ル ジャルダン デ サヴール |ベキャスの超衝動/the 346th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」346日目、本日はフレンチです。当ブログの47日目にご紹介させていただいた「ル ジャルダン デ サヴール」さんに、この時季だけのジビエをいただきにお伺いいたしました。
場所は東銀座6丁目、昭和通りから少し東(築地寄り)に入ったところのビル地下1階。
フランス国旗が目印です。
・キジ、イノシシ、ゴボウのパテ 金柑ソース
いきなり凄い破壊力、金柑好きです。
・潰しジャガイモのトリュフドレッシング和え トリュフ卵トリュフピューレ掛け
素晴らしく良い香り。ジャガイモ、トリュフ、卵を混ぜて三位一体でいただきます。 高級食材なのですが、気取りがなく、親しみの湧く、まったりした雰囲気が良いですね。
・八角風味スッポンの炭火焼と内臓入りそばの実のリゾット
こちらのスッポン料理も絶品。骨付きの前足、リゾットは滋味深い美味。
・温野菜のガルグイユ
フランスを代表する料理人ミシェル ブラス氏直伝のスペシャリテ。ブラス氏はこちらのお店の名付け親でもあり、中澤シェフの想いが沢山込められた逸品。野菜の旨みが強い込んだスープが美味しいです。
・クエのナージュ
上にはトリュフチップ、旨みが沢山詰まった頭は実は最も美味しい部位の1つ。骨が沢山あるので、会話もなく夢中でいただきます。
続いてメイン!
・ベカス(ヤマシギ)のロースト
「ジビエの王様」と呼ばれる希少なベカス。感謝の念が沸き起こる、素敵な見目と香り。 3週間熟成でお味も凄かったです! 今冬はジビエを何度かいただく機会がありましたが、比較にならないほどの力強い旨味。 非常に特徴的ですが、決して「クセのある」という表現は当てはまりません。とにかく旨い!奥に眠る何かが覚醒しそうな衝動。何故かイワシのような味がするもも肉も絶品!
トロッとアンニュイなムードなブレイン、カリカリトーストの乗った内臓も絶品。クチバシから骨までバリバリ残さずいただけます。 そしてベカスとコニャクのソースも超絶。パンに付けるだけで大変なご馳走です。流石は「王様」素晴らしい!
大満足の後は定番のデザート2種で興奮を落ち着けます。
・コニャック風味フォンダンショコラとキャラメルアイス
今は当たり前のファンダンショコラ、なんでも中澤シェフが考案した料理だとか。濃厚ですが、くどさがなく美味しいデザートです。
最後は・コーヒー、小菓子をいただきてゆっくりと。 今日は生涯記憶に残る良い1日でした。またお伺いいたします。ごちそうさまでした!
お立ち寄りの際はトリプルにも遊びに寄ってくださいませ。