盡 |銀座にいながら日本各地を巡る旅/the 311th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」、311日目です。また銀座に凄いお店ができました!本日は2017年4月に芦屋から銀座に移転オープンした「盡」さんにお伺いしました。

場所は銀座5丁目、銀座で一番好みのストリート、ソニー通り沿い。

1階に「エスコフィエ」さんが入っている西五ビルの6階です。予約時間の5分前にお伺いすると、お店の前で皆様お待ちになっています。時間丁度にならないとドアが開かれないようです。

時間ぴったりにドアが開き、大量のワインが並ぶセラーを抜け、カーテンをめくるとカウンター6席の店内。樹齢200年の檜のカウンターに銅を組み合わせた異色で素敵な空間。調理器具も銅でできているのもが多く、見てるだけでも楽しい。ここでいったい何が行われるのか期待が膨らみます! 料理は¥20,000のおまかせコースのみ、夜1回転の全員同時スタートです。まずはコチラから。

・フュメ ド ポワソン

九十九里のハマグリと魚介の出汁がたっぷり。優しいながらも分厚いお味。美味しいな〜。

・キスのフリット、ジュンサイ、板オクラ

米粉米油のフリットの白バルサミコ酢。 細かくは記載しませんが、全ての料理に丁寧で独創的な仕事が施されています。

・ホシガレイ

この料理で完全に引き込まれてしまいました。 一歩踏み外せば転落してしまいそうな崖っぷち、右脳に刺激的な超絶味。カレイの故郷、玄界灘が見えた気がいたします。この後も絶品魚介料理が続きます。

・タチウオ

・牡蠣、ナス、自家製タルタル

・白甘鯛、加賀太キュウリ

そして間に挟まれるパン&バターがまた超絶品!

今まで食べたプレーンなパンの中で一番美味しいかも。

・ウニのカッペリーニ

このレベルのウニは久々。最後は海苔でクルッと巻いていただきます。

・ホワイトアスパラ、キャビア

ラトビア産のキャビアが乗った絶品グラタン風。

・ノドクロ、芽キャベツのココット

オイルたっぷりなのですが、これがまた妙にさっぱりしており美味しい。

毎日毎日朝から8時間かけて作れらる自家製パン。

オイルをたっぷり付けていただきました。

・コンソメスープ

メインの前の一休み。味の濃厚さが絶妙。

・赤牛 トウガラシ

山椒がアクセントとなっております。噛めば噛むほど・・・ジュワリ。

・鮎ご飯

ご飯はお一人様に嬉しい全員分まとめて作るスタイル。苦いが、美味しい。匂いも美味しい。


庄内でハチミツを掛けながら育ったという生きの良いお米も美味しくて、三杯もお代わりしてしまいました。

最後は和三盆で煮込んだ・大納言小豆、ほうじ茶で。

いっぱい食べました!

お一人で調理されているので、終了まで3時間以上。イタリアンの香りがありますが、もうシェフの佐藤さんの料理としか言いようがありません。 素材の味が強烈で掻き立てられる想像力。銀座にいながら玄界灘、和歌山串本、対馬、愛媛八幡浜、大間、庄内、阿蘇、熊野川と日本各地を旅しているような気分になりました。料理を介したVR、なかなか稀有な体験でした。

佐藤さんの感性やムード、言葉のチョイスも魅力的で、とても楽しい時間を過ごせました。海外出店も考えられたそうですが、銀座に来ていただいて感謝です!ごちそうさまでした!

お酒は以下をいただきました。
・(泡)コント ド ラモット
・翠玉(秋田県湯沢市 両関酒造)純米吟醸 無濾過生酒
・(白)イル フィオーレ ランゲ ビアンコ ブライダ
・(赤)ブルゴーニュ ルージュ 2013 ドメーヌ ジスレイヌ バルト

お土産に・カヌレをいただきました。パンがあれだけ美味しいんですから、こちらも当然。

中でこんな旨味が詰まったカヌレができるんでしょうか。朝から幸せな気分に。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にも遊びに寄ってくださいませ。


くろぎ茶々、絆|夏にもぴったり鯛茶漬け/the 310th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」、310日目です。本日は夏場、食欲がない時でも美味しく食べられるお茶漬けです。

