ロイヤルクリスタルカフェ|銀座随一のラグジュアリー感/the 264th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”264日目です。本日は並木通りのラグジュアリービル「ロイヤルクリスタル銀座」の地下1階ある”ロイヤルクリスタルカフェ”にお伺いしました。
なんとこちらは、ドトールの鳥羽名誉会長が私財を投じて作った(ビルも含め)最高峰のカフェなんです。ビルの外観からしてすでに人を圧倒していますね。赤い絨毯の敷かれた階段を下りると、いきなりシャガールの作品が。幻想の世界への入り口という感じですね。
おそるおそる重いドアを開けると、アンティークの磁器が沢山飾られております。圧巻!サロンはオープンなテーブル席の周りに幾つかの個室が並び、本当に豪華。座ったのは入ってすぐのテーブル席。クマノミやハコフグが泳ぐ水槽が壁に埋め込まれており涼しげです。
本日はサラダ、ドリンクが付くランチセットの”オムライス ビーフシチュー添え”¥2,200をお願いしました。
“ロイヤルクリスタルブレンド”
サイフォンで丁寧に入れていただくコーヒーです。カップ&ソーサーは目にも美味しい1700年代のフランスのセーブル焼。美術館に展示してあっても不思議ではないほど貴重な器です。コーヒーは、さっぱりとクセのない、バランスの良いお味。ランチセットでもお代わりできるのは嬉しいですね。
“オムライス ビーフシチュー添え”
那須御養卵を使用したふわふわオムライス。下にはケチャップライス。さらに和牛のビーフシチューまで入っており、料理も豪華な見た目。
シチューは野菜も色々入っており卵と絡めて、また、ライスと絡めていただいても楽しめます。非常に上質感のある一皿でした。
コーヒーは一番リーズナブルなもので¥1,500なのですが、それに料理が付いて¥2,200となると不思議とお得な感じまでしてしまいます。別の種類のコーヒーも飲んでみたいですが、またランチで訪問してしまいそう。
という訳で後日またランチにお伺いしてしまいました。
“ロイヤルクリスタルブレンド”
今日のアンティークカップはマイセン。どんな素敵なカップでコーヒーを飲ましていただけるのか。このお店の大きな楽しみの1つです。気品のあるプルシアン・ブルーをベースに手描きで精密に描かれているのは、ドレスデンの街並みだそう。素敵な器の美味しいコーヒー、格別です。
“帆立貝とキノコのリゾット”
帆立とアワビ茸、エリンギ、マッシュルーム、椎茸、種々のキノコをサフランスープで煮込んだ黄色いリゾット。リゾットというより、汁なしの雑炊に近い感じでしょうか。帆立とキノコのお出汁がしっかりと効いた、優しい味わい。チーズがたっぷり使われているため、お腹も満たされました。
コーヒーはお代わりできるので、食後にゆっくりともう一杯。今日もゆったりとした時間を過ごせて大満足です。
メインダイニングでもゆっくりできますが、個室も¥1,000から利用できます。そんな機会があれば是非利用してみたいものです。“ロイヤルクリスタルカフェ”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧ください。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!