鮨 鈴木|青木流から鈴木流へ、日々進化中/the 319th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」319日目です。本日は久々のお鮨です。トリプル銀座の正面、能楽堂ビル5階の「鮨 鈴木」さんにランチにお伺いしました。
エレベーターを下りると右手に別世界への入り口、濃紺の暖簾がお目見え。
大将の鈴木さんは銀座の名店「鮨 青木」のご出身。暖簾の「鮨」の字は青木さんからいただいたものだそうです。
心が研ぎ澄まされる清涼感のある美しいカウンター。銀座の鮨店としてはかなりのゆったり感です。
オープンは2015年6月、当初から何度かお伺いしていますが、2年経ち、ぐんぐん味に磨きがかかっているのに驚かされます。ランチコースは¥8,000、¥10,000(w/o tax)の2種類、本日は後者をお願いしました(現在ランチコースは¥15,000のみ)。
・ガリ
生姜を大きめにカットした変わった形ですが、これが非常に美味。いつも数杯お代わりしてしまいます。
・ホシガレイ
シャリは赤酢と米酢のブレンド。鮨職人なのに酸っぱいのが苦手という大将(しかも下戸!)、自分好みの円やか仕上げです。やや硬めの握りが素晴らしく調和しています。
・シンコ
2枚付。今年はこれが最初で最後でしょう。これくらい大きいとしっかり味わいもあって美味。
・サバ棒寿司
この棒寿司がまた絶品。酢〆のサバ、白板昆布の旨みと甘みと食感、シャリの調和が素敵です。
・シンイカ
季節を感じるタネも良いです。ツマミの下足付きでした。
・コハダ(追加)
さらに最後に鯖寿司も追加して終了。お腹いっぱい大満足です。
大将の鈴木さんは見た目はちょっと強面ですが、明るい方で、圧迫感は無し。奥様と2人で切り盛りされており、非常に温かみのあるお店です。値段だけ見れば高額に感じますが、味を考えれば非常に良心的価格だと思います。カウンターのお寿司に慣れていない方でも寛げるお店で、銀座の鮨デビューにもお勧めです。日曜日も営業しているのも良いですね。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!