ギンザシックスB2の鯛茶漬け屋「くろぎ茶々」さんにお伺いしました。

大門にある(今年3月に湯島から移転)和食の名店「くろぎ」と京都の製茶会社「福寿園」のコラボショップです。

開店直後の10時半にお伺いしたのですぐに入れましたが、中に入ってみてびっくり!5席しかないんですね。。。すぐに満席になりました。 茶室をイメージした和モダンな店内、カウンターが畳敷きです。喧騒から隔離された感じで落ち着けます。

メニューは・くろぎ茶々の鯛茶漬 ¥2,700 の1種類。自動的に始まります。

・食前茶 京都宇治 福寿園の玉露 水出し

・鯛茶漬け

南蛮漬け、にしんなす、お新香、味噌汁付きです。

お茶は玄米茶、和紅茶から1つを選ぶのですが、両方試させていただけました。

優しい!

まずは白胡麻だれに染まった鯛をそのまま。

濃厚です。

続いてお茶漬け、まずは珍しい和紅茶から。

香りや色は完全に紅茶ですが。胡麻だれと混じると不思議なさっぱり感。ほうじ茶にも似た味わいです。

そして玄米茶。

こちらはお馴染み安定感のあるお味です。 こちら、嬉しいことに鯛とご飯は何度でもお代わり可能!あと1杯はどちらにしようかと迷いましたが、和紅茶を選択。以外とはまってしまいました。美味です。

デザートは・常葉(ときば)

吉野クズの抹茶クズ羹とクリームチーズの二層構造。こちら絶品ですね。 ウグイスきな粉と黒蜜でいただくのですが、きな粉が気に入りました。 美味しい贈答品の1つとして、覚えておきたい甘味です。

最後は熱い・ほうじ茶をいただいて落ち着きます。カウンターを仕切る料理人さんのサービス、雰囲気作りの巧みさにも流石でした。お代わりを沢山すればお得感はかなりあると思いますので、行かれるときは是非お腹を空かせて。お茶漬けのお茶の種類もどんどん変わるということですので、またお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした!

変わったお茶漬けを出すお店をもう1店。銀座8丁目、中央通りから1本東側の通り沿いの居酒屋「おまっとさん 絆 」さん。

ランチタイムは「石焼茶漬け専門店」として営業しています。ビルの8階、エレベーターを開けるとすぐにエントランス、靴を脱いで上がるタイプです。入ってすぐにカウンター、手前と奥にテーブル席のシンプルな居酒屋風の店内。お店自体は10年目になりますが、ランチは1月前から始められたそうです。

プレーンなお茶漬けは ¥680 から、うなぎ茶漬け ¥1,980も気になりましたが、本日は様子見ということで・鮭とイクラのお茶漬け ¥1,000をお願いしました。 10分ほどで石焼ビビンパ用の石皿に入ったご飯と出汁が到着。

写真撮影の許可をお願いすると、出汁を入れるところがシャッターチャンスのようで、スタッフの方が出汁を注いでくれました。こういう親切はとても嬉しいです。

皿の端から熱い出汁を注いでいくと、最初は何もおこりませんが、煙がもうもうと立ち込め、

泡がふつふつと湧き上がりました!

もの凄く熱いお茶漬けにワサビと海苔を投入。石皿効果でなかなか冷めないので、ゆっくりといただきます。 イクラも完全に火が通ってしまうので、プチプチ感が楽しめないのが残念ですが、普通に美味しいです。暑い夏に汗をかきながらいただく石焼き茶漬けもまた一興です。

夜は日本酒に品揃え豊富な居酒屋として営業しているそうなので、〆に食べれば盛り上がること間違い無しです。 出汁のお代わりも丁寧に進めていただけますし、スタッフの方の明るいサービスがとても良かったです。 冷製茶漬けなるものもメニューにありましたので、機会があればまたお伺いしてみたいと思います。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にも遊びに寄ってくださいませ。


髭戎|短角牛レストランの火木限定肉ランチ/the 309th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」、309日目です。本日は短角牛炭焼きをメインに扱うレストラン「髭戎-ひげえびす」さんの火・木限定ランチにお伺いいたしました。

