御食事いわさき |創業100年以上の味わい深いお食事処/the 668th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」668日目、本日は1920年創業の老舗定食店「御食事いわさき」にお伺いしました。

場所は有楽町、JR高架沿いを少し「東京ミッドタウン日比谷」脇に入った一軒家。
御食事いわさき

お世辞にも綺麗とは言えませんが、年季の入った落ち着く店内はテーブル席数卓とカウンター席、それこまで席数は多くありません。
御食事いわさき
現在11時から昼のみの営業のよう。メニューは生姜焼き、焼き魚、チキンカツなど定番が並びます。

・生姜焼き定食 ¥900
生姜焼き定食
豚バラ肉、玉ねぎ、ピーマンにキャベツが添えられた大定番の生姜焼き、量は多くはないものの、しっかりした味付けでご飯が進みます。

・ご飯、味噌汁、高菜炒め
ご飯、味噌汁、高菜炒め
ご飯の量はけっこう多め、味噌汁は薄味が良い感じです。

・カツ丼 ¥950
カツ丼
別の日にいただいた四角いお重に入ったカツ丼、お肉は薄めですがごく柔らかしっとり、安定の美味しさです。

配膳を担当するお婆ちゃんのユーモアを交えたサービスも楽しいお店です。新しいお店が続々オープンする中、他では体験できない空気感を持つ素敵な飲食店です。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

ローマイヤレストラン 銀座店|帰ってきたローマイヤでハンバーグランチ/the 428th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」428日目、本日はハンバーグ、2019年3月にオープンした「ローマイヤレストラン 銀座店」にお伺いしました。

場所は銀座5丁目、あずま通り沿い。2012年まで銀座の別の場所で営業されていたので復活とも言えます。

「ローマイヤ」は1921年にドイツ人アウグスト ローマイヤが創業した食肉加工メーカー、並びに老舗レストラン「銀座ローマイヤ」、日本のロースハムの元祖だそうです。

新しくオープンしたこちらは、原点回帰でローストビーフとドイツビールがメイン。店内はシンプルで落ち着いた雰囲気、カウンター席も4席ありますので、そちらに落ち着きます。

現在ランチメニューはガレット、ハンバーグ、クロックマダムなど6種類。本日は・自家製手ごねハンバーグ 和風大葉おろしソース セット ¥1,080 をお願いしました。

まずはシンプルな・サラダ、コンソメスープ

野菜も新鮮で美味しいです。

10分ほどでハンバーグも到着。「器が熱いのでお気をつけ下さい」との注意があります。取っ手までとても熱いので本当に注意が必要です!

ほうれん草、玉ねぎ、トマト、ジャガイモと野菜も沢山入っているのが嬉しいです。

ハンバーグは粗めの肉々しいものでニンニクもしっかり効いており味も濃いめで迫力有り。

食べごたえも十分、昔ながらの美味しいハンバーグです。

最後はセットの・コーヒーをいただきゆっくりさせていただきました。
この場所はお店の入れ替わりが激しいので、今度は長続きしていただきたいと願います。またガレットをいただきにお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした!

「ローマイヤレストラン 銀座店」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

ハンバーグでもう1店、銀座6丁目、数寄屋通り沿い「はしご」が入っているビルの5階にあるバー「東京マイプレジャー」のランチにお伺いしました。

古いビルから想像するより明るい店内、レトロなスナックのような懐かしさのある店内、カウンターが中心ですが、奥にはゆったりテーブル席もあります。オーナーが名古屋の方ということで名古屋喫茶店名物の鉄板ランチ、スパゲッティ、ハンバーグ、ビビンバの3種類でどれも¥1,000です。

本日お願いしたのはスパゲッティとハンバーグ両盛り・鉄板ミックス ¥1,500

下には薄焼き卵が敷かれてボリューム満点、お箸でいただくのがお流儀だそうです。ハンバーグ、ナポリタン共に柔らか食感ですが、それがこの感じには良く合っています。単なる味を超えた魅力のある名古屋伝統料理です。美味。

そして・名古屋コーチンの玉子 +¥150を乗せた玉子ご飯は、間違いのない美味しさ。

何故に名古屋コーチンかといえば同じ通り沿いにある「東京やきとり亭」の姉妹店だだから。実行しませんでしたが、ハンバーグを乗せても良さそうです。

丁寧で爽やか、雰囲気良いスタッフの方がしっかり作って下さいます。お一人で切り盛りされているので、一度にお客様が沢山いらっしゃると時間がかるかもしれません。時間に余裕のある時に是非。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

萬福、中華 銀座亭|親しみ感じる炒飯餃子/the 405th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」405日目、本日は最高レベルのコンビネーションの1つ「炒飯と餃子」です。銀座にある大衆的な中華料理店2店をご紹介いたします。

まずは銀座2丁目、東銀座にある中華料理店「萬福」。

見るからに歴史ありげな外観ですが、なんと1929年創業です。入って右側がカウンター席、手前と左側がテーブル席、歴史あるお店ですが、内装は綺麗で本物のレトロを感じられる空間です。カウンター席はやや狭目ですが、奥に荷物置きもあるので安心です。

