ル・レーヴ・アンシュマン|6席だけの隠れ家フレンチ/the 302th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」、302日目です。
本日は昨年夏、銀座5丁目ソニー通りにオープンしたフレンチレストラン「ル・レーヴ・アンシュマン」さんにお伺いしました。
同じくフレンチレストランの「エスコフィエ」さんの隣のビルの2階。
店内はカウンター4席、2人がけテーブル1卓と非常にコンパクト。
シェフお1人で切り盛りされているので、丁度良い席数です。とても気さくな方なので1人でもリラックスして料理をいただけました。
料理は・7皿のおまかせコース ¥4,800(サ別10%, w/o tax)のみ。卯月の料理は以下でした。
・新玉ねぎのタルト
デザートのような甘さにびっくり。美味しいです。甘さを出すため7〜8時間炒めるそう!料理は手間ですね。
・トリュフのシフォンケーキ
コースは月替わりですが、こちらの料理は定番だそうです。良い香り。添えられたソースが何気に美味しい。
・春キノコのブランマンジェ
デザートのような料理が続くのも楽しいです。滑らかな食感、チキンブイヨンも入っており、しっかりとしたお味です。キウイとキノコ意外に合うんですね。新たな発見もありキノコ好きには嬉しい一皿。
・若鶏のバロンティーヌ、筍、わらび、カブ、大アサリ
バロンティーヌは胸肉にもも肉、フォアグラを詰めたもの。フレッシュトマトソースで自然な味わいです。
・トキシラズ(桜鱒)のコンフィ、ホワイトアスパラ、胡桃、桜エビ
赤と白に緑の綺麗な色合わせ、素材の組み合わせも楽しいです。
・仔羊のパイ包み焼き、新ジャガイモのガレット、マデラソース
大好物のパイ包み。ジャガイモが髪の毛のように見えてチャーミングですが、一刀両断!中に詰まった仔羊にはウサギのムースを塗って仕上げているそう。ほくほくで幸せいっぱいなお味です。優しい味のソースも美味でした。
・パリブレスト、キャラメルアイス
リング状ではない変形パリブレストの中にはイチゴ。 甘さと酸味、ほの苦いキャラメルのバランスが素敵です。
料理はテンポ良く提供され1時間半ほどで終了。コース中はポーションが少なく思えましたが、メイン級料理が3皿と終わってみればお腹いっぱいです。 料理も1皿ずつ丁寧に作られおり美味しく、お値段も非常に良心的。お1人でやられているので、シェフの個性を存分に味わえるのも良いですね。
またコースから料理を摘んでアラカルト的に提供していただくことも可能なので、ワインバーのような利用の仕方も有りですね。ランチでもディナーと同じコースをいただけるそうですので、お伺いしてみようと思います。 ごちそうさまでした!
ご来店の際はご予約がお勧めです→03-3571-8665