馳創 吼龍|素敵な空気感の中、優しい吼龍/the 383th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」383日目、本日は9月3日に銀座5丁目、歌舞伎座近くにオープンした和食店「馳創 吼龍」にランチ訪問いたしました。

1階に和食の名店「井雪」が入っているビルの5階。ビルも新築ですから全体的に綺麗です。そして和食店らしい清涼感、モダンな茶室のような雰囲気を感じる店内。

カウンター5席に個室もいくつかあるようです。 ランチは基本的に¥4,800(w/o tax)のコースのみですので、そちらをお願いしました。まずはこちらから。

・丸ナス、毛ガニ、ツルムラサキ

上にはさっぱりとしたジュレがかかり、ナスも一手間加えて美味しく仕上げられています。 9月9日は重陽(菊)の節句ですので、季節感が素敵な前菜。

・焼きゴマ豆腐

以前お勤めの和食店の時からの名物で、お客様からのリクエストも非常に多いそうです。 外はさっくり、中はとろりとまるで白子のような食感。豆腐自体のゴマ味は弱いので、ゴマだれで補完。好物の銀杏がほくほくで嬉しいです。

・ハモ、冬瓜、オクラのお椀

出汁は定番の昆布とカツオ節ですが、メジマグロ節を加えて甘みを出しています。大将はすっきり仕上げとおっしゃっていましたが、奥行きのあり、飲みごたえのあるお出汁との印象でした。美味。

・カツオのタタキ

量感も良い宮城産の戻り鰹。程よく脂も乗っており日本酒が欲しくなります。

・タチウオ炭焼き

口直しのリンゴのガリがユニーク。

・ホタテ、イチジクの炊き合わせ

上には甘長唐辛子、白い粉は片栗粉、ではなく生姜オイルと塩を合わせたものだそうで、濃い味を想像したのですが、さり気ない風味。甘みのある素材との相性抜群です。

今までの内容と価格から白ご飯かと思ったのですが、炊き込み御飯!

しかも好物のサンマ!!

・サンマとゴボウの炊き込み御飯、お新香、トマトとミョウガの味噌汁

アサツキもたっぷり、何も言うことのない美味しさです。2合全部食べられたのですが、残ったらお握りにしていただけると聞いて、そうしていただきました。また別の美味しさを期待できそうです。 そしてちょっと変わったトマトの味噌汁、キューちゃん始めお新香も美味しく。

デザートは・酒粕プリン

苦味のないカラメルで上品な甘さに仕上げてあります。酒粕アイスも美味しいですが、プリンも良いですね。これで終了かと思ったらデザートもう1品。

さっきから炭で焼いていた小さく丸いものは・月見団子でした。

もちもち感はありませんが、絹ごし豆腐をブレンドしてさっぱりと、小豆もごく甘さ控えめで、最後に食べても重くならないように優しい仕上げです。

どの料理も気の利いた一手間が加えられており、確かな技術を感じます。店名は「馳創吼龍」と厳しいですが、色々優しい和食店。この品数品質でこの値段ですからランチのコストパフォーマンスは非常に良いですね。和やかで笑顔の素敵な高木大将始めスタッフの方々皆様非常に雰囲気が良く、サービスも完璧、チームワークの良さを感じました。味はもちろんですが、料理をいただく環境もとても大事です。

夕飯代わりにお握りをいただきましたが、サンマの香りと脂が良くご飯に沁みており、冷えていても大変美味しくいただけました!

コンビニで発売されたら大評判になること間違いなしです。またお伺いいたします。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

「馳創 吼龍」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

銀座かつかみ|色んな部位を少しずつ、ニュータイプのとんかつ店/the 381th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」381日目、本日は8月21日に銀座5丁目、みゆき通り沿いにオープンしたとんかつ店「銀座かつかみ」にお伺いいたしました。

当ブログでもご紹介させていただいた和食の名店「喰善あべ」が入っている都ビルの5階、みゆき通りとすずらん通りの交差点です。

エレベーターを降り、ドアを開けるとすぐにカウンター席、奥にはテーブル席もあるようです。ほどよく高級感があり、ほどよくカジュアルな落ち着いた雰囲気です。 ランチは¥2,500からありますが、本日は¥3,500のランチコースをお願いしました。

まずは・キャベツの浅漬け、はりはり漬け

さらに千切りキャベツ。キャベツに使うニンジンのドレッシングはかなり濃厚です。

こちらの面白いのは少しずつ、色々な部位のトンカツがいただけること。ありそうで無かったスタイルです。ご飯、なめこ味噌汁も到着し、まずはこちらの部位から。お肉は山形県産の米澤豚を使用しています。

・ヒレ

上にたまった肉汁を飲んでからカツをいただいてくださいとのこと。とんかつを器にして飲む肉汁、期待した通りの甘み。肉も柔らかで甘〜。岩塩付けるとなお甘〜い。美味!薬味はソース2種、辛子が用意されるのですが、ほとんど塩のみでいただきました。

・ロース

見るからに美しいシルキーな断面。普段ロースは食べませんが、いわゆる脂っこさは全く無く、肉質良く美味。控えめな薄い衣も好みです。

・肩ロース

かなり力強い肉の味。少しずつ出てくるので味の違いがわかりやすくて楽しい!

