ぶどうの木、ピエールマルコリーニ、資生堂パーラーetc|モンブラン、栗のデザート色々/the 388th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」388日目、秋といえば美味しいものが沢山登場する季節ですが、その代表格の1つが栗。銀座のカフェ、パティスリーで提供している栗のデザートを色々ご紹介いたします。

まずは当ブログでも何度かご紹介している銀座3丁目、昭和通り近くのカフェ「リール銀座」。オープン当時からの定番メニューが・グラノーラアイスモンブラン ¥1,300

オープン時にいただいて感動したモンブラン。上に乗った栗のシロップ漬け、栗以上に栗な和栗ペーストとクリーム、バニラアイス、そしてケーキを囲み彩るオーツ麦、くるみ、カボチャの種などが入った自家製グラノラと素材同士の絆の強さ、繋がりが素敵。こちらの全てのデザートに言えることですが、素材の味の引き出し方が素晴らしい。やっぱり絶品です。

続いてバームクーヘンで有名な「ねんりん家」の2階にある「銀座 ぶどうの木」、こちらもアシェットデセール(皿盛りのデザート)専門店です。

・モンブラン ¥1,944

松の枯れ葉や木片のようなものがデコレートされたアートな見た目が「ぶどうの木」のデザートの特徴です。肝心の味はといえばマロンクリームはしっかりと栗の味が感じられて美味。ラム酒のアイス、散らした栗、下のソースも奇をてらうことなく上質。見た目は個性的ですが、正統的なお味のモンブランです。美味。銀座らしくサービスも非常に丁寧で居心地の良いお店です。

3店舗目は「銀座 ぶどうの木」の向かいのベルギーのチョコレートブランド「ピエールマルコリーニ」の季節限定パフェ・モンブラン ¥1,620

上にはヨーロッパの栗を使ったコク深いモンブランクリーム、下のフワフワのマロンクリームが優しいお味で美味です。マロンアイスはトロワリビエールというカリブ海の島で作られたラム酒を使用しており、マルコリーニらしい濃密感と華やかさ。 メレンゲクッキー、クルミのキャラメリゼ、カシスソースが食感と味覚のアクンセトとなっています。下の方にチョコレートアイスも入っていますがやっぱり秀逸でした。

さらに銀座7丁目、並木通り沿いにあるスイスのチョコレートブランド「リンツ ショコラカフェ 銀座店」の・リンツ ショコラパフェ マロン ¥1,780

洋梨のコンポートとカシスのマカロンを添えたマロンクリームの下にはマロンアイス、チョコレートのプレートで一旦区切られ、ブルーベリーのシャーベット、カシスソース、ミルクチョコのクリームと続きます。栗とカシスやベリー系の酸味があるものを合わせるのが最近の流行のようです。中にも入っていたジューシーな洋梨のコンポートが良い味を出していました。

最後は銀座8丁目、中央通り沿いの「資生堂パーラー サロン ド カフェ」の10月のパフェ・九州産 和栗のモンブランパフェ ¥1,980

大粒の和栗の渋皮煮2.5個が乗った栗好きにはたまらない秋ビジュアル。以外と栗の身が沢山入ったパフェは少ないので嬉しいです。何気に紅葉型クッキーが美味しい。 さらに生クリームの下に入ったチョコフレークが食感のアクセント。

バニラアイスがでてきたらお勧めにしたがいカラメル抹茶ソースを注ぎ入れます。 アイスの下にも抹茶のゼリーが入っていてバランス良し。和栗と抹茶は相性抜群です。やや重みのあるマロンデザートですが、最後に入ったラム酒のゼリーでちょっとさっぱり。 一番下にも栗が入っており、栗好き満足感が満たされる美味しいマロンパフェでした。ごちそうさまでした!

お店によって個性のあるマロン、モンブランパフェ、デザートがいただける銀座です。やや不安定ではありますが、気候が気持ち良く観光、読書、芸術、食欲などいろいろ充実する短い秋は素晴らしい季節です。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

銀座に数店舗ある「みゆき館」の・マロン マカロンパフェ ¥1,296、季節限定ではありませんが、栗の甘露煮を使った甘みたっぷりの懐かしく美味しいパフェです。

フルヌス銀座|魅惑のレンガ窯、新鮮なコンセプトのフランス料理店!/the 387th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」387日目、本日はフレンチです。銀座6丁目、外堀通り沿いに6月オープンしたフランス料理店「フルヌス銀座 FURNUS GINZA」にお伺いしました。