場所は銀座4丁目、並木通り付近の「よもだそば」の脇の路地を少し入ったビルの5階。ランチ営業は火・木のみです。

エレベーターを降りるといきなり店内パターンではなく、ドアを1つ開けた向こうがお店でした。

お肉の店っぽくない半和風な設え。

右側がカウンターで左側がテーブル席、障子で仕切られた向こう側には個室のテーブル席もあるようです。

本日はビル入口に出ているメニューで大変気になった・季節野菜と短角牛のホワイトカレー(限定5食) ¥1,200 をお願いしました。

まずは・サラダ

ちゃんと量もあり、グラノラが入っているのが良いです。

10分ほどして、丸く盛られた五穀米に短角牛バラ焼きと焼き野菜がのった迫力のあるお皿が登場。

カレーは小さい鉄鍋での提供でした。

確かに白い!がクリームシチューくらいの白さを想像していたので、薄柳色に見える。。。 和風だしをベースに、茶色の元となるターメリックを使わずに仕上げているそうです。 お味は確かにカレーなのですが、何も言われずに出されたらカレーとは思わないかもしれません。 かなり円やかに仕上がっており美味。ご飯が進みます。

この他お新香、小鉢、野菜が沢山入ったスープ付き。

野菜がけっこう入っているため栄養バランスも良いようです。

こちらのお店、豚しゃぶに黒ごまを合わせたり、豚生姜焼きに黒酢を合わせたり少しトリッキー。 後味のすっきり感も素敵な変り種のホワイトカレー、大変美味しくいただきました。

最後は・コーヒー、小菓子でゆっくりと。

スタッフお二人の明るい雰囲気も素晴らしく、楽しいランチタイムでした。 ごちそうさまでした!

後日、もう1つの気になったメニューをいただきにお伺いしました。

・ひこま豚の絶品とんかつ(限定5食) ¥1,200

一般的なトンカツっぽくない凝縮感が有り、カリッとした衣と共に歯ごたえを楽しめる仕上がり。ソースではなく、紫蘇胡椒、ワサビ、白ゴマでいただくのがユニークです。

肩ロースですが、脂っぽさは少なめです。

何となく牛カツのようなテイストで、個人的にはワサビが最も好みでした。 キャベツも歯ごたえが良かったのはたまたまでしょうか。 こちらのお店らしい特徴のあるトンカツ、美味しくいただきました。ごちそうさまでした!

最初のサラダ、最後の・コーヒー、小菓子は全てのランチメニューに共通。 次回は森林鶏の竜田揚げをいただきにお伺いしたいと思います。また、ディナーはお肉が50gから頼めたり、ちょい飲みセットなるものがあったり、また日本酒の品揃えも豊富で1人でも気軽に利用できそうです。

お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にも遊びに寄ってくださいませ。


アンドピープル, きょうぶんかん|ギャップが楽しいカフェ2店/the 308th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」、308日目です。本日は全く異なる方向性のカフェ2店をご紹介いたします。

まずはトリプル銀座の向かい側、能楽堂ビルの8, 9階に5月26日にオープンした「and people ginza アンドピープル ギンザ」さん。

9階でエレベーターを降りると薄暗いエントランス。店内はほとんどが打放しコンクリートとモダンな雰囲気。

ムーディーな階段を降りて8階にある飲食フロアに向かいます。

木製のドアを開けると、ムーディーな店内。電球が沢山ぶらさがっており、不揃いのアンティックソファテーブル、大きめのBGM、お揃いのTシャツなど、That’s SHIBU-YA! 

16時からは天井がプラネタリウムになるということですから、弥が上にもムーディーです。 注文はテーブル上のタブレットにて。洋食中心かと思いきや、焼き魚などの和食メニューもございます。

・ソーセージカレー(ドリンクバー付) ¥990(w/o tax)をオーダー。

2分で到着してびっくりしましたが、大きなソーセージ入りで美味しいそうです。 ドリンクバーコーナー奥にありますので、ランチタイムは奥の席に座るのがお勧め。席間が狭く、取りに行くのが大変です。 バーの横にはお代わり自由の大きな炊飯器も置かれています。

甘辛いカレーをいただき、最後はウーロン茶とホットコーヒーで寛がせていただきました。

またプラネタリムを見に、夜にお伺いしてみようと思います。ごちそうさまでした!

