レストラン イシダ|炉釜ステーキが自慢のフランス料理/the 560th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」560日目、本日はフレンチです。2021年4日にオープンしたフレンチ「レストラン イシダ」にお伺いしました。
場所は銀座1丁目、中央通り沿い、仏具専門店「はせがわ」が1階に入っている「銀座河合ビル」の地下1階。
以前は銀座5丁目、西五番街通りあったのですが、ビル建て替えのためこちらに移転されました。
テーブル席のみですが、広く高級感のある店内。奥に完全個室もあるそうです。
以前は高級炉釜ステーキ店「ドン・ナチュール」が入っていた場所。現在お昼は・おまかせランチコース ¥11,000(サ別10%)、1種類のみです。
・自家製スモークサーモンと野菜のテリーヌ
赤と緑のコントラストが綺麗なフランス料理らしい一皿からスタート。ごく柔らかく燻製されたサーモンと野菜の組み合わせが爽やか。
・フォアグラのポワレ
上にイタリア産サマートリュフ、下にはアンズ、甘長唐辛子のフリットを添えて。ソースは牛肉の出汁とマデラ酒を使ったクラシックなペリグーソース。こってりとした柔らかいフォアグラとトリュフの香りが贅沢なお味、アンズの酸味とのバランスも良い。
・オマール海老のビスク
こちらも上にトリュフ、中にオマール海老とフレッシュなマッシュルーム。海老の旨味が詰まったソースはパンに付けてもご馳走です。
・甘鯛鱗焼き、青海苔ソース
上に乗っているのは走りの松茸、ソースにも使用されています。今年初めていただきましたが、鼻から抜ける香りに早くも秋を感じます。甘鯛はウロコの食感が小気味良く、身はふっくら。
・田村牛ロースの炉釜備長炭焼き
但馬牛の血統である田村牛、兵庫県のものが有名ですが、こちらは鳥取県のグループ牧場で育てられた牛。紀州備長炭を使った炉釜で焼き上げます。中が900度にもなる炉釜により肉汁が閉じ込められ、とてもジューシーな焼き上がり。上質なお肉は脂が絶品、薬味は小ねぎポン酢なども用意されますが、塩とワサビが最高です。
・桃のコンポート、バニラアイス
旬のモモは果汁たっぷりでとても甘くて美味しい。
・コーヒー、オランジェット
最後は小菓子と美味しいコーヒーをいただきゆっくりさせていただきました。
オーナーの石田シェフは2002年から銀座(一時モナコ)で活躍されている方。ベテランシェフらしいクラシックなフランス料理は安定感と安心感がありますし、炉釜で焼いたお肉は本当に美味しく満足感あります。またお伺いさせていただきます。ごちそうさまでした。
「レストラン イシダ」について詳しくはウェブサイトをご覧下さい。
お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。