MASIA マシア|素材の組み合わせが美味しいスペイン料理の新店/the 648h day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」648日目、本日は2023年1月5日にオープンしたスペイン料理店「MASIA マシア」にお伺いしました。
場所は銀座2丁目、並木通り添いのロフトが入っている商業施設「ベルビア館」の8階。
店名はカタルーニャ語で「農家」を意味、シェフは日本人ではなく、カタルーニャ地方バルセロナ出身のマテウ ビジャレット氏。
温かみのある店内、ゆったりとテーブルが配置されており、L字型のカウンター席もあるのでお一人様でも利用しやすいです。
本日は一番リーズナブルなランチコース・Menu Mitjdia ミッチディア ¥5,500(サ別10%)を事前に予約してお伺いしました。
・黒オリーブのブラウニー/ムール貝/炭火焼き野菜のマリネ、生チョリソーとマンチェゴチーズのクロケッタ
前菜ですが、手間をかけて作られています。様々な素材の食感と味の調和が良い感じ。
・サバ、トマト、柿のアホブランコ(アーモンド ガスパチョ)
軽く〆た宮城県の金華サバに昆布塩、パプリカパウダー、水玉はパセリとパプリカ。アホ ブランコはアンダルシア地方の伝統的なスープ料理。爽やかですが、コクのある冷たいスープに程よく脂の乗ったサバ、トマトの酸味、柿の甘みの素敵なバランスで美味。
・イカとタラのフィデウア、アイオリソース
好物のイカスミのフィデウアは海老の頭の出汁で、アイオリソースはサフランで香り付け。ごくしっとり瑞々しく仕上がっており、風味、香り共に良好。途中からニンニクの存在感がそこまで強くない上品なアイオリソースで味変。
・イベリコ豚のミートボール、車海老、キタアカリのピューレ
車海老のソース、唐辛子のピクルスのアクセント。大きいミートボールは豚肉の味わいもしっかり、じゃが芋との相性は間違いありません。動物と魚介の組み合わせも面白いですが、海に面したカタルーニャ地方では定番だそう。
・クレマ カタラーナ
本来はクレームブリュレのようなデザートですが、カスタードアイスをシナモンの香りのクッキーで挟んで表現。
・カタルーニャ チーズケーキ、木苺とベルモットのアイスクリーム
日本でもお馴染みのバスクチーズケーキよりもソフトな食感、程よいチーズの味わいに、さっくりしたタルト生地。爽やかで酸味のあるアイスとの相性もとても良いです。
・カモミール ¥500
最後は追加料金にはなりますが、清涼感のあるハーブティーをいただきました。盛り付けも綺麗で、素材の組み合わせも気が利いたコース料理でした。最近オープンしたレストランの中ではとても好感触。またお伺いさせていただきます。ごちそうさまでした!
お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。