歌舞伎座裏まさし|歌舞伎座裏に素敵な和食店登場!/the 432th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」432日目、本日は和食(居酒屋)です。店名の通り歌舞伎座真裏に6月13日オープンした「歌舞伎座裏まさし」にお伺いしました。ベルビア館7階の居酒屋「銀座 KAN」にいらっしゃたシェフが独立し開業したお店だそうです。

「歌舞伎そば」、ビストロの「スモールワンダーランド」、ミシュラン2つ星の鮨店「木挽町とも樹」などがある通り、お祝いの花が飾られているのが「歌舞伎座裏まさし」です。

東銀座に意外と多い一軒家仕立て、1階がカウンター8席、2階が個室となっています。商業施設やビルに入っているお店より、カジュアルなお店の場合は特に、戸建ての方が気持ちは落ち着きます。

料理は空いている時間や21時からはアラカルトも可能。本日はご飯なしの・軽めのコース ¥6,500 をお願いしました。まずはこちらから。

・とうもろこしキューブ、子持ち昆布の出汁

最初は和食の肝である一番出汁を飲んでもらいたいという心意気。美味しい出汁に下にはお浸し的にホウレン草、ホワイトショコラという白くて甘いとうもろこしと紫蘇を絡ませ揚げた昆布のコントラスト。

・夏野菜の炭火焼、グリーンピースコロッケ

夏は夏野菜を食べなくてはいけません。ヤングコーン、ズッキーニ、唐辛子、大根にちょっとクセのあるアンチョビソースがよく合っています。

・カツオのわらたたき、アジ酢〆、アイナメ昆布〆

わら焼き用の調理器具?が面白い。カツオは爽やかさのある仕上げで、酢〆も柔らかめ。食感のしっかりしたアイナメも美味しいです。大将含め料理人は2人なのですが、お一方が鮨経験15年以上ということでアジは握り、ガリもたまり醤油で仕上げた自家製、気分も贅沢です。

・もち豚餃子

この変化球は嬉しい!大きめサイズで豚肉餡がパンパンに入っています。新生姜もたっぷりで爽やか。竹炭塩が一緒に提供されますが、何も付けなくても十分美味しいです。

・アナゴ炭焼き

食感よく。昆布と一緒に海苔巻きにしても美味。

・岩手産真ガモ モモ肉の炭焼き

付け合わせはインカのめざめポテトサラダ、カモとフルーツの組み合わせは定石ですが、清見オレンジを使ったソースが新鮮。結局ご飯とデザートもしっかりといただきます。

・梅しそ巻き、赤だし

酢が弱いので、お握り的ですが、それはそれで美味。ほっとするお味です。

・シェリーなプリン

子供には食べさせてはいけない、いや食べさせたくない大人の甘味でした。

早い時間にお伺いしたこともあり料理提供のテンポも良く、楽しいディナータイムでした。まさし大将の奥様が歌舞伎座近くにある酒店「たつみ清酒堂」で勤務されているそうで、日本酒も豊富。この席数で料理人が2人いらっしゃるのは心強いです。

東銀座界隈は意外と気の利いた和食店が少ないので、新しいお店が出来るのはとても嬉しいです。お店の雰囲気も抜群で、つい寄りたくなるお店かもしれません。日曜日は15時から営業しているので、歌舞伎座「夜の部」観劇前の腹ごしらえにも最適。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

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