レストラン エールさん-軽やかな和モダンフレンチ/the 215th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ“銀座6丁目美食日記”215日目、本日はフレンチです。
9月18日にオープンしたデパート”EXITMELSA-イグジットメルサ”の8階にある”レストラン エール”さんにお伺いしました。恵比寿にあった超人気店”ビストロ門”さんが銀座に移転して生まれ変わった話題のお店です。
白を基調とした店内は、ごくごくシンプルで清潔感満点なのが好ましい。サービスがしやすいテーブル配置となっているようです。
昼も夜もメニューはおまかせ1コースのみ。 本日はランチコース”Art”¥3,800(w/o tax、サ別10%)をお願いしました。
アミューズ “フォアグラのソフトクリーム”
女性ならずとも可愛い見た目にキュンとしてしまいます。コーンの中にはコンポートしたイチジクとフランボワーズ。これがまたフォアグラのムースと良く合い美味。 恵比寿時代からの名物料理で、一度止めてみたら大勢のお客様から大クレームが来たというのも納得です。
スィーツが続きますよ。
スペシャリテ “野菜のパフェ”
オブジェとして飾っておきたくなるような綺麗な一品ですが、写真が鮮やかに撮れず残念!紫人参のアイスに紫キャベツとコンソメのジュレ、カブのムース、中にはズワイガニやグリルした野菜。最下層部は美容にも良いという穀物アマランサスとアンチョビソース。20種類以上の野菜が使用された贅沢パフェ。美味しくないわけがありませんね。
パン “バゲット、カンパーニュ”
奥沢の人気のパン屋”クピド”さんにオリジナルで焼いていただいているそうです。 カンパーニュは焼き直したものと、そのままのフワフワなもの。ライ麦の香りがとても良い。
無塩バターは炭塩とライムの皮で軽くトッピングしてあり美味。
普段ほとんどバターは使用しないのですが、ほぼ完食してしまいました。
魚料理 “ヒメダイと白子のベニエ ビーツのリゾット”
こちらは絶品! 大和芋の衣で揚げた天ぷら。上にはオカヒジキ。ソースは焦がしバターのブール・ノワゼット。身の引き締まったヒメダイに、サクサクの軽やかな衣が素敵。タラの白子も美味でしたが、ヒメダイが今日一でした!
肉料理 “フランス産鴨肉 柚子とタイムのアロマロースト”
付け合せは紫大根、イチジク、青リンゴ。葉ワサビのピュレと柚子胡椒を付けて。皮はカリッと中はフワッとの美味しい鴨でした。溢れた肉汁までパンに付けて綺麗にいただいちゃいました。
デザート “フォンダンショコラ、イチゴのムース”
プラリネとフランボワーズのソース。
森の空気をイメージしたグリーンのお出迎えのお皿など、食器はモダンな有田焼き。 料理も随所に和のテイストが感じられました。サービスも完璧で、2時間の間リラックスして美味しく料理がいただけました。ドレスコードも無く、堅苦しくないのも良いですね。
1コースしかないため、価格もリーズナブル。2ヶ月で内容が変わっていくそうです。 銀座にまたまた素晴らしいフレンチレストランができましたね!料理に比較した価格、サービスは最高レベルで大満足でした! それほど席数も多くなく1回転しかしないので、予約必須ですよ。ごちそうさまでした!
“レストラン エール”さんについて詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。