移転)佳肴みを木|今夜は酔わせて/the 236th day
2019年5月日本橋小伝馬町に移転しました。詳しくは「佳肴みを木」のウェブサイトをご覧ください。
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」236日目、本日は日本酒の取り扱いが素晴らしいお店「佳肴みを木」にお伺いしました。こちらの凄いところはお酒に合う料理の質も抜群なこと。初めて行かれる方はびっくりしますよ。
場所は銀座1丁目、東急ハンズが入っている商業ビル「マロニエゲート」の裏側の通り沿い地下1階にございます。
今回は事前に予約してご飯ものまで含む・フルコース ¥5,800でお願いしました。早速どうぞ。
お通し “カブのスープ、鴨出汁茶碗蒸し”
たかがお通しと侮るなかれ。優しいスープに出汁とコショウが効いた茶碗蒸しは、目が覚める美味しさ。期待を裏切らないお味です。
造り “アカアマダイ昆布〆、ホウボウ、マダイ”
厚みもよくどれも美味しいですが、特に塩昆布でいただく萩産のアマダイは旨味が口の中でとぐろを巻く感じ。絶品!
呑んべいのための料理が続きます。
“シロアスパラ トリュフとチーズ乗せ”
洋風な料理も放り込んでくるのが面白い。 チーズが乗るとグッと親しみが湧いてくるのが不思議です。
“アナゴと春キャベツの蒸し物”
出汁ともに爽やかに仕上げられています。美味。
“ウナギカツ”
天ぷらパクチーソースを付けていただきます。以外な組み合わせですがとても美味しい。
“スッポンのスープ”
ここでこう来たか〜。上には春の風物セリ。ちょっと一息、落ち着く。料理を出す順番も気が利いています。まだまだ続きますよ。
“ドジョウの佃煮、鯛味噌、うずら肉味噌”
完全に酒のための料理。お酒がくいくい進む。
“イチボの炙り、わらび、タケノコ”
ここに来てボリュームも凄い。付け合わせがなかなか憎い。
“ウニご飯”
これが噂のこちらの名物! 見た目もたまりませんね。お勧めにしたがい混ぜて混ぜていただきます。濃厚、確かにハッピーな味がいたします。ワサビが良きアクセントですね。
間違いない美味しさの全12品。日本酒とともに堪能いたしました!
お酒は以下をいただきました。どれも一合¥1,000前後です。まず燗で二合。
“喜久酔(静岡)純米吟醸”、“奥播磨(兵庫)純米”
以下半合ずつ冷で3合。
“天遊林(三重県)特別純米 瓶囲い”、“秋鹿(大阪)超辛口 槽搾直汲”、“亀齢(広島)純米酒おりがらみ 生原酒 萬事酒盃の中”、“睡龍(奈良)純米吟醸”、“隆(神奈川)純米雄町”、“大那(栃木)純米吟醸 RACINES 朝搾り2016”
沢山飲みました。でも良いお酒は翌日に残らず、二日酔いになりませんね。日本酒のセレクトにこだわりがあり、超有名なもの、大吟醸はありません。いつ行っても美味しい新しいお酒に出会えること間違いなしです。
今日ご紹介したコースで3時間半ほどかかっています。料理が出てくるのが、かなりゆっくり。また断然お得感のあるコースは事前予約のみですので、お気をつけください。
お立ち寄りの際は是非トリプル銀座にもお立ち寄りくださいませ。