キッチン大正軒さん-全て許容の老舗洋食店/the 174th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、174日目、本日は洋食です。“キッチン大正軒”さんにお伺いしました。巣鴨の老舗の精肉店の直営みたいです。
場所は有楽町駅の目の前の“東京交通会館”の地下1階でございます。
交通会館は完全に風景の一部と化しておりますが、昭和な雰囲気いっぱいの、なかなか侮れない建物でございます。 地下1階は趣のある飲食店街です。
目指す場所は、いつも行列が絶えない人気ラーメン店の“麺屋 ひょっとこ”さんのお隣でございます。
使い込まれたお世辞にも綺麗とは言えない店内はカウンターとテーブル席が1つ。激狭です。お会計は先ですので、外に貼ってあるメニューで予め選んでおくとスムーズです。
17時15分頃入店したとき先客はいませんでしたが、続々とお客様が。狭い店内あっという間に満席でした。ちなみに、お水もセルフでございます。メニューが多く迷いましたが、本日はコチラをお願いしました。
“チキンカツカレー” ¥950
5分ほどで到着。この愛想の無い盛り付けが、このお店には合っております。大きいチキンカツが2つ。やはり無造作にカレーとご飯の間に配されております。
一口食べて驚き。美味しい!サックサクの衣に、厚みがあり程よいカツの弾力。素晴らしいです。 使用しているというキャノーラ油(店内に体に良い理由の書いた紙が貼ってあります)については、体に良い悪いと賛否両論あるようですが、何といっても美味しいのだから仕様がないのです。
カレーは甘くて辛い、古き良き雰囲気。豚肉がたっぷり入っております。後味も悪くないですね。キャベツは太めの千切りで、バリバリ食べます。満腹中枢が刺激されて丁度良いのかもしれませんね。 ごちそうさまでした。
チキンカツが印象的でしたので、次の日もお伺いしました。
昨日より遅い17時30分過ぎに到着したのですが、何とまだ営業されていない!聞いてみると「なるべく17時30分前には開けるようにしているが、特に決まっていません。済みませんね。」と、全然済まなさそうにおっしゃいます。それでも全然嫌な気分にならないのは、昭和38年創業の貫禄でしょうか。店内で少し(30秒くらい)待たせていただいた後すぐ開店。こちらをオーダー。
“ミックスA定食 メンチカツ、アジフライ、エビフライ” ¥1,000
味噌汁、ご飯(少なめで注文)付きです。 何と、唐揚げが1個付いているのがテンション上がります。 大きいアジフライとメンチカツがインパクト有り。
メンチは最大限にサクサク感を楽しめようにか、厚みは薄くて面積は広いです。 玉ねぎたっぷりでさっぱりとしており、美味。しかしこのサクサク感は病み付きですね。ごちそうさまでした。
本日もその後、続々とお客様が。 食べて早々に退散しましたが、店を出る時の2人の女性店員さんの「ありがとうございました〜」はとても愛想が良い。 ツンデレの見本ですね。再訪したくなる原因の1つではないでしょうか。 またサクサクしに伺います。素敵なお店でした。
場所はコチラです。
お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ 。