・餃子6ケ ¥690

ちょっと変わった餃子です。皮は厚めのモチモチ系、焼かれた部分はカリカリでコントラストが良いです。餡はニンニク不使用で、シンプルにひき肉と白菜で仕上げられています。個人的な好みとは少し違いましたが美味しい餃子です。

食べ終わるころにタイミング良く・焼飯 ¥880が到着。

創業したシェフが洋食出身だそうで、炒飯も特徴有りです。色が黒めの醤油味。ボリュームはやや少なめでしょうか。

・ほうれん草のスープ付き。

醤油味です。

具材は卵焼き、ナルト、玉ねぎ、焼豚。ラーメンにも入っているという卵焼きがポイントです。

焼飯の中の黄・赤・緑の色合いがなかなか綺麗です。スープも含め、基本醤油味なのでちょっと変化が欲しかった印象ですが、次はケチャップを使用したポークライスをいただいてみようと思います。お店の雰囲気もとても良いです。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

続いて銀座7丁目、花椿通り沿いにある中華料理店「中華 銀座亭」。格式の高いお店かと思いきや、外観からして年季の入ったお店で店内はカウンター席のみ。

メニューは外に置いてあるので、最初から決めておき、奥から詰めて座りましょう。男性店員さんは基本的にぶっきらぼうですが、全く気にならず。一番奥の席からは中華鍋で調理している様がよく見えますが、無心に鍋を振る姿がとても格好良い。全く無駄のない動き、堂々とした仕事ぶりの職人技に期待が高まります。料理は全て手渡しで提供です。

・餃子1人前 6ヶ ¥700

3時からは3ヶから頼めるようです。けっこう大きめなので1人なら3ヶがベストかもしれません。 焼き目がカリカリ、餡もぎっしり入った定番餃子。ニンニクも入った理想型。美味しいです。

・チャーハン、中華スープ付 ¥860

大変にオーソドックスな見た目のチャーハンですが、これが美味しい! 極薄く卵でコーティングされたご飯に塩胡椒の按配が最高。

上質感のある具材しっかりパラパラ無化調チャーハンも良いのですが、

やっぱりこんな素朴な親しみ溢れるチャーハンが親近感を感じて大好きです。チャーシューが大量に入った鍋から救った?中華スープも美味。ボリュームたっぷりでお腹も心も大満足です。

「中華 銀座亭」深夜2時頃まで営業されていますので、飲んだ後の〆にもお勧めです。ソース焼きそばなども気になりますので、またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

あけぼの|皆和やか、空気感も最高な老舗とんかつ店/the 385th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」385日目、本日は実は皆大好きとんかつです。有楽町駅前「交通会館」の地下1階の「あけぼの」にランチ訪問いたしました。

「あけぼの」は1962年(昭和37年)の創業。全体的に昭和な雰囲気漂う交通会館、交通会館は1965年開業ですので、創業後こちらに移転したと想像されます。

平日11時05分にお伺いすると、カウンター10席のみの店内、すでに満席。。。今日こそはと思っていたので外で待つことにいたしました。 お店の前に丸イス、次いで店内の超簡易ベンチに移動し15分ほどで念願のカウンター席へ。事前に聞いてくれるため料理が出てくるのは速いです。

お願いしたのは人気の・上かつ丼 ¥1,300

分厚いカツと溶き卵の組み合わせ、本当美味しそうです。衣はややしっとり、カツも柔らかく、ボリュームもたっぷり。ほの柔らかな卵も美味しく理想的なかつ丼です。煮干し出汁が利いた豆腐の味噌汁も良いですね。

追加で頼んだ・アジフライ ¥200

アジを開いて揚げた定番タイプ。こちらもレモンを絞って美味しくいただきました。

こちらに・サラダ、お新香付き

 味も美味しいのですが、お店の空気感も最高です。

また後日お伺いして・ひれかつ定食 ¥1,700 + ・カニクリームコロッケ単品 ¥200 をお願いしました。

メニュー表の横にも記載がありますが、他のものより時間がかかり十数分で到着。ご飯はけっこう大盛りです。

いわゆる棒ひれかつ、芯はほんのり赤みを残した揚げ具合。

時間がかかるのも納得です。 甘みもちゃんと感じられる柔らかなヒレは期待以上の美味しさ。大きなカニクリームコロッケも滑らかで優しい美味しさで理想的な仕上がり。トンカツもコロッケも噛むとザクッと音がする衣の食感が素敵です。

爽やかな大将、和やかなお店の空気感に心も満たされました。親方さん始めスタッフ4人の連携が素晴らしく、見ていても気持ちが良い。そして親方と女将さんは常連さんと過度に喋り過ぎることはなく、良い距離感で交流されており、聞いているとコチラも心が安らぎます。 お世辞にもお店も綺麗とは言えず、お店も席の間も狭いのですが、皆んな和やか。この空気感の中でいただくとトンカツが一層に美味!

お店を出た11時半頃。いつもの光景ですが、あけぼの、大正軒、ひょっとこの3店の前はお腹を空かせたビジネスマンで溢れています。

銀座、有楽町で働く人たちのオアシス、大事な交通会館です。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

料理とこの張り紙に全てが表現されています。とにもかくにも自家製であふれる有楽町のとんかつ店、素晴らしいです。