませんが右側の小さい2人掛けテーブルがバー感を一層高めているようです。
本日は・おまかせコース ¥15,000(税+サ別10%)をお願いしました。
・レバニラ
こちらのお店のスペシャリテともなっているレバニラの概念を覆すレバニラ。そもそも冷製です。シャキシャキのニラとモヤシに、滑らかしっとり上質な鶏レバの組み合わせが最高。出汁まで美味しい。
続くお椀も良い。大量の浅葱(?)の下は・スッポンのワンタンスープ
中にはエンペラも入っていました。鶏とスッポンのワンタンって素敵、大寒の折、ピリッとしたスープが体に優しい。
・フグ白子、カラスミ
白子が本当に美味しい季節、カラスミが良い味出しており、お酒が進みます。
・ブリ照り
良く絡む甘いタレが上品過ぎるブリ照りのマキシマム。絶品!
・能登産岩もずく
シャキシャキ食感が楽しい、さっぱり箸休め。
・飛騨牛ヒウチ、椎茸、里芋の小鍋
地獄のような熱さの餡掛け仕様ですが、お味は天国。ヒウチはモモ肉の一部で、霜降りのサシの入る希少部位。柔らかで旨味もたっぷり。
・越前ガニ、セリ、ゴボウの炊き込みご飯、お新香、味噌汁
ちゃんと味噌入り、カニの旨味、ゴボウの食感、香りの良いセリは根っこもたっぷり、実はこの部分が一番美味しいのです。
素材の出汁がたっぷり沁みた優しいお味の絶品ご飯。1.5合完食です!
・イチゴのクリームブリュレ
最後はイチゴが爽やか、美味しいデザートで。
ワンタン、レバニラ、ブリ照りと家庭でもお馴染み料理のアップデートが新たな世界を開きます。1年ぶりのお伺いでしたが、前回よりもオリジナリティがしっかり出ており、今後がますます楽しみなお店です。サービス精神溢れる美味しい料理の数々、次に何が出てくるんだろうというワクワク感も素敵で、大満足!
打ち解けやすく話術でも楽しませてくれる寛幸さんの性質も素晴らしく、名は体を表すとはよく言ったものです。「寛と幸」の二文字に全てが表現された素敵なお店、また戻ってきたくなる素敵な空間です。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!
お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。