現代里山料理 ZEN HOUSE|自然を感じる優しい日本料理/the 475th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」475日目、本日は和食、2020年3月1日にオープンした「現代里山料理 ZEN HOUSE」にお伺いしました。
場所は銀座5丁目、晴海通り沿いの「ミレニアム 三井ガーデンホテル東京」の地下1階。
三越と歌舞伎座の丁度間くらいにある、比較的新しいホテルです。
落ち着いた雰囲気の店内。奥は暖簾で仕切られた半個室風のテーブル席となっています。
コロナウイルスの影響で、ホテルは空いているようで、非常に静かな環境で食事をいただけます。現在ランチはメニューは・昼餉 ¥3,500(w/o tax)のみです。
まずは今日の料理に使う食材を見せてくれます。
菜の花、根菜、山菜などが美味しい季節。卵、米もこだわりのあるものを使用されているということで楽しみです。
・前菜8種 アスパラガス土佐含め煮、セリと菊のおひたし、筍わかめ、焼きそら豆、赤大根ゆず風味、カボチャのキャラメリゼ、菜の花と独活ワインビネガー西京味噌、ふきの含め煮
素材の自然な甘みや苦味などの味わいを感じられるよう、カボチャ以外はごく薄い味付けのみ 。
・旬の小鉢 ネラの卵のポーチドエッグ、イイダコ、梅肉、里芋ペースト
「ネラ」は野生に近いというオランダ原産の黒い鶏、長野県の西脇ファームのものだそう。淡い色合いの黄身で、卵らしい味のする卵。濃厚とかそういうことではなくピュアなお味で、とても美味しいです。
メインはサワラ、鮭、牛肉の3種から選べましたので、お勧めという牛肉料理を選択。
・嬉野温泉豆腐黒毛和牛 +¥400
佐賀県嬉野温泉の名物だそうで、水ではなく温泉水で調理されています。お肉はトロトロの牛スネ肉。食べているうちに体の中からポカポカしてきます。
食事セットはこのような感じ。
漬物も食感が素晴らしく、何気に上質。
山形県産はえぬきのご飯に秘伝の肉そぼろをかけて。嬉しいお代わり無料です。
肉そぼろは国産の生生姜、北海道産の生醤油、徳島の和三盆を使用。上品な甘みに、生姜の辛味が効いており、とても美味しいです。もちろんお代わりいただきました。
デザートも3種から選べますので春らしい・桜餅を。
馴染みのある関西風の道明寺型。中は甘さ控えめの白餡で塩気も丁度良い、一緒に出していただいた鹿児島県の知覧茶も味濃く香りよく美味しいです。
日本各地のこだわりの食材を、自然な優しい味付けでいただけます。ホテルらしくサービスも非常に丁寧で素敵な時間を過ごすことができるレストランです。夜はカウンターで角打ちも楽しめるそうなので、日本酒好きにも嬉しいお店です。ごちそうさまでした!
「現代里山料理 ZEN HOUSE」について詳しくはウェブサイトをご覧下さいませ。
お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。
・三ヶ日みかんジュース ¥800 もいただきましたが、色からして綺麗なみかん色。静岡県浜松のブランドみかんで太陽を沢山浴びて育てられているそうです。酸味無く、とても自然な甘さで濃厚。大変美味しくいただきました。