閉店)トルッキオ|生パスタ、ビゴリを作る/the 210th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”210日目、本日はイタリアンレストラン”トルッキオ”さんにお伺いいたしました。
銀座7丁目、中央通り2本西側、人通りが疎らな西五番街通り沿い、”寿し幸”さんが入っている雑居ビルの地下1階です。
外に看板は出ておりますが値段表記は無し。地下ですし、知らなかったらなかなかの入り難さ!
小さなお店でカウンター4席と4人掛けテーブル2卓のカジュアルな雰囲気。
ランチメニューは2種類”Pranzo A” ¥1,300と”Pranzo B” ¥1,800。本日は前菜、パスタ、ドルチェ、コーヒーの”Pranzo B”をお願いしました。
パスタも具材は魚介系と肉系、ソースはトマト、オイル、クリームからある程度自由に組み合わせられるという即興性があります。本日は”魚介系トマトソースのパスタ”をお願いしました。さらに+¥300追加で生パスタも選べるということで、そちらにしていただきました。
ここで店名ともなっているパスタマシーン”トルッキオ”が出動(余裕がある時のみの出動)。木馬と自転車が合体したような妖しげなマシーンでございます。
筒部分にパスタの種を入れ、ハンドルを回していくと心太のようにニョロリとパスタが出てきます。体験させていただきましたが、けっこう力が入りますね。明後日くらいに筋肉痛になりそうですが、楽しかったです!
トルッキオで作ったやや太めのパスタは”ビゴリ”というそう。こちらが絞り出したビゴリ。全卵が入っているため黄色っぽいのです。
前菜 “鳥の白レバー、カラマリ・リピエーニ(イカ料理)、ナスのトマト煮”
どれも美味しい。
パスタ “魚介のビゴリ トマトソース”
具はアカエビ、ホタテ、ハマグリ、イカ、白菜と美味しい出汁が期待できます。協力して(微力!)作ったビゴリは全粒粉と全卵で出来ているため、茹でるとさらに太くなります。 モチモチした素朴な食感、そして自らハンドルを回した達成感も加わり美味。 唐辛子のピリッと効いたソースもよく絡み、大満足です!
ドルチェ “カタラーナ、マロンケーキ”
カタラーナはアイスプディングで、とても美味しい。 もったりとしたマロンペーストのケーキは、干しぶどう、ローズマリー、松の実入り。
他のお客様がいらっしゃらなかったため、パスタ作り体験まででき充実したランチタイムとなりました。お一人で全てをこなされておりましたが、その後2組のご来店がありなかなか忙しそうでした。
ちなみにイタリア語の店名表記は”TORUcchio”、オーナーシェフのお名前がトオルさんというそうです。 お伺いする時は、時間に余裕を持って。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!
お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。