ロムデュタン シニエ ア・ニュ|美味に浸る人時/the 320th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」320日目です。本日は久々のフレンチです。まだまだ話題の商業施設ギンザシックス13階の「ロムデュタン シニエ ア・ニュ」さんにランチにお伺いしました。
広尾にあるミシュラン常連の名店「ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー」の姉妹店です。
出来たばかりですので綺麗な店内、本日はキッチン横のカウンターでしたが、ここはテーブル席と隔離されています。最初のうち、他にお客様がいらっしゃらなかったので、もの凄く気楽に寛いでしまいました。
壁面には書道家の川邊りえこ氏の直筆で人人人人。そういえばお店のロゴも人の繋がりでしたね。カウンターに向う側にまな板が置かれていたりと書の作品も相俟って少し和の雰囲気です。ランチは・シェフのおまかせコース ¥7,000(サ別10%, w/o tax)のみ。まずはこちらから。
・稚鮎のエクレア
変わった食器、自分で仕上げる楽しい料理です。キュウリ、燻製クリーム、下にはちゃんと肝ペーストが敷かれおり、苦味良し。生地のサクサク感が気持ちを和らげます。
・とうもろこしのブランマンジェ、ウニ、ジュンサイ、シブレット、青海苔
食感の良い青海苔を砕きながらいただきます。とうもろこしはゴールドラッシュ、メローで幸せな黄色のお味です。
パンは・バゲット、ブリオッシュ
ホイップバターも豆乳を加える一手間で美味。
・ハモのガスパチョ風ソース、夏野菜添え
生ハムのコンソメを使った湯引きが面白く、フリットもサクサクで美味。
・リードヴォーのエスニックスープ
これも面白い一皿でした。上にはカダイフとパクチー、スープの中には揚げ餅と叩いたナスが入っています。クミン、レモングラス、ココナツのタイ風の香りがカレー好きにヒットです。 とろりとした国産リードヴォーは、やはり日本的な繊細な味わいで美味。
・マツカワガレイのポワレ
ウイキョウのソース、ブイヤベース風ソースを合わせ、上にはマリーゴールドの葉。 肉厚で白身らしからぬ味わいの濃さで絶品!
・イベリコ豚ロースのロースト
種々に形を変えたビーツ、ソースはシンプルにグリーンペッパーと豚出汁。 これもけっこうなボリューム感!ジューシーでございます。
続いてお待ちかねのデザート。ケーキ7種類、アイス3種類を食べ放題! けっこうお腹にきていましたが、別腹OK、全部盛りで!
・パインのダックワーズ、プリン、桃のコンポート、ピスタチオのタルト、アメリカンチェリーのクラフティ、チーズケーキ、チョコムース
・ほうじ茶、マンゴーバナナ、ヨーグルトアイス
数は多いですが、どれも美味。プリン、チーズケーキ、タルトが気に入りました。お代わりもお勧めいただいたのですが、できずに無念。。。
さらにちゃんと美味しい小菓子まで。
・バニラマカロン、抹茶クランチ、エルダーフラワーのセリー、ブルーベリーのキャラメル
最後は美味しい・コーヒーをいただいてゆっくりと。
というよりお腹がいっぱいで十数分、行動不能でした。
ドリンクはグラスワインも¥1,000からと、かなり良心的なお値段に思いました。素材とソースの組みわせの妙は面白さ感じ、それでいて味付けは奇をてらわず分かりやすい美味しさなのが大変好みです。料理は1コースしかないものの、この値段とクオリティ、ボリュームなら大満足。フレンドリーでいて品の良いサービスも素晴らしかったです。 またディナーのプリフィクスコースにもお伺いしてみたいと思います。ごちそうさまでした!