新広東菜 嘉禅、JOTAKIなどが入っている美術館ビルの6階。

店内は8席のみのL字型カウンター、やや照明暗めのシックでスタイリッシュな雰囲気です。

入って目に入るのは中央に据えられた特注のレンガ窯、熱源は炭です。目の前に火があると何だか気持ちが落ち着きます。

まずは今日使用する食材を見せていただきます。秋らしい食材色々、美味しそうです。

基本は全5皿の・おまかせコース ¥12,000(w/o tax)で、そこからカルト的にお願いすることも可能です。

まずは見た目も楽しい・アミューズ盛り合わせから。

だだちゃ豆のババロア、イクラの手まり寿司、ブーダンノワール、〆鯖、ピザ、パテ ド カンパーニュ、ジャンボン ペルシエ、鴨の燻製、自家製ハム、フォアグラなどなど。 どれも一口サイズですが、これだけ賑やかで、加えて美味しいと楽しいです。

前菜・人参のムースとコンソメジュレ ウニ添え

銀座フレンチの名店マノアールダスティンででも定番の間違いのない前菜。ボリュームが非常に多くて食べ応え十分。フルヌス銀座の加藤シェフはマノアールダスティンの五十嵐シェフのお弟子さん、すぐ近くにお店を出されたのは偶然だそうです。

前菜2・野菜と魚介のサラダ +¥2,000

シロイカ、ムール貝、アワビ、〆サバと野菜たっぷり。 この野菜たちがなかなか衝撃的。窯の余熱でじっくり火入れされており、外側の食感は生に近く食感が良いのですが、中は極めてジューシー。野菜の甘みを存分に感じられます。

静かに火をたたえるレンガ窯、凄いです。

・ハモ、栗、マツタケ

下には青梅酢漬けのソース。程よい酸味がアクセントとなっています。

・キノコ色々、リードヴォー

長野県のキノコ、なんと5-6種類も使われています(名前全失念)。ほぼキノコという滋味溢れたソースは、生の落花生を加えて香り良く、奥深く仕上げてあります。美味!

・仔羊背肉の窯焼き

フランス ロゼール産の羊、非常に柔らかで軽くシルキーな肉質で絶品。羊的な存在感はごく控えめ、むしろ仔羊の繊細な旨味や甘みを楽しめます。レンガ窯、恐るべし。 デザートは別料金ですが、面白そうなので追加オーダー。

・イチジクの窯焼き、バニラアイス +¥1,800

好物のイチジク、見るからに水々しく香り立つ断面、今年は色んな形でイチジクをいただきましたが、これは強烈!ただ焼いただけだそうですが物凄い濃厚。レンガ窯、欲しくなります。バナナも面白い仕上がりになるそうで、とても興味深いです。

前橋の煉化石窯製造会社と共同開発したというフレンチ用レンガ窯が非常に強力。レンガ窯(炉窯)のステーキ店も増えていますが、フレンチへの応用はとても面白く感じます。同じ調理器具でも人の使い方により、出来上がるものは全く違ってきますが、経験豊富なシェフだけに今後の展開にも期待、ジビエも色々扱われるそうなので、非常に楽しみです。 シェフとサービスの方お2人で切り盛りされていますが、お話も弾み、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。またお伺いたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

自家製タリオリーニ、香茸の粉末をたっぷりと振りかけて。フレンチですがパスタのご用意があることもございます。

鮨いしやま|綺麗な美味しさ、銀座期待の新店/the 386th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」386日目、本日はお寿司です。 銀座3丁目、西五番街通り(中央通りから2本西側)の銀座モリタビル4階にオープンした「鮨いしやま」さんにランチ訪問。

銀座6丁目のかねさか系列の鮨店「すし家」から独立した石山孝雄大将が8月にオープンしされたお店です。

新しいビルということもあり、とても綺麗で清々しい空気が流れる店内。銀座の鮨店としてはかなり広々とした空間です。

L字型のカウンターに個室が1部屋あります。ランチは¥10,000、15,000(w/o tax)の2種、本日は前者のおまかせ握りをお願いしました。

まずは秋の名物ナスの美味しい前菜が一品出て握りスタート。

・ヒラメ
程よい脂乗り、噛むほどに旨みを感じる美味しいヒラメです。

・シマアジ、エンガワ、ブリ、マグロ赤身

4年前になりますが、石山大将の以前の仕事場である「すし家」さんににもお伺いしたことがあるのです(その際の投稿はこちら)が良い意味で裏切られました。キリッとした赤酢のシャリは堅すぎず柔らかすぎずの絶妙なバランス。今回は味がとても綺麗に感じ、かなり進化している印象です。

