しのだ家|東銀座の素晴らしき台所/the 266th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”266日目です。本日は東銀座の素敵なダイニングバー”しのだ家”さんをご紹介いたします。
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場所は銀座2丁目、昭和通りから1本東側の閑静な通り沿いです。

店内は木を沢山使っており温かみを感じます。すごく清潔感もあり、気持ちが良い雰囲気。カウンターの向こうのオープンキッチンでは女性店主が手際よく調理をしています。 ちなみに全席喫煙可能です。ただ、3回お伺いしていますが、何故か煙草を吸われている人を見たことがありません。

料理はどれも、どれもハズレなしです!

“トウモロコシとそら豆のフリット” ¥600
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“カツオのなめろう” ¥700
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荒くみじん切りにしたカツオをネギ、生姜で和えています。

“ゴボウのフリット 粒うにソース和え” ¥700
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これ、美味し過ぎです。勝手にこちらのお店のスペシャリテだと思っています。

“豚バラ粗挽き肉とニラの入った餃子” ¥650
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一口サイズの可愛い餃子が6個。 ニラ感は控え目で、お肉の味をしっかり感じられます。お酒が進む料理です。

“豆腐と木の子のスーラー仕立て小鍋 ネギ or パクチー” ¥700
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ネギも良いですが今回はパクチーでお願いしました。 蓋を開けるとパクチーがどっさり!良い香りです。 熱々で、唐辛子の辛味とトロみのあるスープの絡みが良く効いています。最近、肌寒くなってきたので体が温まります。

“アサリとクレソンの蒸し煮” ¥750
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グツグツ状態で登場。けっこうなボリュームです。 具も美味しいのですが、ワインの入ったスープがこれまた美味しすぎて全部飲んでしまいました!

料理はどれも一手間かかっており、繊細で優しい味付けが素敵。この一手間が素晴らしく、単なる家庭料理とは一線を画しています。洋風な店内ですが、日本酒、果実酒、ワインなどドリンクの品揃えも豊富。さらに遅くまで営業しており、日曜日も営業しています(不定休なので要電話確認)。加えて価格も非常に良心的ときてますから、本当素晴らしいお店です。

外の看板に「shinorinの台所」と書いてありますが、これを略して「しのだ」なのでしょうか。いつも気になっているので次回は聞いてみたいと思います。またお伺いいたします。 ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にも遊びに寄って下さいませ。
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イルモーロ|ムードも素敵な肉系イタリアン/the 265th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”265日目です。本日は東銀座のお肉が美味しいイタリアンレストラン”イルモーロ”さんにお伺いしました。

場所はみゆき通り沿い、昭和通りを少し越えた辺りです。バルサミコ酢?のボトル型看板が目印です。
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お隣はミシュランガイドのピブグルマンにも掲載されている立ち飲み居酒屋”三ぶん”さんです。

間口は狭いですが、奥行きがあり清潔感の感じられる店内。
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入ってしまえば、外から全く見えず非常に落ち着ける雰囲気です。そこはかとなく感じるローカル感が、とてもいいですね。

ランチは”パスタセット” ¥1,200からありますが、せっかくなので肉料理もいただける”ランチフルコース” ¥3,400をお願いしました。

“サラダ、パン(カンパーニュ)”
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爽やかドレッシングの新鮮サラダ。温かいパンも美味しいです!

パスタは4種類から選べます。

“小エビとほうれん草のフレッシュトマトソース”
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自家製生パスタはトスカーナ名物のピチ。ちょっと太めで縮れているためウドンのようで、ズルズル啜りたくなりますね。たっぷりしたモチモチ感を感じられる美味しいパスタです。次回は平打ちパスタのトレネッテも試してみたいです。

“ブラックアンガス牛リブロース 10年熟成バルサミコソースとパルミジャーノ”
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パスタは少ない分、お肉はボリュームたっぷりです。お肉は歯ごたえ十分で、噛みたびに肉汁がジュワり。これがバルサミコとの美味しい調和が素敵です。 パルミジャーノが乗っているので、最後まで飽きることなく美味しくいただけました。塩胡椒も出していただきましたが未使用で完食! 付け合せはイタリアンタンポポ?、温かみのある苦味がよかったです。

“リコッタチーズとへーゼルナッツのパウンドケーキ、桃のコンポート マンゴーソルベ”
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デザートもなかなか。ナッツのリズム感のある食感が心地よいパウンドケーキはかなり好み!

