大志満さん-郷土料理の治部椀が美味!/the 205th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、205日目は加賀料理です。石川県加賀、山中温泉にあった旅館が前身という加賀料理が食べられる日本料理店、”大志満”さんにお伺いしました。
場所は銀座5丁目、中央通り沿いの銀座コアの9階、店内かなり広めです。数量限定の2,160円と2,700円のお弁当が人気とのことでしたが、本日はランチ懐石”千成” ¥3,240をお願いしました。
まずはこちらから。
食前酒 “山桃酒”
ちょびっと、アルコール入り。爽快な甘さです。
先付 “翡翠豆腐、じゃが芋素麺と蟹、鮴(ゴリ)の艶煮と川海老”
ゴリ、初めて食べました、カリカリしていて美味しいです。
造り “マグロ、キビナゴ、アオリイカ”
キビナゴ、食感も良く美味。付け合わせの蓮芋もシャキシャキと楽しい食感です。
煮物 “治部椀”
一度食べてみたかった加賀の郷土料理です。具は加賀名産のすだれ麩、鶏肉、鶏つくね、人参、大根、豆腐など。小麦粉でトロミを出しており、乗っているワサビを溶かしていただきます。何だかホッとするお味で、これは絶品でした!キャタピラーみたいな”すだれ麩”も美味。毎日でも食べられそうです。
蒸し物 “茶碗蒸し”
百合根、銀杏などが入ったシンプルなもの。美味しいです。
揚げ物 “天ぷら”
海老、ナス、金時草、アナゴ、ムカゴのしんじょ。 加賀野菜の金時草、しんじょが美味しい。
食事 “とうもろこしの炊き込みご飯、味噌汁、香の物”
ご飯は一杯はお代わり可能。 器も綺麗でよいです。
甘味 “わらび餅”
甘さ控えめ。一緒に煎茶も持ってきていただけるのが嬉しいです。
注文した後、2時間ほどかかると聞き驚きましたが、忙いでもらって1時間と少しの時間でまとめていただきました。着物姿の女性スタッフのサービスも非常に良く、雰囲気も申し分ありません。料理のボリュームもあり、お味も郷土的な特徴があり上品、コストパフォーマン良過ぎですよ!
昼はサービス料もかからず、ちょっと贅沢なランチに最適。開店と同時の11時にお伺いしましたが、すでにお客様が何名かいらっしゃいました。 帰る頃にはすでに満席に近かったと思います。 全体的にほっこりした優しい味付けで、年輩の女性が多いのも納得ですね。夜も良コスパのようでした。またお伺いいたします。
“大志満”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。
場所はコチラです。