ル カフェ ヴィー|プライスレスなランチコース/the 542th day

銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」542日目、本日は2021年3月20日にオープンした「ルイ・ヴィトン銀座並木通り店」の最上階のカフェ「ル カフェ ヴィー」にお伺いしました。

異彩を放つ外観は建築家の青木淳とピーター マリノによるもの。「水の柱」をイメージしており、中では大きなクラゲがたゆたい、光や見る角度により様々な色が現れます。
ルイ・ヴィトン銀座並木通り店
大阪御堂筋店についで日本2店舗目のカフェは有名レストラン「スガラボ」のオーナーシェフ須賀洋介が料理、デザート、チョコレートをプロデュース。

エレベーターを降りると「V」ロゴと花のような、炎のような赤い椅子がお出迎え。この椅子はルイ ヴィトン ファニチャーのコレクションでカンパーナ兄弟デザインの「Bulbo」、お値段1千万以上とか。
ル カフェ ヴィー
右側ではチョコレートが販売されており、左側がカフェ、ソファのブルーを基調に直線と曲線を組み合わせ、高級感がありながらも、優しく落ち着ける空間となっています。カウンター席もありますので、バーのような使い方も良いかもしれません。

料理はアラカルトでも頼めますが、本日は11時-15時まで注文可能な・ランチコース ¥8,800(サ別10%)をお願いしました(他¥4,400の軽めのコースも有)。

・金沢メグリー農園の野菜と竹島さんのモッツァレラのサラダ金沢メグリー農園の野菜と竹島さんのモッツァレラのサラダ
流石に上質な素材を使用しています。見るからに元気な野菜は無農薬で大切に育てられたもので、アスパラソバージュ、こごみ、人参、丸々太ったスナップえんどうなど。トマトが味わいがしっかりでもの凄く美味しい。チーズは千葉県木更津市「クルックフィールズ」のもので、本州では唯一水牛からモッツァレラを作っているとか。濃厚なミルク味が素晴らしい。

・農夫風のブイヨンスープ、メッツゲライ楠田さんのベーコンと
農夫風のブイヨンスープ、メッツゲライ楠田さんのベーコンと
「メツゲライクスダ」は兵庫県芦屋のシャルキュトリー専門店。スープは角切りの野菜が沢山入っています。ベーコンは出汁の目的が強いように思いますが、スープが滋味です。

・和牛ハンバーグステーキ
和牛ハンバーグステーキ
顔のようになった可愛いハンバーグはサイズは大きくないものの丸々ぷっくり、高さがありフォルムも素敵。

・ブリオッシュ(ライスも選択可)
ブリオッシュ
もっちりサクッとした食感がユニークなブリオッシュは何も付けなくても美味ですが、デミグラスソースをたっぷち付けていただきました。

ナイフを入れると肉汁がジュワッと溢れる見た目にも美味しいハンバーグ。
和牛ハンバーグステーキ
野菜はクリーム味で別仕立てになっているのも面白く、食べ応えもありますね。いつかカレーライスもいただいてみたいものです。

・作りたてのミルフィユ、マダガスカル産バニラのクリーム +¥400
作りたてのミルフィユ、マダガスカル産バニラのクリーム
キャラメリゼされた伝統的なパイ生地を使ったサイズ大きめのミルフィーユ、中はカスタードクリームと生クリーム。ツヤのあるパイ生地はバター、カスタードはバニラの豊かな香り、生クリームの存在感はあえて控えめに仕上げられています。この向きで提供されるとナイフも入れやすいのも良く、とても美味しいミルフィーユでした。

・ヴィー カフェラテ
ヴィー カフェラテ
最後は、モノグラム映えに惹かれて普段いただかないカフェラテをいただきゆっくりさせていただきました。ナプキンホルダーはルイ ヴィトンのマスコット「ヴィヴィエンヌ」です。料理の美味しさもありますが、それとは別のプライスレスな時間と空間を楽しめるカフェです。ごちそうさまでした。

「ル カフェ ヴィー」について、詳しくはウェブサイトをご覧下さい。

お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。
ル カフェ ヴィー

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