最後は美味しい濃い”コーヒー”でさっぱりと。パスタのレベルも高く、お肉を沢山、食べたい時に訪問したいお店です。平打ちパスタは是非食べてみたいと思います。料理も美味しいですが、心地よい空間とサービスがとても好感触でした。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

“イルモーロ”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧ください。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にも遊びに寄って下さいませ。
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ロイヤルクリスタルカフェ|銀座随一のラグジュアリー感/the 264th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”264日目です。本日は並木通りのラグジュアリービル「ロイヤルクリスタル銀座」の地下1階ある”ロイヤルクリスタルカフェ”にお伺いしました。
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なんとこちらは、ドトールの鳥羽名誉会長が私財を投じて作った(ビルも含め)最高峰のカフェなんです。ビルの外観からしてすでに人を圧倒していますね。赤い絨毯の敷かれた階段を下りると、いきなりシャガールの作品が。幻想の世界への入り口という感じですね。

おそるおそる重いドアを開けると、アンティークの磁器が沢山飾られております。圧巻!サロンはオープンなテーブル席の周りに幾つかの個室が並び、本当に豪華。座ったのは入ってすぐのテーブル席。クマノミやハコフグが泳ぐ水槽が壁に埋め込まれており涼しげです。

本日はサラダ、ドリンクが付くランチセットの”オムライス ビーフシチュー添え”¥2,200をお願いしました。

“ロイヤルクリスタルブレンド”
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サイフォンで丁寧に入れていただくコーヒーです。カップ&ソーサーは目にも美味しい1700年代のフランスのセーブル焼。美術館に展示してあっても不思議ではないほど貴重な器です。コーヒーは、さっぱりとクセのない、バランスの良いお味。ランチセットでもお代わりできるのは嬉しいですね。

新鮮な”サラダ”も付きます。
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続いてメイン。

“オムライス ビーフシチュー添え”
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那須御養卵を使用したふわふわオムライス。下にはケチャップライス。さらに和牛のビーフシチューまで入っており、料理も豪華な見た目。

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シチューは野菜も色々入っており卵と絡めて、また、ライスと絡めていただいても楽しめます。非常に上質感のある一皿でした。

コーヒーは一番リーズナブルなもので¥1,500なのですが、それに料理が付いて¥2,200となると不思議とお得な感じまでしてしまいます。別の種類のコーヒーも飲んでみたいですが、またランチで訪問してしまいそう。

という訳で後日またランチにお伺いしてしまいました。

“ロイヤルクリスタルブレンド”
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今日のアンティークカップはマイセン。どんな素敵なカップでコーヒーを飲ましていただけるのか。このお店の大きな楽しみの1つです。気品のあるプルシアン・ブルーをベースに手描きで精密に描かれているのは、ドレスデンの街並みだそう。素敵な器の美味しいコーヒー、格別です。

“帆立貝とキノコのリゾット”
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帆立とアワビ茸、エリンギ、マッシュルーム、椎茸、種々のキノコをサフランスープで煮込んだ黄色いリゾット。リゾットというより、汁なしの雑炊に近い感じでしょうか。帆立とキノコのお出汁がしっかりと効いた、優しい味わい。チーズがたっぷり使われているため、お腹も満たされました。

コーヒーはお代わりできるので、食後にゆっくりともう一杯。今日もゆったりとした時間を過ごせて大満足です。

メインダイニングでもゆっくりできますが、個室も¥1,000から利用できます。そんな機会があれば是非利用してみたいものです。“ロイヤルクリスタルカフェ”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧ください。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にも遊びに寄って下さいませ。
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しぇりークラブ|魅惑のシェリーとチョコレートカレー/the 263th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”263日目です。本日は泰明通りにあるシェリー酒の専門店”しぇりークラブ”さんにお伺いしました。

遅めのランチを求めて泰明通りを歩いていると、”しぇりークラブ”さんがランチメニューを出しているのを発見!4年ほどずっと気になっていたお店ですが、シェリー酒に馴染みもなく、お伺いする機会がありませんでした。
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ランチは来店のハードルが下がるのも良いところです。2階にあるシェリー酒専門のお土産屋さんを横目に、恐る恐る3階へ上がります。 上がってみるとスタッフの方が明るくお出迎えしていただき一安心。木の温かみを存分に感じられる雰囲気の良いダイニングバーでした。

カウンターに腰掛け落ち着きます。壁面の樽を模した装飾がユニーク。ランチは日曜・祝日の14:00〜16:30までされているのですが、9月から日祝が定休日となるので、なんと今日が最後のランチ営業でした。

ランチメニューは2種類でどちらも¥1,500。パエリアとチョコレートカレーです。チョコレートカレー!

カレー好きとしてはここで逃げる訳にはまいりませんが、せっかくなのでシェリー酒もいただいてみました。ランチタイムなので、少しお得にいただけました。なんと200種類以上のシェリーを取り揃えており、2005年には『シェリーの品揃え』でギネスにも認定登録されています。凄。

“ラハンダ フィノ” ¥600
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すっきり辛口タイプのフィノ。そもそもシェリー酒とは白ワインにアルコール度のより高いブランデーなどの蒸留酒を加えて作る酒精強化ワイン。非常に劣化しにくいため大航海時代に船乗りたちに愛飲されていたそうです。マデイラワイン、ポートワインと合わせ世界三大酒精強化ワインと呼ばれるとか。

