香港料理 盛記|技術の高さを感じる香港料理店/the 563th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」563日目、本日は中華料理の中でも香港料理です。2021年9月1日にオープンした「香港料理 盛記(せいき)」にランチにお伺いしました。

場所は銀座5丁目、交詢社通り沿い、地下1階にとんかつの名店「銀座 梅林」が入っている「銀座梅林ビル」の6、7階です。

8月16日から静かにプレオープンしていましたので、その間にお伺いしました。

程よい落ち着きと高級感のあるテーブル席のみの店内。7階は大人数でも使用できる個室のようになっているそうです。

ランチは窯焼きチャーシューご飯、ローストダックご飯 ¥2,500など定食のようなメニューもありますが、せっかくなので本日は・プラミアムランチコース ¥5,300をお願いしました。

前菜2品・焼豚、蒸し鶏

甘く厚い焼豚、蒸し鶏はネギ塩ソースで。どこの中華料理店でもお馴染みの二品は全く印象に残らない場合が多いですが、こちらのはとても美味しくて驚きました。後ろのオレンジはニンジンの飾り切り、凄い技術ですが残念ながら食べられません(頑張れば食べられるかも)。

・プーアル茶
お茶はご近所のプーアル茶専門店「銀座 三徳堂」のものでとても美味しい。入れ方も三徳堂のご主人に伝授してもらったそうです。

・干し貝柱と黄ニラのスープ

 黄ニラのシャキシャキとした食感も良いですが、貝柱、シイタケ、タケノコの出汁が奥深く滋味なスープが最高。熱々で汗が出ます。

・車海老の塩炒め

驚くほどプリップリ、甘みもしっかりあってかなり美味しい。素材も上質なものを使用しているようです。

・小籠包、タケノコ入り海老蒸し餃子

小籠包はオーソドックスでしたが、餃子は具がパンパンに詰まっていて良い具合。

・海老の腸粉 ¥1,200

スタッフさん超お勧めという香港ではポピュラーな点心、腸粉(チョンファン)を追加、こちらは芝海老です。変形ライスヌードルなのですが、光沢が美しい腸粉はところてんくらいツルツルなのが凄い、海老、ソースとのバランスも最高。絶品。

・新鮮湯葉とナスの煮込み

下にナスを揚げたものが入っています。日本のトロッとした湯葉とはかなり違い、歯ごたえ強め。これも良いです。

・海老と貝柱のチャーハン(ワンタン麺も選択可)

今日は海老尽くし。ふんわりと上品な仕上げで、このチャーハンも素材の出汁が効いている感じ、味に深みがあり非常に美味しい。

・杏仁豆腐

最後はデザートと美味しいプーアル茶でゆっくりとさせていただきました。

サービススタッフは日本人ですが、料理人は皆様香港の方だそうで、日本人シェフの作るものとはちょっと違って新鮮さもあり、どの料理もかなり美味しかった。どのジャンルにおいても伝統的な技術の高さを感じるお店は大好きです。定食やコースではなく昼からアラカルトで楽しむのも良いかもしれません。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

「香港料理 盛記」について詳しくはウェブサイトをご覧下さい。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

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