・しんたま(もも)

希少部位のしんたま。とんかつで食べるのは初めてかも。噛むと上質なジュースがジュワリ。適度な歯ごたえと旨味が素敵。 車海老はいらないなと思ったのですが、とんかつがとても美味しいので追加オーダー。

・車海老 +¥1,000

車海老と名乗っておきながらサイズが小さいものが出てくることがよくあるのですが、こちらのはご立派。味噌の入った頭からかぶりつき。オレンジ色の卵も入った大当たり。プリプリで美味。頼んで正解。

・メンチカツ

こちらも肉汁たっぷり。今まで食べたメンチカツの中でもトップクラス。ご飯と合うのはもちろん、このジューシーな感じはパンに挟んで食べても目茶美味しいそう。

最後は好物の・カレーライス +¥300 もオーダー。

カレーも豚肉ミンチがたっぷり入って、程よいスパイス感で美味。あと数杯は余裕で食べられそうです。 とんかつで¥3,500と聞くと、かなり高価格に感じますが、それに比例した満足感は十分有り。肉自体が美味しいのはもちろん、ギュッと閉じ込めた肉汁が素晴らしく、すぐに人気が出そうな香りです。

大将も最初ちょっと怖い方かな。。。と思いきや、とっても優しい方でした。 夜の予約は2名からでさらに色々な部位が少しずついただけるとのこと。とんかつ好きとしては必ずお伺いしたいと思います。とんかつの新世界、ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

銀座 鮨 み富|変わりゆく 鮨の観念/the 380th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」380日目、本日は7月30日に銀座5丁目、三原通り沿いにオープンした鮨店「銀座 鮨 み富」にお伺いいたしました。

1階は以前ブログでご紹介させていただいた「のと半島 時代屋」です。1本西側のあずま通りの老舗鮨店「新富寿し(現在休業中)」で22年働かれていた三橋克典氏が大将を勤めています。 本日は一番お手頃な・ランチ握り ¥3,000(w/o tax)をお願いしました。

・赤身漬け

シャリは小ぶり、米酢の柔らかな握りです。タネとのバランスは良い感じで、酢と塩が効いた鮨は夏バテ防止にも最適ですね。ちなみにガリは目の前の陶器の入れ物に入っておりセルフでいただけます。

・タイ

・シンコ2枚付

酢で〆る仕事はさすがです。美味しいです。

・シマアジ

この時期脂が乗って美味しいシマアジ。

・煮タコ

いわゆる桜煮も江戸前ならではの仕事です。

・イクラ

・アナゴ

・タマゴ

・かんぴょう巻き

ここまでがランチコース。以下は追加でいただきました。

・アジ

・アジ酢〆

アジはそのままでも十分美味しいですが、酢で〆るとまた別物。今日一番!

・イシガキガイ

イシガキガイは岩手県で養殖されているトリガイに似た貝です。食感良くさっぱり。残念ながら天然物は2011年の震災で全て流されてしまったそうです。

・イワシ

これくらい食べるとお腹も心も大満足です。追加で4貫頼んでトータル5,000円程、このお値段はやはり良心的に感じます。

そして新富寿しと同様、通しで営業されています。銀座で通し営業されている鮨屋を寿司幸本店くらいしか私は知りません(チェーン店除く)。鮨の観念、食べ方が当時と変わってきているなかで、少ない人数で、なかなか根性のいるスタイルだと思います。

受け継がれ、発展して行く江戸前鮨。今後のアップデートにも期待です。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

「銀座 鮨 み富」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

銀座きく|アジフライが食べたくて、沁みる小料理店/the 375th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」375日目、本日は居酒屋、小料理店です。昭和52年開業の老舗「銀座 お食事処 きく」にお伺いしました。

場所は銀座8丁目、ソニー通り沿い、山田ビルの2階です。

17時の開店と同時にお伺いしました。ちょっと入りにくい雰囲気はありましたが、たまたま料理人さんが外看板を出しているのに遭遇し、スムーズに入店できました。

入って左側がカウンター、右側がテーブル席。早い時間のため流石に貸切状態でしたが、特に緊張感もなくほっと一息。色々お願いいたしました。

・小アジフライ2尾

「きく」の名物といえばこちらの小アジフライ。ずっといただいてみたかった一品です。思ったより小さくて可愛いサイズ感。ピンと天を指す尾が健気で美しい。下味が付いているのでそのままいただきます。衣は熱々のザクザク、中はふっくらと仕上がっており美味しいです。念願叶ってお味も一入!

、肉じゃが、ほうれん草胡麻和え

少しずつでの提供が嬉しい。これぞ家庭料理という2品ですが、家で作れそうで作れない滋味。どの料理も良い素材で一手間掛けて作られているのがわかる家庭的で優しいお味です。

・クジラベーコン

久々に食べるクジラベーコン。しっとりとした感触、ほの甘、クセのないお肉はお酒が進みます。

・ウナギのくりから焼き

土用の丑の日ですので鰻もしっかり注文いたしました。夏の美味しい鰻は元気の源です。銀座8丁目のお店らしく、料理の値段は不記載です。これらの料理に生ビール1杯、熱燗1合をいただいてお会計は7,500円ほどでした。おおよそのご参考にしてください。

ご主人、お母さん始めお店の皆さまが温かくて、とても良いお店でした。きどらない美味しい料理に「お疲れ様」「気を付けてねー」など何気ない一言が沁みる。お店の温かい雰囲気と名物のアジフライは病みつきになりそうです。 やはりソニー通りは素敵なお店が多く最高です! きく焼き、きく揚げ、いもサラダも気になりますので、またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。