閉店)呂者堂 ろばた|絶品、天然海鰻/the 96th day

2016年11月追記)久しぶりのお伺い!当店お隣の和食店”ろばた”さん、いつも素敵な時間をありがとうございます!

お通し ・蒸しウニ、銀杏
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生もいいけど、蒸しもいい。日本酒にぴったりのアテですね。

・淡路産タイのお造り
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歯ごたえと甘みを楽しめる、独特の切り方。美味。

・松茸とハモの土瓶蒸し
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松茸はもう今年最後になるのだそうです。

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出汁が最高に美味しくて口福感たっぷり。

・柳かれい干物は囲炉裏で。このビジュアルだけで美味しさは3割増し。
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食べた後の頭と尻尾、骨はさらに網で焼いて煎餅風に。これもまた乙なお味です。

・天然鰻の蒲焼
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今年は鰻の入荷があまりないそうです。少しだけ残りがあってラッキーでした。 目の前で焼いていただけるのは最高の贅沢。

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三切れずつでしたが、絶品ですね。もっと食べたい〜。

・がんも、タコ、里芋、ほうれん草の炊き合わせ
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最後は優しい煮物で〆。シンプルな料理が美味しいって素晴らしい。

お酒は以下を燗で一合ずついただきました。 “八海山 純米吟醸”、”菊正宗 本醸造” これで一人8,000円ほど。最高ですね。 お一人でされているので、ペースはゆっくりですが、これがまた良いいんです。

万人受けするお店ではないかもしれませんが、私にとっては、とっても大事な最高のお店です。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

以下2013年11月記載(現在ランチ営業はしていません)

トリプルのお隣、1階に玉泉堂さんが入っている土屋ビルの裏です。ふと裏口の横を見るととても気になる張り紙を発見しました。

御昼食、天然うなぎ、すっぽん雑炊。惹かれます!

すぐ近くにこんな魅力的なお店があったなんて!早速お伺いしました。

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、96日目、本日は和食、うなぎです。“呂者堂-ろばた”さんにお伺いしました。場所は土屋ビルの2階です。ここにお店が存在すると思わせない雑居的階段を上るとそこには思っても見なかった空間が。

囲炉裏を中央に据えたテーブル席。奥にはカウンター。素敵です。

お昼のメニューはスッポンとウナギの2種類のみ。天然ウナギを注文しました。まずは、こちらから。

前菜 ・湯葉、タコと野菜の煮物

柚子の香る優しく上品な煮物。その中でもタコが良かったです。柔らかく深いお味。好物の湯葉もとても滑らかで嬉しいです。

ウナギは囲炉裏に炭をおこして、その場で焼いていただけます。素晴しい。

天然ウナギは広島県福山市の鞆の浦産。川ではなくて海で取れた珍しいウナギです。

見るからに厚みがあって美味しそうです。それもそのはず海鰻は800g〜1kg程の大きさで、生きたままお店に届きます。さばくのがとても大変とのこと。お疲れさまです!ちなみに、少し分かりにくいですが、身の上に乗っている薄いピンクのものは卵。鞆の浦で取れるウナギは全てメスだそう。不思議ですね。

タレを薄く付けて、再び焼きます。

油の爆ぜるプチプチという音、香しく甘い匂い、炭の温かさ。何と愉快な時間でしょうか。

焼くこと20分で出来上がり。蒸さずに焼く関西風で仕上げていただきました。
しっとりと柔らかくも引き締まった身、パリッと軽く仕上がった皮のバランスが絶妙。自然な油の乗り具合とクセのない高貴な味。素材を引き立てる、淑やかなタレも良い。秀逸です。

他、ご飯、肝吸い、お新香が付きます。ご飯に乗せれば豪華な天然海うな丼。
厚みがありますので、少なく見えても満足感ございます。視覚、聴覚、触(舌)覚、味覚、嗅覚、五感全てで味わえる大満足の鰻でした。ごちそうさまでした!

甘味 ・栗きんとん

お口直しに。こちらも優しいお味で、とても美味しいです。

こちらで仕入れる天然鰻は今の時期しか入手できないということ。また、手に入らない場合もあるので、タイミングが良ければ食べられます。お気をつけ下さい。

お立ちよりの際はトリプルにも遊びに寄って下さいませ。

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