閉店)祇をん 八咫|京料理の粋と美 /the 30th day
こんにちは、トリプルです。
銀座6丁目の美味しい飲食店を巡るグルメブログ”銀座6丁目美食日記”、30日目です。
本日は、胃に優しいものが食べたいと思い京料理。
“祇をん 八咫-やた”さんにお伺いしました。
1階が”BARNEYS NEWYORK”、交詢ビルの4階です。
このビルの飲食店は相変わらず高級感のあるエントランスです。赤提灯が親しみ有り。
“菊花開-きっかひらく”¥5,000 をオーダーしました。
お通し”ホタテとズイキ(芋茎)の刺身”
ズイキ初めて食べます。ホタテと共に、シャキシャキした歯ごたえと清涼感が美味しいです。
先附、左から”菊花と菊奈の浸し、酒盗の大和芋掛け、秋刀魚胡瓜酢、京唐辛子山椒煮、だだ茶豆塩茹で”
どれも食べやすく美味。酒盗、美味しいです。山芋とも合うんですね。酒飲みには堪りません。
椀”ぐじ(甘鯛)真薯”
しん薯の程よい甘味、素材が生きていて美味しいです。
いくらでも御代りできそう。
造り”真鯛”
造り”本マグロとつぶ貝”
お刺身にそれほど前向きではないですが、こちらは鮮度抜群で非常に美味。
美味しいお刺身は違いますね。お刺身への高感度が上がりました。
また、料理長こだわりの器、川尻一寛氏の白磁も素敵でした。より美味しく見えます。
煮物”冬瓜の肉味噌掛け”
あっさりとした冬瓜、ホタテ、ミニアスパラに、しっかりしたお味の香ばしい肉味噌が良い。
京料理は薄味だけと思われがちですが、京都の冬は厳しく、そのため割と塩分濃いめのお料理も多いそうです。
揚物”丸茄子の宝楽揚”
丸茄子の皮を宝楽=焙烙=器に見立てた見た目にも楽しいお料理。
揚げてありますが、驚くほどサッパリ。巻湯葉がかなり美味しかったです。
しかし丸茄子の肉感、甘み、何故こんなに美味しいでしょう。やはり揚げると最高です。形も好きです。
酢の物”穴子の鬼おろし和え”
こちらは打って変わったサッパリ感。なめ茸、久々に食べました。
食事”昌司郎の新蕎麦”
新蕎麦の季節になりました。
やや細めですが、かなりコシ有り。新蕎麦だけあり香りも楽しめました。
甘味”黒糖焼酎と豆腐のジェラート”
こちらのオリジナル。和風ラムレーズン。
黒糖焼酎もラム酒もサトウキビの糖蜜を原料とした蒸留酒ですが、違いはあります。
黒糖焼酎→発酵に米から作った麹を使用。
ラム酒→糖蜜を酵母で発酵させ、蒸留。
食べた瞬間、焼酎が香り、その後ラムレーズンのような甘味を感じます。美味しいです。
全体的にサッパリとしており、後味爽快です。
美味しく粋で美しい京料理、ごちそうさまでした!
店内はカウンターがメイン。4人がけのテーブル席も1つあります。
料理する様子を目の前で見られるのも楽しいです。
料理長も、和やかな雰囲気でお話しやすいのも良いですね。
場所はコチラ。
“祇をん 八咫”さんに付いて詳しくはウェブサイトをご覧下さい。
お立ちよりの際は是非トリプルにも遊びに寄って下さいませ。