白ワインがベースですが、よりドライでしつこさが全くなく美味しい! シェリー酒ってこんなに美味しかったんですね。驚きです。

前菜 “トルティージャ、サラダ、ドライトマトを挟んだパン”
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ジャガイモと卵だけのシンプルなトルティージャは、お好みでマッシュルームペーストを付けて。 仕上がりも素晴らしく綺麗、ほのかな甘みでとても美味しい。

スープ “ガスパチョ”
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これもなかなか滋味深し。続いてカレーに合わせたシェリーをチョイスしていただきました。

“ベルトラ オロロソ” ¥600
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酸化熟成の辛口といっても先ほどのものと比べると随分甘く、重い。色も全く違いますね。私みたいなシェリー酒のド素人でも好みや料理に合わせてスタッフの方が優しくチョイスしてくれるので安心です。

そして続いてお待ちかね。

“チョコレートカレー”
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メキシコのチョコレートを使ったソースであるモーレポブラーノから着想を得たカレーだそうです。上には鶏肉と野菜のソテー、中にも鶏肉がゴロッと入っています。甘くないといっても、やはり甘い。ただスパイシーさもしっかりと感じられます。全体的な一体感が有り、完成度は高く、先ほどのシェリー酒とも良く合います。

“バニラアイス”
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極甘のペドロヒメネスシェリーをソースとして使っております。フレンチでも馴染みのある使い方ではないでしょうか。アイスも美味しいです。

チョコレートカレーにも驚きましたが、初めて飲んだシェリー酒の幅広さに驚きました。 個人的には最初に飲んだ辛口タイプが好みです。 ランチ終了は残念ですが(あーランチパエリアも食べてみたかった!)、雰囲気よく料理も期待できるお店ですので夜にまたお伺いしてみたくなりました。 知識豊富なスタッフの方にシェリー酒のことも色々ご教授いただけて大満足です。ごちそうさまでした!

“しぇりークラブ”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧ください。

お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にもお立ち寄りくださいませ。


アジル|素敵な相互作用、パラドックスの魅力/the 262th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”262日目です。本日はミシュラン二つ星のフレンチレストラン、”エスキス”さんが2つ下の階にオープンした姉妹店に平日ランチにお伺いしました。

エレベーターを降りた瞬間のインパクトが凄い。内装も一見の価値有りです。入ってすぐがバースペース。
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奥がメインダイニングとなっています。
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テーブルの配置までが何か芸術的です。 木、流木のオブジェ、レザー、ガラス、金属、壁面は日本の伝統的職人技による茅葺きや地層のように美しい紋様が見られます。柔と硬、静と動など様々な対比がユニークなパラドキシカルな空間となっています。天然のものが多いせか、不思議と落ち着きます。

平日ランチはコースのみで¥5,000、¥7,000の2種類。 本日は前菜、メイン、デセールの¥5,000(サ別10%)のコースをお願いしました。こちらは料理内容は決まっていますが、¥7,000のコースになるとプリフィクスで皿数も増えるようです。

前菜 “イカとブッラータチーズ”
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ブッラータって初めて食べましたが美味!モッツアレラチーズの袋の中に、細かくしたモッツァレラと生クリームを混ぜたものをたっぷり入れて口を閉じたものだそうです。ナイフを入れるとトロッとしたものが流れ出てきます。臭みは無くとってもミルキーでイカと抜群な相性です。コースを決めるときにイカと聞いて少しテンションが下がったのですが、これは良い!付け合せはパプリカとエストラゴンでした。

パン “フォカッチャ、カンパーニュ”
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バターもオイルもなしだったので、ソースに思いきり付けて楽しんで下さいってことだったんでしょうか。先ほどのイカの出汁が効いた絶品スープも、こっそり一口だけパンに付けていただきました。残りはグッとこらえてお別れです。

メイン “A5和牛モモ肉”
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表面には黒ニンニクのピュレが塗られており、良い香り。ソースはシンプルなフォン・ド・ヴォー。 そして種々のハーブがその後に加わり重層的な香りに悩殺。付け合せのニンジンには味醂粕、麦茶粕、リンゴを使って料理してあったりと楽しいお味。

デセール “ティラミス”
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意表を付く一皿。どこがティラミス?と思ったらチョコレートの繊細な板の下に隠れていました。 黒丸ビスケット、ライムとピスタチオパウダーがアクセント。重さは全くなくむしろ軽い、リキュールが効いた爽やかで大人なお味でした。

最後は濃い〜”コーヒー”と”ナツメグチョコレート”で。
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皿数が少なく満足できるかと不安でしたら、一皿がエスキスさんの3倍量ほどあり心もお腹も十分満たされました。料理の芸術性は抑えめですが、味付けはやや濃厚でストレートに美味しい仕上がりで、フランス、イタリア、日本の食材と料理のミックスも楽しめました。 また美しい器、インテリアのシナジーも素敵ですね。 夜はコースはなく、カルトのみ。バースペースでデザートとお酒を楽しむなんていう魅惑の使い方もできますね。 ますます幅が広がるエスキスワールド、今後の展開が楽しみです。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にもお立ち寄りくださいませ。