続いては中央通り沿いの書店「教文館」4階の「カフェきょうぶんかん」さん。

今では本屋の中にカフェがある光景はよく見ますが、こちらが魁でしょうか。

こじんまりしたカフェを想像していたのですが、思ったより席数もあり広いスペース。

銀座通りに面したカウンターが人気のようです。 しっかりしたケーキはございませんが、深谷の「焼菓子工房うふ」、日本橋のドイツパンのお店「タンネ」、浦和のペイストリーショップ「ラ モーラ」のお菓子がいただけます。

本日は・タンネちゃんセット ¥820をお願いしました。 5分ほどで到着。

まずはモミの木型のお菓子タンネちゃん(タンネはドイツ度でモミの意味)を一口。 美味しいです! ヘーゼルナッツ生地にチョコチップが入った素朴なお菓子。しっとり生地にシナモンの香りも良くてコーヒーとの相性も抜群です。これは思わぬところで嬉しいヒットです。

油断していましたが・ブレンドコーヒーもなかなか。 ガーガー音がしていたので、ちゃんと豆を挽いてから淹れてくれているみたいです。

13時ごろお伺いしたところ、お客様は2人ほどと空いていたのですが、忘れ物をしてしまい15時ごろまたお伺いするとマダムの方々で満席となっており驚きました!時間によりかなり差があるようです。 歴史ある建物も一緒に堪能したいお店ですね。 残念ながら愛々しく美味なタンネちゃんはお持ち帰りができないそうなので、またお伺いしたいと思います。 ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にも遊びに寄ってくださいませ。


銀座 吉兆|満足感に浸る料亭の鰻御膳/the 307th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」、307日目です。暑くなると精を付けるために食べたくなるのが鰻。本日はウナギ専門店ではなく日本料理店「銀座 吉兆」さんにお伺いしました。

「吉兆」といえば大阪発の高級料亭で、帝国ホテルにも店舗がありますが、本日は昨年銀座2丁目、中央通り沿い、カルティエが入っている大倉ハウスの4階のお店にお伺いしました。「吉兆」と聞くだけで敷居が高い感じがしますが、最上階は世界一の朝食で有名な「ビルズ銀座」で、何となく入りやすい雰囲気です。

「銀座 吉兆」さんは、もともとホテル西洋銀座内で営業されていたのですが、2013年にホテルの営業が終了、昨年この場所で復活しています。

エレベーターを降りると悠々と続く廊下があり、その奥に受付がございます。

事前に電話をしていたので、スムーズに入店できました。 個室も沢山あるようですが、テーブルが6卓ほど並ぶ大部屋で。テーブル毎に障子風パーテーションで区切られています。同部屋に他にお客様がいらっしゃらなかったこともあり、銀座の中心ですが、とても静やかで清浄な雰囲気です。

ランチはコースの他鯛茶漬けなどもありますが、お目当ては・鰻御膳 ¥6,480(サ別10%)なのです。

まずは食前酒として・梅酒

そして前菜と続きます。

・前菜 雲丹と湯葉のジュレ、パパイヤサーモン巻、卵焼き、イカ卵サンド、サツマイモ、松風、鴨ロース、ヤマモモ

目にも鮮やかな料理たちは、どれも美味。最近とんとお見かけしないヤマモモが良いですね。

ご飯は釜で炊いていただけるようで、30分ほど待ちます。

まずはご飯が到着。

続いて待ちに待った鰻が登場。

美味しそうです!

早速鰻(愛知県産)をいただきます。

美味しいです!厚みはありませんが、外はカリッと、中はしっとりとした素敵な仕上がり。

次にご飯に乗せて。

こちらも絶品。ご飯が美味しいのが最高です。お米は新潟北部の岩船産コシヒカリ、それ自体が美味しいのはもちろん炊き具合も完璧!ご飯だけでも美味しくいただけます。

・山椒、タレ、お新香も大変美味しいです。

通常鰻をいただく時、山椒(特に瓢箪型容器のもの)は香りがきつ過ぎるためほとんど使いませんが、こちらの白い山椒は慎ましい香りが素晴らしく、沢山かけてしまいました。山椒だけで食べてみましたが、それだけでも美味。

・肝吸い

肝もたっぷりと入っており、料亭ならではの上質なお出汁です。

最後に肝心の最後は手の込んだ可愛い・カプチーノゼリーまで付いてお腹も心もいっぱい。

食後は熱いお茶を飲みながら満足感に浸らせていただきました。 サービスも上品で落ち着いており、それでいて堅苦しくなく大変過ごしやすかったです。 お値段だけ見ると割高に感じますが、鰻以外も美味しく、それ以上の満足度はございました。 やっぱり良い和食店の鰻は、格別美味しいです。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にも遊びに寄ってくださいませ。