すし家|若大将の耽美なお鮨/the 152th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、152日目です。本日はお寿司でございます。場所は銀座6丁目、当店のすぐ近くにある「すし家-すしや」にお伺いしました。
場所がわかりにくいです。外堀通りの1本西側の通り付近にございます。稲庭うどんの「佐藤養助」の向かい、花屋さんの横の路地に入ります。
突如洗われる犬矢来の付いた黒い外観が「すし家」です。
「悠玄ビル」の1階。居酒屋、クラブが立ち並ぶ路地、突如現れる京町家風がとても不思議な感覚です。外には価格などは出ておりませんので、ドキドキしながら入店。
ランチは握り10貫¥4,860、14貫¥8,640の2種類ですが、本日は14貫を注文いたしました。
・こういか
一般的なスリムなのではなく、丸みのあるフォルムのイカだそうです。すだちの仄かな香り。滑らかさが控えめで、もっちりとした歯ごたえが非常に美味。
・くるまえび
茹でたものを、その場で捌いていただきます。気持ち安らぐ温もり。プリプリです。
・煮はまぐり
弾力たっぷり。でも、口溶けさわやか。見た目は可愛くはございませんが、絶品!
・あなご
シャリをあなごで横巻きにするのがユニーク。塩でいただきます。ボリュームはありますが、さっぱり感が素敵です。
・たまご
口に入れてびっくり!ものすごくクリーミーでスィート。デザート感覚でいただける新感覚のたまごでした。
なお、最初にもずく酢、そしてお味噌汁が付きます。味はもちろん、お寿司の見た目が、食べるのがもったいないくらい、とても美しいと思いました。満足です。ごちそうさまでした。
大将は銀座のお鮨屋さんらしからぬ、とてもお若い方ということに驚き。真摯に鮨と向かい合っていらっしゃる感じがいたしました。未来に万歳。素敵です。