・スミイカ

食感良く甘みたっぷりのスミイカ、祈るような静かな表情で心を込めて鮨を握る大将の姿も見ていて気持ちが良いです。美しい鮨は美しい握り姿から生まれます。

・車海老

・コハダ

酢〆もふっくりと柔らかです。美味。

・サンマ、カツオ、イシガキ貝、サバ棒寿司

秋はサンマ、カツオが美味しいです。サバ棒寿司は海苔で巻く珍しいスタイル。

・イクラ小丼

こちらも秋の名物。一粒一粒がキラキラ輝く幸せなお味です。

・バフンウニ、ハマグリ、アナゴ、カンピョウ巻

 最後はワサビを利かしたかんぴょう巻き。ワサビが沁みます。

・タマゴ

デザートはプリンのように甘くてふんわふわのタマゴで。 最後は滋味なお味噌汁をいただきゆっくりさせていただきました。

このクオリティーでこの価格は素敵過ぎ!年齢はなんと34歳と大変お若い大将ですが、すでに風格は十分。慣れていることもあり雰囲気も良く、サービス専門のスタッフの方もいらっしゃいますので、新店ですが抜群の安定感。とても綺麗な美味しさのお鮨に大満足、心が洗われるお鮨でした。

また、お若いからこそか、大将の鮨に対して真摯に向き合う姿勢も素晴らしく感じました。また10月11日に築地市場の豊洲に移転に伴いランチ営業を止める鮨店も多いのですが、こちらは続けられるというのも嬉しいですね。またお伺いいたします。ごちそうさまです!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

あけぼの|皆和やか、空気感も最高な老舗とんかつ店/the 385th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」385日目、本日は実は皆大好きとんかつです。有楽町駅前「交通会館」の地下1階の「あけぼの」にランチ訪問いたしました。

「あけぼの」は1962年(昭和37年)の創業。全体的に昭和な雰囲気漂う交通会館、交通会館は1965年開業ですので、創業後こちらに移転したと想像されます。

平日11時05分にお伺いすると、カウンター10席のみの店内、すでに満席。。。今日こそはと思っていたので外で待つことにいたしました。 お店の前に丸イス、次いで店内の超簡易ベンチに移動し15分ほどで念願のカウンター席へ。事前に聞いてくれるため料理が出てくるのは速いです。

お願いしたのは人気の・上かつ丼 ¥1,300

分厚いカツと溶き卵の組み合わせ、本当美味しそうです。衣はややしっとり、カツも柔らかく、ボリュームもたっぷり。ほの柔らかな卵も美味しく理想的なかつ丼です。煮干し出汁が利いた豆腐の味噌汁も良いですね。

追加で頼んだ・アジフライ ¥200

アジを開いて揚げた定番タイプ。こちらもレモンを絞って美味しくいただきました。

こちらに・サラダ、お新香付き

 味も美味しいのですが、お店の空気感も最高です。

また後日お伺いして・ひれかつ定食 ¥1,700 + ・カニクリームコロッケ単品 ¥200 をお願いしました。

メニュー表の横にも記載がありますが、他のものより時間がかかり十数分で到着。ご飯はけっこう大盛りです。

いわゆる棒ひれかつ、芯はほんのり赤みを残した揚げ具合。

時間がかかるのも納得です。 甘みもちゃんと感じられる柔らかなヒレは期待以上の美味しさ。大きなカニクリームコロッケも滑らかで優しい美味しさで理想的な仕上がり。トンカツもコロッケも噛むとザクッと音がする衣の食感が素敵です。

爽やかな大将、和やかなお店の空気感に心も満たされました。親方さん始めスタッフ4人の連携が素晴らしく、見ていても気持ちが良い。そして親方と女将さんは常連さんと過度に喋り過ぎることはなく、良い距離感で交流されており、聞いているとコチラも心が安らぎます。 お世辞にもお店も綺麗とは言えず、お店も席の間も狭いのですが、皆んな和やか。この空気感の中でいただくとトンカツが一層に美味!

お店を出た11時半頃。いつもの光景ですが、あけぼの、大正軒、ひょっとこの3店の前はお腹を空かせたビジネスマンで溢れています。

銀座、有楽町で働く人たちのオアシス、大事な交通会館です。 またお伺いいたします。ごちそうさまでした!

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。

料理とこの張り紙に全てが表現されています。とにもかくにも自家製であふれる有楽町のとんかつ店、素晴らしいです。