エスコフィエさん-歴史香る、独特な空気感が素敵なフレンチ/the 163th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”、163日目です。本日はフレンチございます。1950年創業の老舗レストラン“銀座エスコフィエ”さんにお伺いしました。
場所は銀座5丁目、中央通りから1本東側の通り沿い“西五ビル”の2階でございます。
店内は、暗めの照明で、厚い絨毯が足に心地良く、重厚感があり、積み重ねてきた歴史の香りがいたします。12月ということもあり12時には満席に。若人は私以外誰もおらず、ますます店内に良い落ち着きが生まれます。
本日は“シェフのお勧めメニュー” ¥4,320をオーダーいたしました。 料理の前にペリエを頼んだのですが、普通のグラスと楕円形のオリジナルワイングラスと飲み比べてみて下さいとのこと。
水でも違いが出るそうですが、少し角が取れる?違いがわからない残念な舌でございました。こだわりは伝わります。 まずはコチラから。
オードブル “七面鳥のロティ フランボワーズ ヴィネガーソース”
7種類から選択可能です。 ピンク色が美しいロースト。瑞々しいしっとりとした味わい。 クセもなく、甘酸っぱいソースとも良く合います。美味。
“フランスパン”
そしてパンがまた美味しいのです。外かはカリカリ、中はフワフワのストレートさが良い。 流石木村家さん(のパンとのこと)。
“鮮魚と茸のヴァプール ソースブールブラン”
蒸し焼きにした白身のムースの中に鯛と茸。下にはほうれん草が敷いてあります。 白ワインとバターのソースでいただきます。 白、赤、緑のクリスマスを意識した盛り合わせも可愛いです。 フワフワのムースは優しく、滋養味のあるお料理でございます。
“ブフ ア・ラ・グーラッシュ(トマトベースの軽い煮込み)”
牛肉とポテトの煮込み。煮込み加減が絶妙で、牛肉はもちろん、外はしっかり、中がフカフカのポテトがとても美味しいです。 ソースもトマトの爽やかさを感じる、しつこさ無しのさっぱり感。 そのソースをライスと混ぜ合わせたいただくと、これまた美味しい。
デセール “杏のムースケーキ、バニラアイス”
さっぱりとしたデザ—ト。
最後は熱々の美味しいコーヒーで。ごちそうさまでした。
店名通りのクラシックなフランス料理でございました。ランチは¥2,700からと比較的リーズナブル。 モダンなフレンチレストランにはない厳かな空気感が良いですね。ワインへのこだわりも素敵です。
“エスコフィエ”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。
場所はコチラです。