るぱたき|人肌感じるカウンターフレンチ/the 508th day
銀座の美味しい飲食店を巡るグルメブログ「銀座6丁目美食日記」508日目、本日はフレンチ「るぱたき」にお伺いしました。
場所は銀座7丁目、並木通り沿い「丸源53ビル」の2階です。
銀座雑居ビルの代表「丸源ビル」、退店している店も多く、廃墟な感じも漂いますが、気にせず入ります。
オープンキッチン、カウンター8席のみのアットホームな雰囲気。今ではカウンターのみのフレンチは当たり前ですが、40年前にこの発想は凄いです。
こちらのお店、見るからに人が良さそうな氏家シェフの叔母さまが40年ほど前、60歳の時に始められたお店をそのまま引き継いだそう。不思議な「るぱたき」という店名は「タキの食事所」の意味です。
最近始められたランチは、コース1種類のみ。本日は・おまかせランチコース ¥6,000(w/o tax)を事前に予約してお願いしました。
・ジャンボ椎茸のスープ、ローストビーフサラダ
すっきりとした爽やで優しい味わいのスープ、サラダも美味。ほとんどの料理が叔母さまのレシピを生かしたものだとか。
・パン
美味しいと思ったら「メゾンカイザー」のものだそうです。クルミの入ったパンと中が緑の抹茶パン。
・キノコの温かいサラダ、ポーチドエッグ乗せ
ベーコン、トウモロコシ、レンコン、トマトなども入ったバランスの良いサラダ、ポーチドエッグを割ってトロトロ卵黄と一緒に食べれば美味しくない訳はありません。
・ブルターニュ産ムール貝の小さなグラタン
熱々、ムール貝も小さめですが、味が濃くて美味、大好物の百合根も沢山入っていて嬉しくなります。
・牛ほほ肉の赤ワイン煮込み
付け合せはアスパラガス、オクラ、ミルポワ、バターライス。ボリューム感も素敵です。トロトロに煮込まれた牛ほほ肉、ぶどうジュースに着けた甘さのあるマスタードを付けながらいただきます。家庭料理をブラッシュアップした味わいで、とても美味しいです。
・一口カレーライス
〆は嬉しいカレーライス、どう見ても一口では食べられません。カレーも創業当初からの定番料理、今日は茄子と野菜のカレーでした。辛さもしっかりあって美味しい。沢山食べた後ですが、余裕でいただけます。
・シュークリーム、バスクチーズケーキ、チョコレートケーキ
デザートは通常1種類なのですが、欲張って全3種類いただきました。男性に人気というシュークリームは名物デザートだそう。しっとりとしたシュー生地とバニラビーンズたっぷりのふわふわクリームが最高!手作りって良いですね。
氏家シェフとお店の親しみの湧く雰囲気も、とても居心地が良く、普通にまったり、最後はコーヒーをいただき、ゆっくりさせていただきました。少し懐かしさを感じるフランス料理は、流行に左右されないオリジナリティを感じられます。まだまだ知らないお店が沢山ありそうな銀座は、やっぱり面白いです。またお伺いさせていただきます。ごちそうさまでした!
「るぱたき」について、詳しくは予約サイト「一休」をご覧下さい。「Go To Eat」も始まりましたので是非ご利用下さいませ。