上海ルージュ|辛さ控えめ上品柔和な中華料理/the 556th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」556日目、本日は中華料理、2021年7月オープンした「上海ルージュ」にお伺いしました。
場所は銀座5丁目、中央通り沿い、銀座コアの10階。
以前は中華料理店「銀座 楼蘭(ろうらん)」があった場所。最近お店の入れ替わりが非常に激しい銀座です。
内装は以前のお店とあまり変わっていない印象。中華料理店らしい丸テーブルが、広い空間にゆったりと配置されています。
料理長は赤坂の有名中華料理店「WAKIYA」で料理長も勤めていた沖倉シェフとのこと。ランチコースは¥3,500からありますが、本日は・特式菜譜 ¥5,500(サ別10%)をお願いしました。
・前菜の盛り合わせ
甘エビ紹興酒漬け、焼豚、蒸し鶏、クラゲ、押し豆腐の和え物。どれも丁寧に作られているようで美味しいです。
・チャイナラビオリ(雲呑湯)
豚肉がぎっしり詰まって、程よい皮の存在感も素敵なワンタン。スープも味わいがしっかりして良い具合です。
・夏野菜と海鮮の炒め
マハタとホタテ、野菜はゴーヤ、レンコンなど、素材の味が引き立つ上品な塩味。お好みでと一緒に提供していただいたエビの卵と貝柱の自家製XO醬は辛さ控えめ、そのままでも美味しい。
・東坡肉(トンポーロー)
皮付き豚バラ肉煮込み、冬瓜と実山椒、歯がいらないくらいトロトロ柔らか、豚肉の味わいもしっかり感じられて美味、実山椒のアクセントも良い。まろやかなソースも花巻に付けて残さずいただきます。ちなみに東坡肉は、上海南西の浙江省杭州の名物料理だそう。
・焼豚炒飯
担々麺なども選択できましたが好物の炒飯で。お手本のような理想的な仕上がり。もちろんお味も上出来。
・マンゴープリン
見た目も涼しげなデザートは、あっという間に完食。
・凍頂烏龍茶
一煎目は香りを、二煎目と三煎目をブレンドした二杯目は味と甘みを楽しんで下さいとのこと。最後まで丁寧な作業が嬉しいです。
料理の緩急の付け方も良く、上品で優しく美味しい中華料理でした。映画の『上海ルージュ』も見てみたくなりました。またお伺いさせていただきます。ごちそうさまでした!
お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。