ウラドラ|日比谷グルメゾンの隠れ家イタリアン/the 501th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」501日目、本日はイタリアンです。銀座6丁目コリドー街と帝国ホテルの間の高架下に2020年7月に開業した商業施設「日比谷グルメゾン」内にオープンしたイタリアン「ウラドラ」にお伺いしました。
お店の入り口は帝国ホテル側にあります。
表はナポリピザとクラフトビール専門の賑やかな立ち飲みバー「ドラスタンド」。
その奥にある金色のドアを開けると、「ウラドラ」へと進むことができます。
オープンキッチンで、中央にカウンター、奥にソファー席、右側がテーブル席。「ドラスタンド」と比べると、ぐっと落ち着いた雰囲気です。
21時までは・おまかせコース ¥5,000(w/o tax)のみ。21時以降はアラカルトでのオーダーも可能です。本日はコースでお願いしました。
・イサキのカルパッチョ、ブラータチーズとセミドライフルーツトマトのカプレーゼ
カルパッチョの上に生ウニ、チーズの上にはキャビア。確かチーズはアメリカ製で軽やかな風味。せっかくなのでクラフトビールもお願いしました。
・わびさびペールエール ¥880
静岡県伊豆市修善寺の「ベアードビール」のわさびと緑茶を使ったクラフトビール。変わった味わいを想像しましたが、わさび感はそれほどなく、キリッとした辛口で呑み心地のとても良いビールです。
・帆立、椎茸、マッシュルームソース、サマートリュフ掛け
最後にサマートリュフを掛けて出来上がり。肉厚のホタテは甘みも感じられ美味。焼いた椎茸の香りも良いです。
・フォアグラのソテー、ペリグーソース
シェフのスペシャリテだそう。フォアグラにトリュフを使ったペリグーは定番の組み合わせで、柔らかく仕上げたナスは違和感無く調和いたします。
・赤ワインのパン(普通のバゲットも有り)
濃厚なソースもご馳走です。お勧めの赤ワインパンにたっぷり付けていただきます。
・ブラッドオレンジのシャーベット、大葉のグラニテ
口直し。上のオレンジシャーベットはハンドタイプのかき氷機で直接グラスに入れてくれるのが面白いです。
・オマール海老、カブ、アメリケーヌソース
こちらも定番。海老がプリプリで美味。イタリアンですが、フレンチの要素もかなり強めのようです。
・究極のナポリタン
パスタはイタリアっぽいですが、日本の料理。通常30gだそうですが、好きなだけいただけるのが嬉しいです。30gですと霞レベルなので、100gいただきました。玉ねぎ、ピーマン、トマトを濃縮したソースに絡めたパスタはやや固めで、現代的な仕上がり。美味。
・フランス産 鳩のロースト 古典赤ワインのソース
メインは牛ほほ肉、蝦夷鹿、鳩から選択可能。付け合せは万願寺唐辛子、胸肉ともも肉、こちらも濃厚なソースで。嬉しいデザートも付きです。
・イタリアンプリン
やや固めで、マスカルポーネチーズが入っているのが「イタリアン」な雰囲気。甘さは抑えられており、カラメルの苦味が効いた美味しいプリンでした。
・ティラミス +¥500
アラカルトで追加。植木鉢に入ったユニークな見た目。こちらのエスプレッソの苦味強めで美味、最後は・コーヒーをいただきゆっくりさせていただきました。
デザート含む8皿でこの価格は魅力的。一皿のポーションは少なめですが、ナポリタンでお腹具合を調節できるのは、とても良いサービスです。シェフ、スタッフの方々もフレンドリーでとても快適なディナータイムを過ごさせていただきました。キャビア、トリュフ、フォアグラと所謂、世界三大珍味を使用し、明確な分かりやすい味付けが好感触。平日ラストオーダー23時と遅くまで営業されているので、色んな状況で利用できそうなお店です。また「ドラスタンド」のピザもいただきにお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした!
「日比谷グルメゾン」「ウラドラ」について、詳しくはこちらをご覧下さい。
お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。