閉店)いぞら|ピザ薪窯大活躍!ボリューム満点の和イタリアン/the 449th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」449日目、本日はイタリアンです。銀座6丁目、泰明通りに2018年5月にオープンした「いぞら」にランチ訪問いたしました。
店名からピンとくる方もいるかもしれませんが、ピザが美味しいイゾラ系列です。 銀座には「イゾラブル」「イゾリーナ」の2店があります。店名が平仮名の「いぞら」は、和素材とのミックスを楽しめるコンセプトとなっています。
2階建てのお店で、1階はカウンター、2階がテーブル席。
2階には北斎や国芳の版画が飾られており和洋折衷な雰囲気。
歌川国芳といえば「猫づくし」が有名ですが、金魚を中心とした水生生物を擬人化したの「金魚づくし」も秀逸。
ぷっくりとした金魚のフォルムと多彩な表情が愛らしくて大好物です。
平日ランチメニューは¥1,500からありますが、本日はメインも選べる・ランチコース ¥3,800をお願いしました。まずはすべてのコースに前菜5種が付きます。
冷たい前菜3品・スモークサーモンムースのクロスティーニ、蒸し鶏胸肉、3種キノコのマリネ
盛り付けも美しく、どれも爽やか仕上げです。
温かい前菜2品・ひよこ豆のパネッレ、大根とサルシッチャのオーブン焼き すき焼き風ソース
初めて食べたパネッレはサクサクのヘルシー豆スナック。シチリアの州都パレルモ名物で、ビールやワインの摘みなんかにも良さそうです。すき焼きソースも面白い。
・北海道産ウニと白神クレソン、青森生にんにくの自家製トマトソース +¥1,000
ピザorパスタそれぞれ4種類ほどから選べますが、イゾラグループといえばピザです。トッピングに和素材を多様しているのが「いぞら」の特徴、珍しいウニピザを選んでみました。生地はフワフワとカリカリの丁度中間くらい。これだけウニが乗っていると贅沢感有り、にんにくの香りでピリッとしまったトマトソースがとても美味しいです。
・茨城県産瑞穂のいも豚 肩ロース肉の藁焼き 和歌山炭塩で
メインも牛肉、魚など3種類ほどから選択可能。藁焼きですが、香りはほぼ無し。とても柔らかく、非常にさっぱりとしたお味の豚肉でした。
・宇治抹茶のティラミス
デザートもイタリアンベースですが、和の装い。甘さ控えめ酸味を効かせてティラミスとしてはシャープな仕上げ。
抹茶ですが・コーヒーと一緒に味わうとまったり幸せな美味しさ。カップの形もお洒落です。
ピザがボリュームがあるので、お腹もいっぱいです。白金店が1999年にオープンしたイゾラは、石窯で焼くナポリピザというジャンルでは老舗といこともあり安定的に美味しいピザがいただけます。¥1,500という微妙に高いランチ値段のためか比較的空いており、ゆっくり食事ができるのも良いです。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!