ファロ資生堂|至福で蠱惑な白トリュフコース 2017/the 335th day
2018年10月リニュアールオープンしました(新しいファロの記事はこちら)。
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」335日目、本日は以前も当ブログでご紹介したイタリアンレストラン「ファロ資生堂」に再びお伺いしました(その時に記事はコチラ)。
目的は11月13日からスタートした・白トリュフコース 2017 ¥19,500(サ別10%)、早速ランチ訪問いたしました!
まずは専用トランクに入った白トリュフを拝見。
開くと白トリュフがゴロゴロ。生気を奪われるような濃密な香りにうっとり。写真からでも香りが漂う気分です。今年は不作でイタリア アルバ産のものは1kgなんと100万越え!そんな訳でマルケ産のものを中心に使用されているそうです。まずはこちらから。
3種類のアミューズ・ビーツのチップスとホタテのムース、サツマイモパンとゴルゴンゾーラ、ミネストローネ
どれも綺麗で丁寧なお味です。ここから白トリュフ尽くし!
・衣をまとった卵 グリエールチーズソース 白トリュフの香り
これはもう間違いなしの絶対的な組み合わせ! スプーンを入れると黄身がトロリと流れ出て、見た目も美味しい。美味。
・トピナンブール(菊芋)のヴルーテ 鱈の白子のソテー添え 白トリュフ風味
菊芋も白トリュフ入りで凄い贅沢感。 大きい白子は外はさっくり、中はトロトロ。トリュフとの相性も抜群です。
ここからの料理は目の前で白トリュフを削って振りかけていただきます!
・ピエモンテ州伝統のパスタ「タヤリン」百合根とバターソース 白トリュフをふんだんにふりかけて
おー、香りがっ。幸せ過ぎます。 卵黄をたっぷり使った柔らかいパスタ。これも問答無用のベストコンビネーション。
・白トリュフで覆われたリゾット
カルナローリ米をブイヨン、トリュフバター、白トリュフで極シンプルに煮込むのみ。絶品。
メインは肉料理4種、魚料理2種から選択。
・フランス産仔羊ロース肉のロースト オリーブソース
こちらはノントリュフ。付け合せはムカゴ、芽キャベツ、トマトピューレ。 ジューシーながらもさっぱりとした柔らかい肉質。大変良い仕上がりです。オリーブとマデラワインの甘いソースも美味しい。
最後の楽しみ・ドルチェワゴン
全部乗せ。洋ナシタルト、リンゴのシブースト、マロンプリン、ティラミス、パンナコッタ、リコッタチーズとチョコのアイスケーキ、サヴァラン、フルーツのコンポート。 濃厚なマロンプリンが好みでした。
終了まで2時間ほど。白トリュフをストレートに堪能できるベーシックな料理構成でした。 本音を言えばもっと豪快に掛けて欲しかったですが、時勢を考えれば納得です。
何とも幸せなランチタイム、お店を出た後も時折感じる白トリュフの蠱惑の香りに頭がぼんやり。何とも幸せな1日でした。 サービスもスマートかつフレンドリーで大変良く、銀座でお気に入りのイタリアンレストランの1つです。白トリュフコースは12月16日(土)までです。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!