徳うち山|大胆、そして力強い日本料理/the 161th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、161日目です。本日は和食でございます。銀座の有名和食店「銀座 うち山」唯一の暖簾分け店「徳うち山」にお伺いしました。

場所は銀座3丁目、東銀座、歌舞伎座の裏側です。昭和通りから2本東側の通り沿いでございます。
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花屋さんの横のビルの1階に、不思議に表れる和風のエントランスが“徳うち山”さんです。

戸を明けると白檀の香りのお香、もう一つ戸を開けると店内です。思ったより広く、カウンター8席、個室、テーブルが数卓。カウンターの席間もある程度ゆったりしております。

夜は12,000円から。本日は15,000円(w/o tax、サ別10%)のコースをお願いいたしました。

・うに、いくら、帆立、小松菜の和え物

一品目にぴったりの爽やかさ。ウニとイクラの組み合わせは贅沢感ありますね。美味。

・焼き胡麻豆腐
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こちらの名物のお餅のようなゴマ豆腐は、胡麻ダレとの相乗効果良く、外側はカリッと、中はトロっと、焼き具合が絶妙です。付け合わせは人参と思いきや、柿。よく見ると器も柿柄でございました。

・甘鯛、聖護院かぶらの椀
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乗っているミニかぶらが可愛く、今が旬、素晴らしく美味しい。生キクラゲがシャキシャキで絶品。乾燥品とは別物ですね。

・ひらめ、鱈の白子
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厚めに切られたひらめは噛むほどに染み出る旨味が身に沁みます。

・さわら、松茸、海老芋
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さわらは上品な甘さ。ねっとりとした肉質の海老芋はやはり美味。

・毛ガニ、ミョウガ ジュレがけ

お口直し的な、さっぱりとした一品。

・黒毛和牛のサーロイン、松茸、九条ネギの鍋
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カウンター向かいのコンロでずっと煮込まれていた、気になる壷の正体。上質でございます。松茸をメインとして素材が渾然一体となった出汁の香りが素晴らしい。食事の前に、もうちょっといかがですか?ということで、もちろん遠慮無くいただきます。

・もろこの南蛮漬け

琵琶湖のもろこ。初めて食べました。ほどよい酸っぱさに身はピチピチでございました。良いもろこです。

・鯛茶漬け
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胡麻ダレでいただく定番の鯛茶でございます。伊賀焼きの窯で炊く最高レベルに美味しいご飯はお茶碗にちっぽりと上品に。一杯目は胡麻ダレにからませた鯛のお刺身をご飯にのせて。

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ご飯、鯛刺身共にお代わり可能!二杯目は煎茶をかけていただきます。ゴマだれとお茶が神妙に混じり合い、幸せなお味でございます。タレはけっこう塩気がきいておりますので、少しがよいかもしれません。

・サツモイモのアイス、黒蜜プリン

プリンもスペシャリテだそうで、びっくりするほど濃厚で美味しいです。

お箸と膝掛け代わりに使用した手ぬぐいはお土産としていただけます。こういったサービスも嬉しいですね。 気配りはしっかりしておりますが、お店の雰囲気は堅苦しくないのもよい感じです。バランスの取れた美味しい10品、ごちそうさまでした。

「徳うち山」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ 。

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